No. 8 萬葉歌碑 防人に(さきもりに)
万葉集 巻20 (国語大観 4425)
歌碑の高さ:86cm 巾:40cm
万葉集巻二十 防人の歌
防人に 行は誰が背と 問う人を 見るが羨ましさ 物思もせず 淳子書
さきもりに ゆくはたがせと とうひとを みるがともしさ ものもいもせず 「背」:背のきみ(夫)
【原文】
佐伎毛利尓 由久浪多我世登 刀布比登乎 美流我登毛之佐 毛乃母比毛世受
防人となって行く中の、あれは誰の旦那だろう、と見物の中に混じって気軽に聞く人を見るのが羨ましい。
(あんな気楽な気持ちになりたいものだ、私は自分の夫を行かせるのに)
万葉集の中で「昔年の防人の歌八首」の一首(詠人は防人の妻とあるだけで、名は不詳)
防人は古代に国境警備の任務についた人で、筑紫・壱岐・対馬に派遣された兵士のこと。主として東国の農家の人があてられ、妻子を故郷に残して三年間服務しました。
参考図書
萬葉集(新日本古典文学大系)巻4 岩波書店
施工:下防石材
万葉集 巻20 (国語大観 4425)
歌碑の高さ:86cm 巾:40cm
万葉集巻二十 防人の歌
防人に 行は誰が背と 問う人を 見るが羨ましさ 物思もせず 淳子書
さきもりに ゆくはたがせと とうひとを みるがともしさ ものもいもせず 「背」:背のきみ(夫)
【原文】
佐伎毛利尓 由久浪多我世登 刀布比登乎 美流我登毛之佐 毛乃母比毛世受
防人となって行く中の、あれは誰の旦那だろう、と見物の中に混じって気軽に聞く人を見るのが羨ましい。
(あんな気楽な気持ちになりたいものだ、私は自分の夫を行かせるのに)
万葉集の中で「昔年の防人の歌八首」の一首(詠人は防人の妻とあるだけで、名は不詳)
防人は古代に国境警備の任務についた人で、筑紫・壱岐・対馬に派遣された兵士のこと。主として東国の農家の人があてられ、妻子を故郷に残して三年間服務しました。
参考図書
萬葉集(新日本古典文学大系)巻4 岩波書店
施工:下防石材
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