６０きょうちゃん(いろいろあって・・）06 朝 起きたら太陽拝み ふらふらせん と やらにゃ～ 日が暮れたら寝せい ・・・

イスラエル イラン AN 4/20 土 朝刊・ be朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年4月20(土) 能登半島地震110日目 oneドライブ満杯

◆４／２０　土　朝刊
イスラエル、イランに反撃　攻撃規模は限定的か　米報道
東証、１０００円超下落　下げ幅今年最大　中東情勢緊迫で
揺れる藤波、戻る人波　「黒木のフジ」が見頃　福岡
夏の甲子園「２部制」導入　一部日程で午前・夕方、暑さ対策
折々のことば：３０６２　鷲田清一
傷つけられた“心”を再び蘇（よみがえ）らせてくれたものってたくさんあると思うんです　（奥山恵美子）

（天声人語）人口からみた世界
　これが「世界最大の選挙」なのかと驚くばかりである。インドできのうから投票が始まった総選挙は、数字を見るだけでその規模に圧倒される。有権者数は約９億７千万人。１００万カ所以上の投票所で、１５００万人が管理に当たる。７回に分けた投票は６月１日まで続く▼▼▼▼▼「人口が多い日本」は過去になり、出生率も急に伸びそうにない。それでも悲観せず、なぜ減ったのかを改めて見直すことはできないか。生きにくさは数字にではなく、変わらぬ社会にある。

◆４／２０　土　be 朝刊
（フロントランナー）モーションキャプチャーアクター・古賀亘さん　肉体駆使してＣＧに生命を  

◆４／２０　土　夕刊
教室で学ぶ、私の分身　不登校児と学校、つなぐツール
（Ｐｈｏｔｏ　Ｓｔｏｒｙ）見つめる先は、満開の桜
素粒子
　アメフトの元スーパースターの訃報（ふほう）受け、彼の裁判を追った四宮啓著「Ｏ・Ｊ・シンプソンはなぜ無罪になったか」を再読。
　　　　　◎
　問われるのは「被告が真犯人か否か」ではなく「検察の証拠に疑問はないか否か」だという刑事裁判の原則と、国民が司法に参加する意義を平明に説いた。

　　　　　◎
　裁判員制度から来月で１５年。改革の原点を忘れず、常に立ち返る大切さを思う。政治もまた。

オッペンハイマー AN 4/１9金 朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年4月19(金) 能登半島地震109日目

◆４／１９　金　朝刊
法人税優遇、減収２．３兆円　２２年度試算、適用企業は非公開　大企業偏重との分析も
新潟水俣病、企業に賠償命令　国の責任は否定　地裁２６人認める
定家の自筆、古今和歌集注釈書の原本　「顕注密勘」京都・冷泉家で
折々のことば：３０６１　鷲田清一
「人間はね、人に希望を与えるような生き方をせな、あかん！」
　（バイマーヤンジンの義母）

（天声人語）映画のリアリズム
　映画におけるリアリズムとは何か。『オッペンハイマー』を観（み）てから、ずっと考えている。原爆を開発した物理学者の半生をたどった作品で、主人公のエゴや苦悩は完璧に演じられた。しかし、被爆地の惨状を伝える場面はない。この「現実」が描かれなかったのは残念だ。それでも、これは反戦映画だと思う▼▼▼▼アニメは観る者の想像力へ訴える。だから「内面を描くときは特に心を揺さぶる」と話す。偽動画があふれる時代に、実写より客観的に観られる傾向もあるそうだ▼戦争には直視がつらい、生々しい現実がある。記憶が薄れても、あらゆる手法を試みながら、伝えていかなければいけない。平和のために。

◆４／１９　金　夕刊
イスラエル、イランに報復攻撃か　中部の空港近くで爆発
美食の国の五輪、脱・食品ロスの誓い　「社会と環境にプラスの影響を」
パレスチナ、国連正式加盟ならず
東証、一時１２００円超下落
素粒子 　３５０万円　水俣病と認められ慰謝料を支払われても健康には代えられず。罪は深く、重く。
　　　　　◎
　７２４万円　長谷川岳参院議員に面会するため北海道と札幌市が昨年度払った職員出張費。累計８７回。怠れば罵詈（ばり）雑言の罰。
　　　　　◎
　０円　子ども・子育て政策を進めるため、新たに国民が負担する金額。「増税メガネ」嫌った首相による異次元の詭弁（きべん）。知恵出した官僚、乗った与党の罪。

生ゴミ バイオマス AN 4/１8木 朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年4月18(水) 能登半島地震108日目 愛媛 地震 南海トラフ

◆４／１８　木　朝刊
（膨張予算）基金、２４００億円国庫返納　総点検、１５事業を廃止　全事業が数値目標
いつも通りの朝だった　池袋暴走５年、絶えぬ高齢者事故
愛媛・高知、震度６弱　けが人の情報も　伊方原発「異常なし」
米、中国産鉄の関税３倍へ　アルミも　国内産業守る狙い
折々のことば：３０６０　鷲田清一
　毎年１年生　　（漁師の言い伝え）

