No. 5 雲門文偃禅師語録碑 日々是好日(にちにち これこうじつ)
詩碑の高さ:110cm
日々是好日 にちにち これ こうじつ
雲門文偃禅師(うんもんぶんえんぜんじ:864-949)*4の言行録「雲門広禄」にある諭し歳月人を待たず、二度とない今日一日を大切に全身全霊で生きることができれば「好日」
春に百花あり 夏に涼風あり 秋に紅葉あり 冬雪ありて凉しかりけり
若し閑事の心頭に挂ぐ(かかぐ)無くんば 便ち是れ人間の好時節
道元
はるにひゃっかあり なつにりょうふうあり あきにこうようあり ふゆゆきありてすずしかりけりもしかんじの しんとうにかかぐなくんば すなわち これ にんげんのこうじせつどうげん
無門慧開禅師の門下の南泉禅師と趙州禅師との問答で、南泉が「道(どう)とは」と問うと趙州が「平常心是道(へいじょうしん これ みち」と答え、問答がつづいたあと、無門が評して、まだ30年禅に精進せよ、「春は百花・・・」それだけでよい、つまらないことを
心にかけなければそれが幸せな生活(四季いつもが好時節)だ と説いた。*1春は百花の原作は無門慧開禅師(1182-1256)か
禅家語録Ⅱの第19 平常是道には
春有百花秋有月 夏有涼風冬有雪 若無閑事挂心頭 便是人間好時節 とあって、詩碑にある道元の詩とは異なっています。
道元禅師(曹洞宗の開祖、大本山永平寺の開祖(1200-1253))には
春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて涼しかりかりけり という語録があります。*2
これを道元の言葉か検証がいると書いている本もあります。*3
参考図書
*1 禅家語録 Ⅱ (世界古典文学全集) 筑摩書房
*2 日本名僧論集 吉川弘文館
*3 国文学 解釈と鑑賞 至文堂
*4 禅と東洋の心 楽道庵ホームページ
4枚の写真は、2008/6/5に、挿入
2006年春?
詩碑の高さ:110cm
日々是好日(にちにち これこうじつ)
採拓の寸法
縦 60
横 45
設置場所
□5のとこ
詩碑の高さ:110cm
日々是好日 にちにち これ こうじつ
雲門文偃禅師(うんもんぶんえんぜんじ:864-949)*4の言行録「雲門広禄」にある諭し歳月人を待たず、二度とない今日一日を大切に全身全霊で生きることができれば「好日」
春に百花あり 夏に涼風あり 秋に紅葉あり 冬雪ありて凉しかりけり
若し閑事の心頭に挂ぐ(かかぐ)無くんば 便ち是れ人間の好時節
道元
はるにひゃっかあり なつにりょうふうあり あきにこうようあり ふゆゆきありてすずしかりけりもしかんじの しんとうにかかぐなくんば すなわち これ にんげんのこうじせつどうげん
無門慧開禅師の門下の南泉禅師と趙州禅師との問答で、南泉が「道(どう)とは」と問うと趙州が「平常心是道(へいじょうしん これ みち」と答え、問答がつづいたあと、無門が評して、まだ30年禅に精進せよ、「春は百花・・・」それだけでよい、つまらないことを
心にかけなければそれが幸せな生活(四季いつもが好時節)だ と説いた。*1春は百花の原作は無門慧開禅師(1182-1256)か
禅家語録Ⅱの第19 平常是道には
春有百花秋有月 夏有涼風冬有雪 若無閑事挂心頭 便是人間好時節 とあって、詩碑にある道元の詩とは異なっています。
道元禅師(曹洞宗の開祖、大本山永平寺の開祖(1200-1253))には
春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて涼しかりかりけり という語録があります。*2
これを道元の言葉か検証がいると書いている本もあります。*3
参考図書
*1 禅家語録 Ⅱ (世界古典文学全集) 筑摩書房
*2 日本名僧論集 吉川弘文館
*3 国文学 解釈と鑑賞 至文堂
*4 禅と東洋の心 楽道庵ホームページ
4枚の写真は、2008/6/5に、挿入
2006年春?
詩碑の高さ:110cm
日々是好日(にちにち これこうじつ)
採拓の寸法
縦 60
横 45
設置場所
□5のとこ
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