６０きょうちゃん(いろいろあって・・）06 朝 起きたら太陽拝み ふらふらせん と やらにゃ～ 日が暮れたら寝せい ・・・

どうして ◆ A/N 令和7年6/13 金 朝刊 夕刊 朝日新聞 こうなるの

6/13　金 朝刊
参院選、７月２０日投開票へ　政権、国会延長しない方針
　　物価高・賃上げ分、反映へ　医療・介護予算、方針転換　骨太方針
　　インド機、市街地墜落
　　折々のことば：３４２１　鷲田清一
　手にしている技術をあまりにも容易に使えるようになると、技術が表現を許すものだけを表現するようになる。　（イサム・ノグチ）

（天声人語）ポスターが輝いた時代
駅前を歩いていて、巨大な板が目に付いた。きょう告示される東京都議選で、候補者のポスターを貼る掲示板だ。近く予定される参院選と兼ねているので大きくなったとか。まだ白い板を眺め、ネット時代に選挙ポスターが果たす役割を考えた▼▼▼▼▼存在感が薄れたポスターも、こんな形で注目されたくはないだろう。街中でふと目にとまって、「有権者の私」が始まることもある。スマホからではない、そんな情報もいい。

◆（しつもん！ドラえもん：５４６３）なつやさい編
　イタリア語（ご）でズッキーニは「小（ちい）さな○○○○」といわれるよ。「○○○○」は何（なん）の野菜（やさい）？

◆こたえ
　カボチャ

　ズッキーニは、形（かたち）がキュウリに似（に）ているけど、カボチャの仲間（なかま）だよ。黒（くろ）っぽい緑色（みどりいろ）や鮮（あざ）やかな黄色（きいろ）まで品種（ひんしゅ）はさまざま。油（あぶら）で炒（いた）めて食（た）べるとおいしいよ。



 
6/13　金 夕刊

イスラエル、イラン核施設空爆
首都の選択、日本映す　都議選スタート
全てのコメ、転売禁止
素粒子
　「ある」とは言うけど「とった」のは見たことがない任命責任。さて暴走迷走右顧左眄（うこさべん）の末に公認予定者を降ろした党首の責任は？　すねに傷もつ者、ほかにも抱えて。
　　　　　　◎
　無実の人の勾留を請求し続けた捜査当局の罪は、深く重く。ではその求めに応え、結果として無実の人を死に至らしめた責任は？　「裁判の独立」に逃げ込んで頬かむりでは、いつかまた同じことを。
　　　　　　◎
　問われているのは「組織の長」としての監督責任ではなく、自らの行いに起因する「あなた個人」の責任。だけど知事の耳に念仏。

恥ずかし ◆ A/N 令和7年6/12 木 朝刊 夕刊 朝日新聞 ・・・聴く パンダ

 

 

 

　 6/12　木 朝刊　
「違法捜査」判決確定へ　都・国、上告断念　警察・検察…謝罪、検証へ　大川原化工機訴訟
首相、衆参同日選見送りへ　不信任案、立憲不提出方針受け
自公、１人２万円給付案　参院選公約、非課税世帯さらに２万円
学術会議法人化法、成立　国の管理強まる懸念残す
折々のことば：３４２０　鷲田清一
泣くべきときに泣いておけば胸には何もたまらない。　（永井隆）
　
　（天声人語）低出生率のわな
　日本は、典型的な「低出生率の罠（わな）」に陥っている――。英国の人口学者ポール・モーランド氏は近著『人口は未来を語る』で、少子化が進む日本をそう分析した。「罠」とは、出生率が低下すると子どもを持つことへの意識や価値観が変わり、さらに低出生率を招くことを指す▼▼▼▼▼大切なのは、自分の生き方を自分で決められるとだれもが思えることだ。「子どもを増やすこと」ばかりを重視する政策ならば、罠から逃れることはできないだろう。

