9/26 朝刊
AI兵器、各国「懸念」 国連規制、米は「拒否」 安保理で公開討論
自公立の協議、スタート 中・低所得層を支援「給付付き税額控除」
映画「国宝」3位からの躍進
トランプ氏、訪日へ調整 来月下旬、新首相と会談想定
折々のことば:3488 鷲田清一
たぶん、どんな人でも人生の終わりのときに、とうとう口に出さなかった言葉をいっぱい持って死んでいくんだ (田中泯)
(天声人語)AIとの距離感は
白い民族衣装を着た女性が、議場のスクリーンから語りかけた。「私は市民権を持っていませんが、個人的な野心や利害関係も一切ありません」。東欧アルバニアの議会で先週、「世界初のAI閣僚」が3分間の演説をした。名前はディエラ。公共入札を担当するという▼▼▼▼▼ディエラは演説でこうも語った。「私は人間に取って代わるのではなく、支援するためにいます」。AIとの望ましい関係は結局、我々の側にかかっている。
(しつもん!ドラえもん:5565)とうほく編
宮城県(みやぎけん)・岩手県(いわてけん)の沿岸部(えんがんぶ)で養殖(ようしょく)され、全国(ぜんこく)トップの生産量(せいさんりょう)をほこる海藻(かいそう)はなにかな?
こたえ
ワカメ
生産量(せいさんりょう)で宮城県(みやぎけん)は全国(ぜんこく)1位(い)、岩手県(いわてけん)は2位(い)。湾(わん)が入(い)り組(く)んだリアス海岸(かいがん)や潮流(ちょうりゅう)のおかげで、栄養豊富(えいようほうふ)な海(うみ)になり、おいしいワカメが育(そだ)つんだ。
9/26 夕刊
Y字路に、魅せられて 渋谷をガイドする京都の大学院生、「都市の非合理性」探究
(時をよむ 論説委員室から)政治の劣化、はびこる不寛容 沢村亙
素粒子
80年前の9月28日の日記に荷風は書いた。自分は愛国者でも英米崇拝者でもなく〈惟(ただ)虐(しいた)げらるる者を見て悲しむものなり〉。前日、天皇がマッカーサー元帥を訪問。
◎
2人が並んだ写真の頒布を政府が禁じると、占領軍はただちにこれを撤回させた。ただし、メディアを統治の道具と位置づけ、都合よく利用する考えに違いはなく。
◎
追従する者の言論の自由は保障し、異を唱える者には鞭(むち)と、権力の本音むきだしのトランプ政権。かつて閣僚が放送局の「停波」に言及した日本もひとごとではなく。
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