◆10/17 木 朝刊 朝日新聞
(アメリカ大統領選2024 ハリスの実像:1)多様性の象徴、向き合う分断
(一票の先に 2024衆院選)若者たち、将来どう描けば
国の基金残高、膨張18兆円 国債の金利上昇、国民負担増も
折々のことば:3236 鷲田清一
言葉果つるところに言葉が生まれるということの不思議さ、それが歌じゃ ないかなと思う。 (鶴見和子)
(天声人語)あれから1年で
1年という時間が過ぎるのは早いか、遅いか。その人によって感じ方は大きく異なるに違いない。旧ジャニーズ事務所が、ジャニー喜多川氏による性加害の事実を認めたのは去年の9月だった。それから、もう1年か、いや、まだ、やっと1年か▼▼▼▼▼1年が過ぎ、私たちの社会は何か変わっただろうか。傷つきながらも、声を上げられずにいる人の存在に気づき、痛みを感じとれる社会に近づいているだろうか。そんな問いを一人つぶやき、首を振る。今年の紅白歌合戦を、私は楽しめないかもしれない。
★ (しつもん!ドラえもん:5232)すいみん編
寝不足(ねぶそく)やスマホの見過(みす)ぎで目(め)が疲(つか)れると、目(め)の下(した)が黒(くろ)く見(み)えることがある。何(なん)と呼(よ)ぶかな?
★ くま
寝不足(ねぶそく)になると血(ち)のめぐりが悪(わる)くなることから起(お)こるんだ。歌舞伎役者(かぶきやくしゃ)が表情(ひょうじょう)を強調(きょうちょう)する化粧(けしょう)「隈取(くまど)り」に由来(ゆらい)しているとされるよ。
▲ 「憲法の番人」をチェック 最高裁判所裁判官6人に国民審査、27日投票
▲ ■何のための別学、議論して 多賀太さん(教育社会学者)
別学か共学かという論争は、一部のエリート校だけの問題ではありません。様々な階層や学力レベルごとに、別学と共学それぞれの必要性と長所、短所についての議論があり得ます。
この論争は従来、平行線をたどりがちでした。論者によって性やジェンダーへの価値観、教育の目標、効果、方法などの関心や議論の照準がバラバラだったことが一因です。
「男女七歳にして席を同じうせず」という儒教の教えの信奉者や、逆に男女を分けること自体が差別であり不自然だという信念から共学を支持する人が重視しているのは、倫理観です。ただ、現在の別学・共学論争で多くの人が最大の関心を向けているのは、教育効果でしょう。それも、人格形成、学業達成、成人後の役割のいずれの目標に対する効果なのか、ふわけして論じる必要があります。
たがふとし 1968年生まれ。関西大教授。著書に「男子問題の時代?」「男らしさの社会学」など。一般社団法人「チェンジングメン」の共同代表。
朝日 なにわ柳壇 大阪 版20頁 第一句 あがいても人は 【評】努力や苦悩 /朝日カルチャーセンター 皇太墓決定の背景に迫る 泉涌寺/思い出多し 京都市 孝明天皇陵
◆10/17 木 夕刊 朝日新聞
「合同バンド」溶け合う音色 吹奏楽部でも進む地域移行 練習場所の確保や楽器運搬…課題も
北朝鮮、韓国を「敵対国家」と改憲か
北海道の養鶏場で鳥インフル
石破首相、靖国神社に真榊奉納
素粒子
そろそろ紅白の季節となりました。時候の挨拶(あいさつ)のように、NHKが旧ジャニーズタレントの起用を再開。「総合的に判断」とは、政治家風な言いぶりで。
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実態解明も再発防止もまだなのに、背に腹はかえられぬ、となし崩しにする姿には見覚えがある。非公認の裏金議員を推薦し「クリーンな政治」とは笑止。
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みそぎは終わったとか、年忘れだとか、言われてたまるか。