◆（しつもん！ドラえもん：５４６２）なつやさい編
　キュウリは３千年（ぜんねん）ほど前（まえ）から、インドの山（やま）の近（ちか）くで栽培（さいばい）されていたらしいよ。どこかな？

◆ こたえ
　ヒマラヤ

　世界一（せかいいち）高（たか）い山（やま）、エベレストのふもと一帯（いったい）だね。キュウリは、日本（にほん）には１０世紀以前（せいきいぜん）に中国（ちゅうごく）から伝（つた）わったとされ、明治時代（めいじじだい）から栽培（さいばい）が盛（さか）んになったらしいよ。
 



 

6/12　木 夕刊

亡き夫と握る、一つ星　仏ミシュラン、女性すし職人で世界初
男女平等、またＧ７最下位　全体１１８位、政治分野で低下
素粒子
　なびかぬ大学や研究者をおとしめ、力でねじ伏せ、学問の自由を侵し、国を危うくするトランプ流。
　　　　　　◎
　〈人の身の上に起（おこ）ることは／我が身にも起りうること／よその国に吹き荒れる嵐は／この国にも吹き荒れるかもしれないもの〉。９９年前の今日生まれ、戦中戦後の閉塞（へいそく）と混乱を経験した茨木のり子は想像力を持つ大切さを詩に込めた。
　　　　　　◎
　５年前の任命拒否の理由をうやむやにしたまま、学術会議つぶし法が成立。参院本会議で軍事研究への貢献をあからさまに迫る維新議員の演説を、暗然として聞く

ええ ◆ A/N 令和7年6/11 水 朝刊 夕刊 朝日新聞 そら ええけど

 

 

6/11 日　水　
地元同意待たず、核燃料装荷　柏崎刈羽６号機、再稼働「本命」に　東電が方針転換か
野田氏、不信任案見送り検討　同日選回避狙う？　Ｇ７後、判断
米政権、海兵隊派遣へ　州兵４千人に倍増　ロス抗議デモ
備蓄米、２０万トン追加放出　都議選・参院選、意識の見方も
折々のことば：３４１９　鷲田清一
　努力すれば必ず運がむいてくるっていう教訓自体が大変功利的で、オレはかえってダメだと思うな。　（今東光）
　　
　（天声人語）ミョウガの香り
　じめじめした梅雨時、たっぷり薬味を添えた食事で心身に活を入れている。大葉にネギ、ショウガ。なかでもミョウガは、シャキシャキとした歯触りとさわやかな香りが良い。すっと伸びた茎の根元にもうすぐ、ぽこぽことミョウガのつぼみが顔を出す▼▼▼▼▼８８歳で没するまで句風を変え続け、独自の境地に至った。最後の一句は〈あをきものはるかなるものいや遠き〉。梅雨の季節だった。

　◆（しつもん！ドラえもん：５４６１）なつやさい編
切（き）るとねばねばするオクラ。実（じつ）は外来語（がいらいご）だよ。何語（なにご）から来（き）たんだろう？

◆こたえ
　英語（えいご）

　英語（えいご）で「ｏｋｒａ（オクラ）」というんだ。もともとはアフリカのガーナ地域（ちいき）の言葉（ことば）で「ｎｋｕｒｕｍａ（ンクラマ）」が語源（ごげん）という説（せつ）もあるよ。

◆ A/N 令和7年6/11　水 朝刊　夕刊　朝日新聞

ガンバレ！ガンバレ！ガンバレ！　リハビリ病院、長嶋さんがくれた言葉　俳優・塩見三省さん
貿易枠組み、米中「合意」
刻々と　日本最北の百名山・利尻山
素粒子
「納得できる歴史」を求めるのはひめゆり発言の議員だけでなく。

