朝日新聞 記事 -平成31年1月8日(火)-リレーおぴにおん ①火のいざない五
「紅蓮の鬼夜 時代に合わせ」
福岡県久留米市「大善寺玉串宮の「鬼夜」が日本三大②火祭りの一つ
③竹制の鬼夜のたいまつは「ポンポン」と音を立てて破裂し
①②③の「火・日本三大火祭り・竹制のたいまつに、<火がついた> / ブログアップの本心 竹と日本人・・・
カクカク しかじか・・・・・
1■ 大善寺玉垂宮の鬼夜
火祭は、闇夜に轟々と灯る松明やかがり火の炎が印象的な神事です。全国にたくさんありますが、ここでは伝統的な久留米の「大善寺玉垂宮の鬼夜」、福島の「松明あかし」、太宰府の「鬼すべ神事」を「日本三大火祭」としてご紹介します。
なお、外してしまいましたが捨てがたい火祭を、次項の「日本三大火祭の異説」の中でご紹介しますので、合わせてご覧ください。
大善寺玉垂宮の鬼夜(だいぜんじたまたれぐうのおによ)
古式にのっとり、大松明を引き廻す
久留米の大善寺玉垂宮では、大晦日から正月7日まで神事「鬼会」が行われます。その最終日が、国指定重要無形民俗文化財となっている「大善寺玉垂宮の鬼夜」です。神事は、闇夜の中、日本一と言われる大松明6本に火を灯し、氏子若衆が本殿を回ります。この松明の火を浴びると無病息災と言われており、多くの人々で賑わっています。
この行事は約1600年前の仁徳天皇の時代、人民を苦しめていた賊徒を松明の光で探し出し、討ち取って焼いたことに始まると伝えられています。
【大善寺玉垂宮の鬼夜データ】
会期と会場 1/7 大善寺玉垂宮 問い合わせ先 大善寺玉垂宮 福岡県久留米市大善寺町宮本1463 大善寺玉垂宮の鬼夜(久留米観光コンベンション国際交流協会)
2■ 松明あかし(たいまつあかし)
10mの高さがある大松明への点火
須賀川で毎年11月に開催される「松明あかし」では、五老山山頂に高さ10m、重さ3トンの大松明22本と、須賀川城に見立てた仕掛け松明を五老山山頂に立て、点火させます。赤々と燃え上がる炎は、まさに壮観の一言。また町では小松明行列なども練り歩きます。
祭は、戦国時代の天正年間(16世紀)、多くの戦死者を出して須賀川城が落城した後、死者を慰めるために人々の間で始まったと伝えられています。新しい領主の目をはばかり、ムジナ(タヌキ)狩りと称して、現在まで続けられてきました。
【松明あかしデータ】会期と会場 11月第2土曜日 五老山、須賀川市市街地 問い合わせ先 松明あかし(須賀川市松明あかし実行委員会)
3■鬼すべ神事(おにすべしんじ)
太宰府天満宮で毎年1月7日に行われる「鬼すべ神事」は、災いを防ぎ、開運を願う火祭です。鬼を退治する者、鬼を守る者、そして鬼役のそれぞれに氏子たちが分かれ、炎の攻防戦となります。
この神事は、菅原道真公の曾孫である輔正(すけまさ)によって平安時代の寛政年間(10世紀)に始められたと伝えられています。福岡県指定重要無形民俗文化財です。
【鬼すべ神事データ】会期と会場 1/7 太宰府天満宮 鬼すべ堂 問い合わせ先
太宰府天満宮 福岡県太宰府市宰府4-7-1 鬼すべ神事(太宰府観光協会)
④◆ 日本三大火祭の異説
前項では「日本三大火祭」として、「大善寺玉垂宮の鬼夜」「須賀川の松明あかし」「太宰府の鬼すべ神事」をご紹介しました。しかし、他にも外しがたい有名な「火祭」がありますので、異説として、あと二つご紹介します。
4■向田の火祭(むこうだのひまつり)
巨大な大松明が一気に点火され、火柱を上げる
毎年7月に能登島で開催される「向田の火祭」は、石川県指定無形民俗文化財です。伊夜比咩(いやひめ)神社から切籠(きりこ;奉灯)と神輿を、30mの大きな柱松明が建てられている御旅所である広場まで渡御します。そこで神輿は柱松明の周りをまわり、そして松明には火が投げ込まれます。この大きな火焔が倒れると、その先に付けられていた御幣を人々は競い合って取りあうのです。
祭の起源は、はっきりしたことがわかっていません。夏越神事に起源し、災いを払う鎮火祭とも考えられています。 【向田の火祭データ】会期と会場 7月最終土曜日
向田町崎山広場 問い合わせ先 伊夜比咩神社 石川県七尾市能登島向田町115-26
向田の火祭(能登島観光協会オフィシャルサイト)
5◆鞍馬の火祭(くらまのひまつり)
数多くの松明が集まる「鞍馬の火祭」
「鞍馬の火祭」は、かがり火の炎と神輿の練り歩きで有名な京都でも名高い火祭で、1000年の歴史があると伝えられています。【鞍馬の火祭(由岐神社例祭)データ】10/22
由岐神社(京都府京都市左京区鞍馬本町)
6◆どんど焼き 左義長(さぎちょう、三毬杖)とは、小正月に行われる火祭りの行事。
地方によって呼び方が異なる(後述)。日本全国で広く見られる習俗である
あわんとり(千葉県南部・茨城県南部)
お焚き上げ(神社で行事としてする場合)
鬼火、鬼火焚き(九州)[2]
おねっこ(宮崎県、鹿児島県)[5][6]
おねび、おねび焼き(九州の一部)[2]
おねぶ焚き(九州の一部)[5]
おんべ焼き(単におんべとも)
御柴灯(おさいとう)
かあがり(長野県南佐久郡小海町、南佐久郡南相木村、北相木村)
かんじょ(新潟県村上市岩船)
さいと焼き(神奈川県横須賀市鴨居八幡)
さぎっちょ(富山県、石川県、福井県、岐阜県、高知県、福岡県八女市、京都府京都市左京区)
しんめいさん(広島県東広島市安芸津町)
道祖神祭り
とうどうさん(愛媛県東予地方)
とんど(奈良県、広島県、岡山県)
とんど焼き(近畿とその周辺、東京都)
とんど正月(兵庫県播磨地方)
どんと
どんどや(九州)
どんど焼き(山梨県の一部地方、愛知県の一部地方)
どんど焼き(群馬県、愛媛県南予地方)
とんどさん(鳥取県)
どんどん焼き(山梨県の一部地方)
ほうげんぎょう、ほっけんぎょう、ほんげんぎょう(九州北部)[1][2]
やははいろ(東北)
7◆ お松明|修二会|年中行事|華厳宗大本山 東大寺
お松明は、本来、二月堂に上堂する練行衆の道明かりとして灯されるので、12日の籠松明が有名だが、修二会期間中の3月1日 ... 12日の籠松明ともなると、長さ6mほどの根付きの竹の先端に、杉の葉やヘギ・杉の薄板で籠目状に仕上げ、直径1mほどの大きさの ... 3月12日, 19時半, 11本, 約45分間(奈良公園周辺の交通規制、二月堂付近への入場規制有り) ※ニュースなどをごらんになって、お松明
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