熊本地震 (2016年) - Wikipedia
朝日新聞 6/2 18頁
熊本地震(くまもとじしん)は、2016年(平成28年)4月14日21時26分(日本標準時[注釈 1])以降に熊本県と大分県で相次いで発生している地震である。
気象庁震度階級では最も大きい震度7を観測する地震が4月14日夜(前記時刻)および4月16日未明に発生したほか、5月14日9時までに最大震度が6強の地震が2回、6弱の地震が3回、発生している[JMA 2]。 このうち最大震度7の地震は、日本国内の震度7の観測事例としては4例目(九州地方では初)[4]と5例目[JMA 3]である[注釈 2] 。 最大震度3の地震、熊本県天草・芦北地方
最大震度3の地震、熊本県天草・芦北地方
震度3 | |
熊本県 | 八代市宇土市宇城市氷川町 |
---|---|
震度2 | |
熊本県 | 熊本西区熊本南区嘉島町上天草市芦北町 |
震度1 | |
熊本県 | 熊本中央区熊本東区熊本北区玉名市合志市熊本美里町益城町甲佐町山都町水俣市天草市人吉市球磨村 |
長崎県 | 諫早市雲仙市南島原市 |
鹿児島県 | 鹿児島出水市霧島市伊佐市さつま町長島町 |
震度について
震度7 | 耐震性の低い木造建物は、傾くものや、倒れるものがさらに多くなる。 |
震度6強 | はわないと動くことができない。飛ばされることもある。 |
震度6弱 | 立っていることが困難になる。 |
震度5強 | 物につかまらないと歩くことが難しい。 |
震度5弱 | 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。 |
震度4 | ほとんどの人が驚く。 |
震度3 | 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。 |
震度2 | 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。 |
震度1 | 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。 |
震度0 | 人は揺れを感じない。 |
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