　　　　　　◎

　「東京五輪では人類の連帯、平和への願い、一体感を示せた」と旭日大綬章のバッハ氏。先月ＪＯＣであいさつ。招致疑惑に始まる一連の不祥事はきれいに消されて。
　　　　　　◎
　そのＪＯＣ次期会長に擬せられる一人が裏金の記憶さめやらぬ橋本聖子氏。真相解明なき復権を待つ人々の先導役に五輪の申し子？
　　　　　　◎
　幻の冬季五輪の招致標語の候補の一つは〈未来のために、いま変えよう〉だった。何を、どう変える。

 

いい言葉 ガンバレ ◆ A/N 令和7年6/10 火 朝刊 夕刊 朝日新聞 AI なし

6/10　火 朝刊　
Ｇ７首脳声明見送り、調整　トランプ氏と決裂回避
自公、所得制限なし給付検討　一人数万円分　参院選公約
与野党党首会談を要請へ　首相、不信任案焦点の中
ロスで抗議デモ、州兵派遣　海兵隊も準備　トランプ氏指示
気候危機、希望の一票　候補者に自ら質問　勇気出してＬＩＮＥでママ友に共有
折々のことば：３４１８　鷲田清一
「さみしくない大人なんていない」　（岡田惠和〈よしかず〉〈脚本〉）
　
（天声人語）白鵬翔さんの決意
　相撲に愛され、愛した２５年だったという。だが、相思相愛の終わりとしては、あまりにあっけなかった。きのう、日本相撲協会を退職して記者会見で話す白鵬翔さん（４０）を見て、やりきれない思いがした。これだけの記録を残し、長く角界を牽引（けんいん）した横綱だったのにと▼▼▼▼▼白鵬さんは会見で、相撲を世界へ広げたいという夢や構想も語った。愛し愛されたのは相撲そのものであり、相撲協会ではなかったということか。

◆（しつもん！ドラえもん：５４６０）なつやさい編
　体（からだ）やお皿（さら）を洗（あら）うタワシになったり、化粧水（けしょうすい）をとるために使（つか）われたりする野菜（やさい）は何（なに）かな？

◆ こたえ
　ヘチマ

　沖縄県（おきなわけん）では「ナーベーラー」と呼（よ）ばれているそうだよ。鹿児島県（かごしまけん）では、ヘチマ入（い）りのみそ汁（しる）にそうめんを入（い）れて食（た）べる郷土料理（きょうどりょうり）があるんだ。




　◆　6/10　火 朝刊　夕刊
銭湯、第二章へ　老朽化で廃業→リノベしてデイサービス　医療機関が承継→高齢者や子ども集う場
ロスへ海兵隊７００人派遣　「州兵派遣は違憲」州提訴
備蓄米２０万トン追加放出へ
素粒子

誰もが時間の問題と見ていた蜜月終わり、かの国で始まった「恩知らず」「無礼者」の罵倒合戦。
　　　　　　◎
　加えて朝令暮改の関税政策を巡り、ＴＡＣＯ（トランプはいつもびびってやめる〈チキンズアウト〉）という造語が流行と知り、タコのごとく顔を赤くしてお怒り。オレはびびらんぞとばかりに頭越しに州兵派遣し軍も動員へ。火に油注いで分裂深め。
　　　　　　◎
　いささか品を欠くが、日本の辞書には「蛸（たこ）の糞（くそ）で頭へ上がる」という言葉が。自分は思いあがって得意顔になっているが、他人からは軽蔑されていることのたとえ。

流れは◆ A/N 令和7年6/9 月 休刊 朝刊 夕刊 朝日新聞 清らかに

6/9 月　休刊

　6/9 月　夕刊　朝日新聞
知床温暖化、消える遡上　カラフトマス産卵床、激減　世界自然遺産、登録２０年
移民摘発抗議、当局と衝突　トランプ氏、ロスに州兵派遣
素粒子
　 　候補者名を見やすく記載せよ。名誉を傷つけ風俗を害するものは不可――。そんな注意事項とともに都議選のポスター掲示場が街角に立ち始めた。当たり前のことをあえて書かねばならない異常さ。
　　　　　　◎
　都議会自民党の裏金問題は結局解明されず。疑問に答え、再発防止策を講じるという当たり前のことができぬ面々。手本は永田町。
　　　　　　◎
　人口の多い区が少ない区よりも議員定数が少ない「逆転現象」も放置して、さあ選挙。一票の格差は厳然と。法の下の平等より権益の保護。これも永田町に倣って。

