◆9/15 朝刊 朝日新聞
解散構想、違い鮮明 小泉氏「早期に」・石破氏「国会論戦の後」 討論会、9氏舌戦 自民党総裁選
「阻止」判断、大統領選後か 日鉄のUSスチール買収 米報道
国交75年、未開通の橋は 中国・北朝鮮
折々のことば:3205 鷲田清一
ふつうはすばらしい、ということと、なんでもよい、ということはちがいます。
(三浦哲哉)
(天声人語)戦後、最初のベストセラー
あの戦争のあと、最初のベストセラーは英会話の本だった。79年前のきょう、終戦の日から1カ月後の1945年9月15日に刊行された『日米会話手帳』である。すさまじい売れ行きだったようだ。何しろ年末までに360万部が売れたというのだから▼▼▼▼いや、ひょっとすると、本を買い求めた人々は薄々、感じていたのかもしれない。日本が中国で何をしたか。朝鮮半島などで、どんな言語政策をとったか。そこから、占領下の自分たちを想像してはいなかったか▼国会図書館で、会話手帳の復刻版を見た。手のひら大で32頁(ページ)。その旧字体の文を読むと、何ともやりきれない気持ちになる。冒頭にはこうある。「有難(ありがと)う サンキュー」
コメントを投稿
アカウント情報
(名前は必須です。メールアドレスは公開されません。)
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。