11/11 金 夕刊
葉梨法相、更迭検討
團十郎、にらむ人気復活 海老蔵改め襲名披露興行、苦境打開なるか
旧統一教会への質問権行使、表明
ウクライナ、日本人志願兵が死亡
素粒子
ため息ばかり。職責の重さをわきまえぬ軽口法相に、野党と話す1分の時間もないという超ご多忙の国対委員長。
◎
総務相は政治資金で立ち往生。衆院議長は身を潜め、教団批判の嵐が去るのをじっと待つ。政調会長またしかり。
◎
資質欠く面々留め置いて、発言ふらつく首相は外遊へ。「ナチスに学べ」が今も副総裁に納まるこの党ならでは。
11/12 土 朝刊
葉梨法相、更迭 死刑命じる役職、軽視発言 首相、続投から一転
旧統一教会に質問権行使 解散命令請求を視野に調査 文科相表明
営業自粛・休校求めず 第8波、4段階に分類 分科会
折々のことば:2555 鷲田清一
戦争が起こるということは、個人の身体に対する国家の領有権が極限まで拡張するということだ。 (李琴峰〈ことみ〉)
(天声人語)ことばの宝石箱
翻訳とは、しょせん誤解である――。そう書いたのは『翻訳とはなにか』などの著書で知られる評論家の柳父(やなぶ)章だった。異なる世界を自らの言語に変換して伝えるとき、それはどこまでいっても「私たちなりの理解」に過ぎないのだと翻訳史の専門家は言いたかったのだろう▼▼▼▼そうした翻訳語を「多くの人が咀嚼(そしゃく)し、自分の理解にして日本の発展につなげていった」と同館司書監の倉橋哲朗さん(54)。新たな訳語は世界を日本に伝えただけでなく、日本語を変え、日本の社会を大きく変えた▼言葉は「宝石箱」なのだとも柳父は記した。最初は空っぽだが、宝石が入る箱。生まれたときは意味が伴わなくとも、徐々に言葉として「人々を惹(ひ)きつける」ようになるのだと。先人たちの「誤解」に敬意。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。