未曽有(みぞう)ノ猛(もう)台風(たいふう)、襲(おそ)ヒタル~昭和9年室戸台風の記録~ 6月25日(日曜)午後1時30分~3時 会場:2階講座室 講師:当館学芸員 五月女賢司 定員:先着120人 |
昭和9年(1934)9月21日に発生した室戸台風は、近畿地方に甚大な被害をもたらしました。この台風は、現在の吹田市域にも被害をもたらし、豊津尋常高等小学校(現在の豊津第一小学校)では木造校舎が倒壊し、児童51名と教員2名が死亡、岸部尋常小学校(現在の岸部第一小学校)でも木造校舎が倒壊し、児童28名が死亡しました。教師2名が数名の児童を抱きかかえて命を救ったとされる豊津尋常高等小学校での被害は当時メディアでも取り上げられ、美談・哀話として浪曲や風災記念碑が作られるなど、多くの国民の同情を誘いました。 本企画展では、豊津第一小学校で保管されている貴重な資料を中心に当時の風水害を紹介します。 |
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