No. 2 萬葉歌碑 石走る(いわばしる)
萬葉集 巻12 (国歌大観3025) *1
歌碑の高さ:55cm 巾:60cm
いわばしる たるみの きみにこうらく
石走る 垂水の水のはしけやし 君に恋ふらく わが心から
青蔦子書
【原文】石走 垂水之水能 早敷八師 君尓恋良久 我情柄 *1 *2 吾情峨柄」と書いている書物もあります。
(垂水は滝の古語、また、はしけやしは萬葉集に「はしきやし」とあり、はしきは水の流れが早いことの意)
歌を詠んだ人は不明ですが、岩盤をほとばしり落ちる水に託して恋の激情を詠いあげたものです。
万葉集巻十二「物に寄せて思いを陳べたる歌 一百五十首」の中に収録されています。
万葉集の中で「石はしる垂水」をうたった歌には次のようなものがあります。
石激る(ばしる) たるみの上の さわらびの 萌え(もえ)出(い)づる春に なりにけるかも 歌碑が垂水神社とJR吹田駅前にあります。 *3 *4
命(いのち)をし 幸(さを)く吉(よ)けむと 石走る たるみの水を 結びて飲みつ
*3「はしき」と「恋ふ」を詠った類句には 我が心 焼くも我なり はしきやし 君に恋ふるも わが心から(国3271)があります。*1
参考図書
*1 萬葉集(新日本古典文学大系) 巻3 岩波書店
2 新編国歌大観 巻2 私撰集 歌集 角川書店 (新編国歌大観では番号は 3029)
*3 萬葉集(新日本古典文学大系) 巻2 岩波書店
*4 全国文学碑総覧 紀伊国屋書店
3枚の写真は、2008/6/5に挿入
いずれも、彦坂様より
碑の高さ
55cm*巾 60cm
2006年春?
採拓の寸法
57*68cm
設置場所
□2の場所
萬葉集 巻12 (国歌大観3025) *1
歌碑の高さ:55cm 巾:60cm
いわばしる たるみの きみにこうらく
石走る 垂水の水のはしけやし 君に恋ふらく わが心から
青蔦子書
【原文】石走 垂水之水能 早敷八師 君尓恋良久 我情柄 *1 *2 吾情峨柄」と書いている書物もあります。
(垂水は滝の古語、また、はしけやしは萬葉集に「はしきやし」とあり、はしきは水の流れが早いことの意)
歌を詠んだ人は不明ですが、岩盤をほとばしり落ちる水に託して恋の激情を詠いあげたものです。
万葉集巻十二「物に寄せて思いを陳べたる歌 一百五十首」の中に収録されています。
万葉集の中で「石はしる垂水」をうたった歌には次のようなものがあります。
石激る(ばしる) たるみの上の さわらびの 萌え(もえ)出(い)づる春に なりにけるかも 歌碑が垂水神社とJR吹田駅前にあります。 *3 *4
命(いのち)をし 幸(さを)く吉(よ)けむと 石走る たるみの水を 結びて飲みつ
*3「はしき」と「恋ふ」を詠った類句には 我が心 焼くも我なり はしきやし 君に恋ふるも わが心から(国3271)があります。*1
参考図書
*1 萬葉集(新日本古典文学大系) 巻3 岩波書店
2 新編国歌大観 巻2 私撰集 歌集 角川書店 (新編国歌大観では番号は 3029)
*3 萬葉集(新日本古典文学大系) 巻2 岩波書店
*4 全国文学碑総覧 紀伊国屋書店
3枚の写真は、2008/6/5に挿入
いずれも、彦坂様より
碑の高さ
55cm*巾 60cm
2006年春?
採拓の寸法
57*68cm
設置場所
□2の場所
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