先日(3/10)に、お知らせしました2008年3月予定。
第1弾はその1、第4回まちなかアート探索会の報告です。
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3月11日 火 大阪市立ごみ焼却場 舞洲工場
「現代美術を愉しもう塾」の開催-見学-
日 時:3月11日(火)雨天決行
集 合:9:00JR吹田駅改札前(さんくす広場 2階)
吹田駅発9:11(大阪駅着9:21)
大阪駅発9;31夢咲線桜島駅行き(着9:45)
・慌ただしく、それ切符・・・吹田駅ホームで皆さん!!。
・大阪駅<1番ホーム大混雑>→福島→野田→西九条→ユニバーサルシティ<慌て て降りた者1人・・降りる所は終着駅 桜島<ユニバー駅はエンターテイメント!! なんて、イイワケ> 。
・14名と慌て者1名の15名のご一行は、バス待ちきれずか、タクシーにて/桜島から
10分内。
・15名のご一行は、市民7名 学生3名 塾生5名。
・暖かいお迎え・・5階で説明・放映等を受け・・5~2階へと・・ただただ、ゴミの現実・ 設備の大きさ・芸術の偉大さが入り交じり、「驚嘆」。
●舞州ゴミ焼却場●
おとぎの国を思わせる不思議な舞州ゴミ焼却場の外観は、オーストラリア、ウィーンの芸術家であるフリーデンスラィヒ・フンデルトヴァッサー氏によりデザインされたもの。
・所在地:大阪此花区北港白津1-2-48
・敷地面積:約33.000㎡
・処理能力:焼却設備 900トン/日
粗大ごみ処理設備 170トン/日
・事業費:約609億 ・工期: 着工 平成9年3月
竣工 平成13年4月
・建築規模: 紙面の都合で割愛
驚嘆
煙突
へ~ ホン 百水<フラデルトヴァッサー氏の和訳名の雅号>/百水・・デシベル
煙突 内筒鋼板製 外周鉄筋コンクリート製 高さ 120m
-煙突 / 頂いた資料-
建物は高いほど、醜いものは遠くまで見え、最悪の環境公害となるので、建築家は一 層 環境に対して注意を払わねばなりません。
人間が不法に占拠してきた自然の領土を、もう一度自然に帰してやるべきで、そのため に森のように緑化を行う必要があるのです。
どんな煙突が自然なのか、自然にどんな影響を与えるのかを考える場合、人々の夢との調和を考えなければなりません。
そういうわけで、私は遠くの人にも近くの人にも楽しめ、同時に高層ビルの工業化した醜さと好対象となりうる芸術として、この煙突を創ろうと試みました。
建物における悲惨ともいえる非人間的な不愉快さは、直線と画一性、無感情な冷たさ、攻撃的で無感動かつ心の通わぬ残酷さ、芸術性の無さ、砂漠のような鈞一性、殺人的不毛性の欠如というもので表現されています。
絶対的な合理主義の時代は終わろうとしています。これからの新しい価値観は、より高 度な生活水準を求めるよりも、ロマンチシズムへの憧れ、個性化 特に創造性の重視、自然との調和された生活への追求です。
この煙突は、これから1000年間に芽生えてくるあたらしい生命のシンボルとなるものです。
大阪の舞州焼却工場は、技術・エコロジー・芸術の融合を表現したひとつのシンボルです。
自然と調和して生きよう。
私たちが自然の調和を乱してまで所有したものを自然に返そう。
そして私たち人間として伸びやかに生きる夢を取り戻そう。
命あるものが、調和できない偽りの美しい世界を切望することなく。
よかった!
また、きたい。
記念写真は・・・・・。
工場前から大阪市バスに乗り<200円>、「舞州」をバスより見学<大阪オリンピックを当て込んで作られたられた諸々施設?>しながら、来るときの「此花大橋」
→「ユニバーサルシティ駅前」→「桜島駅<バス降りる」。
・写真は、舞州から此花大橋にかかる手前の交差点・・バスの最前より撮影。
右が「あの煙突/120m・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
フンデルトヴァッサー氏からのメッセージ / 頂いた資料を転記
焼却工場と煙突は一体の物です。
大きく攻撃的で冷たい表情を持つ建物は、人間おのおのがもっている創造性を活か すことにより、人間らしさを 取り戻すことができます。
建物の外観は中で何が行われているかを表現しています。
立ちのぼる赤と黄色のストライブは焼却行程の炎をあらわします。
屋根の緑化は自然と調和した人間生態的(エコロジー)コンセプトを象徴するもので す。
この緑化は単に象徴的なものだけでなく、実際に大阪の人達、特にここで働く人のために空気を清浄します。
誰でも、自然と人間性を無視した醜い工場より、屋根に樹が育っている美しい城で働くことを好むでしょう。
たいていの工業団地の攻撃的な外観は、人間の心を痛める最悪の環境公害である
攻撃的な視覚公害をもたらしています。
大阪の焼却工場は、人間的な手段で生まれ変わるので、人々は誇りを持ち、親しい友人 のように考えれるでしょう。
大阪の人々、さらに世界の人々にとって、注目すべき偉業となる新しいブラドマークが作られるでしょう。
陽気な天候・会話も弾み知らぬ間の徒歩10分・・「天保山渡船場」。
-大阪市営渡船場は8カ所とか/渡船は無料-
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続きは、対岸の「海遊館」・「渡船内の様子」・「海遊館で散会し別行動となった-大阪時間/大阪・アート・カレイドスコープ2008-」を予定しています。