元気で遊びたい
①なずな ②はこべ ③すずしろ ④せり ⑤すずな ⑥ごぎょう ⑦ほとけのざ
おじいさんと全てを取りにいた 今は・・・・
説話[編集]
- 唐の楚国に、大しうという親孝行者がいた。両親はもう百歳を越し体がままならず、そんな両親を嘆き悲しんだ大しうは、山に入って21日間もの苦行を行い祈願した。
- 「私に老いを移してもいいのでどうか両親を若返らせてください」
- そこに天上の帝釈天からお告げがあった。
- 「そなたの願いを聞き入れた。須弥山の南に齢8000年の白鵞鳥がいるが、この秘術をぬしら親子に授ける。ついては、
- 一口で10歳、七口で70歳若返るので、ついには8000年生きることができよう。」大しうはこの教えを繰り返し暗唱すると、この日は正月であったのですぐに山を降りて7種類の草を集め、6日の夕方から教えの通り、不思議な心持ちで夜通し草を叩いた。朝になり、東から汲んだ水で炊いて両親に食べさせたところ、たちまち若返ったのはいうまでもない。これが世に伝わり、噂を聞いた当時の帝はこの親孝行に感動して位を譲った。[1]
すなわち、七草の由来とともに、ここでは親孝行の功徳を説いた話だったのである[2]。
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