No.13 小林一茶句碑 痩かえる(やせがえる)句碑の高さ:135cm 巾:80cm
蛙飛び痩かえる まけるな 一茶 是にあり 俳諧寺 (俳諧寺一茶)
やせがえる まけるな いっさ これにあり
蛙のたたかいは、一匹の雌を争う雄たちの群婚のことです。
一茶はこのような弱者を応援した句をよく作っています。
「七番日記」の文化7年(1810年)8月の条、13年(1816年)の条には「蛙のたたかひ見にまかる4月2日」とも記しています。 以上、*1
前書きに、「武蔵の国竹ノ塚といふに、蛙のたたかひありける 見にまかる。四月廿日なりける」とあります。
この年の4月20日は長男のお七夜だが自身は旅先だったそうです。 *2、*3
この句を詠んだ場所は東京足立区六月町の炎天寺だが時期は不明のようです。 *1
前書きに、「武蔵の国竹ノ塚といふに、蛙のたたかひありける 見にまかる。四月廿日なりける」とあります。
この年の4月20日は長男のお七夜だが自身は旅先だったそうです。 *2、*3
この句を詠んだ場所は東京足立区六月町の炎天寺だが時期は不明のようです。 *1
宝暦13年(1763年)長野県上水内郡信濃町柏原に生まれ、3歳で母に死別、継母に弟が生まれると継子のひがみも加わって継母と反目するようになりました。
撫子(なでしこ)や ままはは木々の日陰花
我と来て遊べや親のない雀
などは、一茶の少年時代の心境の追憶だといわれます。
以上 *2
参考図書
*1 日本名句集成 學燈社
*2 俳文学大辞典 角川書店
*3 一茶集(日本文学大系) 岩波書店
施工(石匠) 下防石材
■写真
上の池の中央に、、「歌碑」はあります