◆15/15 水 朝刊
介護保険料、平均6225円 前回から3.5%増 24~26年度
シャープ、TV用液晶撤退 堺工場、生産停止へ
沖縄、困窮する高齢者 米施政下、年金導入遅れ きょう復帰52年
くるぞ、あと1年 まだ低い関心、万博アピール
折々のことば:3086 鷲田清一
椅子もろともリフトに吊られ湯船に入る揚げ物の具になりたるここち
(長尾幹也さん〈大阪府〉)
(天声人語)沖縄復帰52年
メースBやオネスト・ジョンといえば、かつて沖縄に米軍が備えていたミサイルの名前だ。復帰前に作られた巨大な発射台の遺構を見たことがある。分厚いコンクリートの発射口は、対中国として北西に向けられていた▼▼▼▼▼基地の存在は抑止力を高めると説いた防衛大臣について、翁長雄志(おながたけし)元知事が言ったことがある。「沖縄を領土としてしか見ていないのではないか」。かみしめるべき言葉である。
◆5/15 水 夕刊
ふるさと納税、特産品なくても 映画ロケ地で爆破体験ツアー
島根原発の運転差し止め、却下
米と台湾、先月に海軍合同訓練
ジョージア議会、「ロシア法」可決
素粒子
無理無体を重ねた辺野古代執行を「不適切」と答えた知事は、沖縄を別にしてただ1人。先月のアンケートが映す日本の今。
◎
つまり自分たちが同じ目にあっても仕方ないと。多くが口にした「安保は国の専管事項」という思考停止の呪文。「お国のため」で異論封じた戦前を想起。
◎
憲法が掲げる「地方自治の本旨」を危うくする法案審議が進むなか、きょう沖縄復帰52年。
◆ A/N 5 月16日 木 朝刊。夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年5月16木 能登半島地震 136日目
◆5/16 木 朝刊
マイナ機能39%、利用ゼロ 自治体の半数以上利用は3% 検査院調査
規正法案、自民単独提出へ 公明、受け入れず パー券・政策活動費
リニアが影響、水位低下 岐阜県内、工事は継続 JR東海
折々のことば:3087 鷲田清一
ガザをうつすテレビは無臭 戦争は無臭ではない、無臭ではない (小暮里紗さん〈川崎市〉)
(天声人語)つばめ、ついばめ
古い言葉で「メ」は鳥の総称だったそうだ。国語学者の金田一春彦さんが書いている。植え込みで忙しいスズメ。海辺を漂うカモメ。そしていま、ツバメが初夏の訪れを告げている▼▼▼▼▼見上げた巣は補修中らしく、ヒナたちが顔をのぞかせるには、もう少し時間がかかりそうだった。つがいを邪魔せぬようにそっと離れた。駐車場の持ち主さん、掃除が大変だとは思いますが、南からの居候をしばらく許してあげてください。夏本番まで。つばめ、ついばめ、ヒナをはぐくめ。
◆5/16 木 夕刊
加賀屋、おもてなし出向中 地震で休業「ホテルの接客、吸収してきて」 石川の温泉旅館、全国へ100人
1~3月GDP、年マイナス2.0%
規正法改正案、来週にも特別委開催
NYダウ3万9908ドル、最高値更新
素粒子
92年前のけさの新聞は前日の大事件の衝撃を伝える。凶弾に倒れた犬養毅は「不浄の金」を嫌い、組閣の際「なるべく虫の入らない材木を集めよう」と側近に語ったという逸話を残す。
◎
裏金解明せず、政治活動の自由の名の下、身勝手な主張をする面々。虫食う朽ち木のようで。
◎
大局見ず党利に走る政治は国民の不信を深め、日本は転落の道をたどった。5・15の教訓。
コメント
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