 

その悩み ◆ A/N 令和7年6/8 日 朝刊 朝日新聞 のみたくなる

◆ 6/8 　日　朝刊　
住宅ローン、７０代完済予定が　収入減・健康不安　６３歳、売却決断
新米概算金、はや高騰　「米価高止まり続く」指摘も
シリア、復興への鼓動
虫おくり、豊作願う　三重・丸山千枚田
（天声人語）琵琶湖疏水をたどる
　道行きの友は、せせらぎの音である。琵琶湖畔の大津市から京都市までの約１２キロ。国宝に指定されることになった琵琶湖疏水（そすい）をたどった。１８８５（明治１８）年。湖水を引いて舟運を広げ、遷都後の京都を活性化させようと着工された運河である▼▼▼▼▼疏水のあちこちには扁額（へんがく）があり、それを見つけるのも楽しみの一つである。掲げられた中に「雄観奇想」とあった。建設を提案した当時の京都府知事の筆という。まさしく「奇想」。常識ばなれしたアイデアが、地元の宝となった。

◆（しつもん！ドラえもん：５４５９）なつやさい編
　　　ゴーヤー（ニガウリ）のつるを窓（まど）の近（ちか）くで育（そだ）てると、暑（あつ）さ対策（たいさく）になるよ。それを何（なん）という？
　◆ こたえ
　緑（みどり）のカーテン

　夏（なつ）の日（ひ）差（ざ）しを和（やわ）らげるだけでなく、葉（は）から水分（すいぶん）が放出（ほうしゅつ）されているから、部屋（へや）に入（はい）る風（かぜ）は涼（すず）しくなるというよ。クーラーの使用（しよう）を抑（おさ）え、節電（せつでん）になるね。

音色は ◆ A/N 令和7年6/7 土 be 朝刊 夕刊 朝日新聞 とき とともに

 

◆　6/7 朝刊　
東電旧経営陣、賠償取り消し　津波予見性を否定　一審１３兆円　東京高裁
「違法捜査」上告断念を検討　大川原化工機訴訟　警察・検察
不信任案、共同提出呼びかけ　維・国、協力見通せず　立憲検討

（天声人語）ある家族の話
福岡市に住む白垣由美子さん（６５）は訥々（とつとつ）と語った。３０年ほど前、夫を病で亡くした。９歳と６歳の娘、３歳の息子がいた。自らも１０代で父親を失っていたから、子どもたちのつらさはよく分かった。だから言った。「みんなで力を合わせ、楽しくやろうね」▼▼▼▼▼今春、一通の投書が本紙に載った。次女の彩子（さいこ）さん（３８）が、先生に感謝を伝える内容だった。私はそれを読み、福岡を訪ね、この原稿を書いている。仏壇に、ご焼香させてもらった。遺影の貴大さんは、本当に、やさしそうな顔をしていた。

◆（しつもん！ドラえもん：５４５８）なつやさい編
　トウモロコシの粒（つぶ）の数（かず）は、偶数（ぐうすう）と奇数（きすう）のどちらかになるといわれているよ。どっち？

◆ こたえ
　偶数（ぐうすう）

　トウモロコシの雌（め）しべ（ひげ）が偶数（ぐうすう）で、花粉（かふん）がつくと粒（つぶ）（実〈み〉）ができる。すべての雌（め）しべにきれいに受粉（じゅふん）した場合（ばあい）で、実際（じっさい）には違（ちが）うこともあるよ。

be （フロントランナー）おかしあそびプランナー・考古学者、下島綾美さん　お菓子で歴史の理解深める

　 ◆ 6/7 夕刊　
日米関税「一致点見いだせず」　赤沢氏、５回目交渉後
米中の通商協議、英で９日開催へ　閣僚級
（Ｐｈｏｔｏ　Ｓｔｏｒｙ）海辺のごみ、奏でる音色
素粒子
　刷新感とか、スピード感とか。主観が入り込んで、結果責任を問われない「○○感」には要注意。そう身に染みついているだけに、東電旧経営陣への判決に驚いた。
　　　　　　◇
　津波が来るという「切迫感」や「現実感」を抱けなかったのはやむをえなかった。だから法的責任はない、と。みんなして鈍感だったらセーフ。それはないだろう。
　　　　　　◇
　やってる感だけで会期末までやり過ごすらしい夫婦別姓審議。うりふたつの法案を別物と言い、身内の意思表明を牽制（けんせい）し。政局感だけで動く醜さを国民は見ている。

ネタ/タネ ◆ A/N 令和7年6/6 金 朝刊 夕刊 朝日新聞 票

6/6 金　朝刊　
車関税、引き下げも提案　撤廃要求は崩さず　日本側
アベノマスク文書、国敗訴　地裁判決、記録の不存在「考えがたい」
違反点数、基準の２．５倍　日本郵便、点呼問題　許可取り消し通知
米中「前向きな結果」　通商問題で両首脳電話協議　トランプ氏投稿
対馬丸の子、悼む　両陛下・愛子さま、沖縄訪問
折々のことば：３４１７　鷲田清一
　結局、何かの家来であるということをやめればいいんですよ。
　　　（きだみのる）
　　（天声人語）アベノマスクの香り
　　　
　食傷気味という言葉があるけれど、アベノマスクの話など、もはや聞き飽きただろうか。多額の税金を使いながら、人々が必要とした時には間に合わず、在庫も山ほど出た。これほど評判の悪い政策も珍しい▼▼▼▼▼知人宅にアベノマスクが残っていると聞き、懐かしく、手にとらせてもらった。ざらっとしたガーゼは分厚く、小さい。顔にあてると、微（かす）かに、わら半紙のようなにおいがした。

◆（しつもん！ドラえもん：５４５７）なつやさい編
ことわざで「千（せん）に一（ひと）つも無駄（むだ）は無（な）い」としてあげているのは、親（おや）の意見（いけん）と何（なに）の花（はな）かな？
　◆　こたえ
　なすび

　咲（さ）いた花（はな）は、よく実（み）をつけて無駄（むだ）がないといわれるよ。それを引（ひ）き合（あ）いに、親（おや）の意見（いけん）もしっかり聞（き）くことが大切（たいせつ）だと説（と）いたものなんだ。
　　6/6　金　夕刊　朝日新聞
東電旧経営陣の賠償責任認めず　１３兆円命令を取り消し　東京高裁
蜜月一転、泥沼に　トランプ氏、減税法案への批判「嫌だ」　マスク氏「法案見てない」「恩知らず」
ＡＩ兵器にガイドライン　人間の責任明確化、要件　防衛省
素粒子
　ごく当たり前のことが、ごく当たり前に書いてある。それだけでほっとする。３億枚のマスクを口だけでつくるなんて、ありえないでしょう、と大阪地裁の判決文。
　　　　　　◇
どこか似ている。アベノマスクとコイズミマイ。庶民の動揺高まるなかの幕開け。失政を覆う笑いと感謝の劇場。「不安はパッと消えますよ」とか、言っていたな。
　　　　　　◇
　わが家の薬箱に５年前に届いたうち１枚をとってある。ときどき目に入ると、その小ささにぎょっとする。これぞ「口だけマスク」。子孫に語りつぐため、捨てまい。

安い米は ◆ A/N 令和7年6/1 日 朝刊 朝日新聞 ポッ一 ちょう

米、鉄鋼関税「５０％に」　ＵＳスチール買収は「最終合意まだ」
中国警戒「日本は防衛費確保を」　米国防長官、朝日新聞書面インタビュー
日本から「オーシャン構想」　インド太平洋　共通価値観で連携
「５キロ２０００円」の備蓄米、店頭に

　　（天声人語）パートナーシップとは
完全子会社化を目指す日本製鉄と、米国による支配にこだわるトランプ米大統領。ＵＳスチールをめぐる交渉で妥協点は見いだせるのか。日本時間のきのう、トランプ氏が米東部で行った演説は結局、肩すかしに終わった▼▼▼▼▼演説は「米国の黄金時代はいま始まったばかりだ」で締めくくられた。ラストベルト（さびついた工業地帯）と呼ばれる土地に響くキラキラとした言葉。輝きを信じる人たちにとって、この買収計画はどんな結末になるのだろう。

　　◆（しつもん！ドラえもん：５４５２）せかいのやま編
　太陽系（たいようけい）で最大（さいだい）の山（やま）と言（い）われ　　　　　るオリンポス火山（かざん）は標高（ひょうこう）２０キロ以上（いじょ　　　　　う）。どこにある？

◆ こたえ
　火星（かせい）

　すそ野（の）は６００キロに達（たっ）するとも言（い）われ、東京（とうきょう）―岡山（おかやま）間（かん）の直線距離（ちょくせんきょり）よりも長（なが）い。火星（かせい）は地球（ちきゅう）と月（つき）の間（あいだ）くらいの大（おお）きさだが、地形（ちけい）は極（きわ）めてダイナミックだ。

ぬげそうで ◆ A/N 令和7年6/5 木 朝刊 夕刊 朝日新聞 ぬげない

6/5　木　朝刊

出生数、初の７０万人割れ　６８．６万人、出生率最低１．１５　昨年
郵便トラック、許可取り消しへ　２５００台、５年間　点呼問題で国交省
李在明氏、大統領就任　日韓関係「政策の一貫性重要」
折々のことば：３４１６　鷲田清一
「茶席で座っていたら、膝（ひざ）の上の柄に励まされているような気がした」
　（あるきものの持ち主）
　　
　（天声人語）天安門事件から３６年
　新聞やネットを見て、取材したいと思った話の情報を集め、保存する。記者になってから、ずっと続けている習慣である。勢い、ファイルはどんどん厚くなるので、時折、整理する。そのたびに考え込んでしまう資料もある。例えば徐勤先（シュイチンシエン）氏のことだ▼▼▼▼▼事件から、きのうで３６年。中国ではいまも、それを口にさえできない。多くのナゾは残ったままである。徐氏の資料を、私はまだ、捨てられない。

　◆（しつもん！ドラえもん：５４５６）なつやさい編
　ピーマンという名前（なまえ）は、もともとどこの国（くに）の言葉（ことば）なんだろう？

◆ こたえ
　フランス

　フランス語（ご）でトウガラシを意味（いみ）する「ピマン」が語源（ごげん）という説（せつ）が有力（ゆうりょく）なんだ。フランスでピーマンは「ポワブロン」って呼（よ）ばれているそうだよ。

◆6/5　木 夕刊　

郵便トラック、許可取り消し通知　不適切点呼で国交省
日韓つないだ美　通信使、友好の記憶　ソウルで一堂に
待ちわびた「Ｓｗｉｔｃｈ　２」発売
「減って減って減りまくる」。２５年前、著書「少子」で酒井順子さんは予言した。「女性が抱く、この野性的感覚を厚労省はつかめていない」とも。平成の「脱力系少子化改善策」いま一読の価値。
　　　　　　◇
　国難、異次元、危機的。何と言われようが、介護や年金の担い手をつくるために産むわけじゃなし。要は産みたい社会なのか、だ。

　　　　　　◇
　「楽しい日本」はどうなった。店では、かつてコシヒカリやササニシキが並んだ棚に備蓄米「楽しい食卓」や「楽しきわが家」が、ぽつりぽつり置かれ始めている。 素粒子