（天声人語）不名誉な不戦敗
　戦後の英国を代表する作家のアイリス・マードックに『かなり名誉ある敗北』（未訳）という小説がある。暗い過去を持つ生化学者の企（たくら）みで大勢の人間関係が混乱し、悪意の連鎖が始まる。うそや裏切りが渦巻くなか、１人だけ完全な善人が現れる。だが、彼にも全員を救うことはできない▼▼▼▼▼候補者を立てるのは、有権者に選択肢を与えることだ。〈明らかな黒星よりも不戦敗〉。朝日川柳が、「不名誉な敗北」の核心をずばりと突いている。

◆４／１８　木　夕刊
イスラエル、イランに報復攻撃か　中部の空港近くで爆発
美食の国の五輪、脱・食品ロスの誓い　「社会と環境にプラスの影響を」
パレスチナ、国連正式加盟ならず
東証、一時１２００円超下落
素粒子 開幕まで９９日。五輪憲章を手にとる。はて９０年代からあった規定が姿を消している。「ＩＯＣと組織委は国ごとの世界ランキングを作成してはならない」
　　　　　◎
　選手間の競争であって国家の競争ではない、という大会精神に即したものと聞いていたが。
　　　　　◎
　対立の時代。世界各地でナショナリズムが高まり、政治利用の動きも絶えぬなか、ゆらぎ、漂う五輪。２０２４年夏の現実。

やめて! AN 4/１7水 朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年4月17(水) 能登半島地震107日目

◆４／１７　水　朝刊
国民年金納付、５年延長案　見直し議論へ試算　厚労省
東京・長崎、自民が不戦敗　島根は与野党対決　衆院３補選告示
イスラエル、反撃の意向　イランに対抗、対象・時期焦点
空とつながる　ネモフィラ見ごろ　茨城

折々のことば：３０５９　鷲田清一
　まあ、ものの表情をしげしげと見る時間も惜しいみたいな生活、というのは反省しなきゃいけないんじゃないかな　（柚木沙弥郎〈ゆのきさみろう〉）

（天声人語）報復と自制
　暗い空を幾つもの飛翔（ひしょう）体が横切り、時折ぱっと閃光（せんこう）が走る。イランが現地時間の１３日夜から１４日未明にかけ、イスラエルへ向けた大規模な攻撃を行った。ニュース映像を見て、数の多さに驚いた。イランが発射した無人機やミサイルは、計３５０以上に及ぶ▼▼▼▼▼ガザの犠牲者に女性や子どもが多い理由が見えた気がしたが、イスラエル側は声明で否定している。イランに対しては現在、反撃方法などを協議中だという。自制はもう、無理なのか。

 

◆４／１７　水 夕刊
産業資源だけど外来種　釣り堀で観光客誘致、鵜飼いアユ捕食懸念　ニジマス３０００匹流出、長良川
イスラエル、戦時内閣の閣議延期









貿易赤字３年連続、赤字幅は縮小
円安進行、一時１ドル１５４円７０銭台
素粒子
　今日は敗戦時の首相鈴木貫太郎の命日。ポツダム宣言受諾から３年。死の間際、突然はっきりした口調で「永遠の平和」と２度言い、意識を失ったという。
　　　　　◎
　いま「戦後最も厳しく複雑」が安保を語る際の決まり文句となり、敵基地攻撃だ武器輸出だと勇ましい言説が幅をきかす。
　　　　　◎
　海軍出身の貫太郎が憲法９条について語ったことば。「柔弱は生路なり。強硬は死路なり」

DRC Suita AN 4/１6月 朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年4月16(火) 能登半島地震106日目

◆４／１６　火　朝刊
グーグルがヤフーに広告制限　公取委調査、配信させない契約疑い
アプリ市場、巨大ＩＴ企業規制　「課徴金」売上高の２０％　従来の独禁法の３倍　公取委新法案
イラン、イスラエル直接攻撃　大使館空爆への報復
折々のことば：３０５８　鷲田清一
　ガラス窓を伝う雨の滴を指でなぞっている内に一日が終わったよ。
　（高田純次）

（天声人語）別れの句会
　読むたびに胸がざわつく俳句がある。１９５１年に大阪拘置所で執行された死刑囚が、告知を受けてからの２日間で詠んだ１０句だ。〈春寒し思う事涸（か）れて動悸（どうき）うつ〉など率直な表現が並ぶ。最後は「刑場にて」の前書きで〈絞首台のぼりてみればあたたかき〉。俳号は不光（ふこう）だった▼▼▼▼〉▼訴えをすべて退けた判決を読みながら、最後の２日間について考えた。当日朝の告知になったいま、もう開けない句会や詠めない句のことを。

◆４／１６　火　夕刊
政治への信頼、問う　衆院３補選告示、裏金問題など焦点　２８日投開票
イスラエル、イランに報復の意向
素粒子
地元同意抜きで核燃料を入れ始めた東電。地震の教訓などお構いなしに再稼働へひた走る。
　　　　　◎
　真相解明抜きで処分急いだ首相。自身はしれっと無罪放免。「いけにえ」との訴えも「民間ではありえぬ」の声もお構いなしに忘却―再選へとひた走る。
　　　　　◎
　「国民にご判断いただく」と言うけれど、いまだ改革案を示さず、補選には候補者を立てず。いや「示せず」「立てられず」。

熊本地震から８年 AN 4/１5月 休刊／朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年4月15(月) 能登半島地震105日目

◆４／１５　月　朝刊
休刊

◆４／１５　月　夕刊
イラン、イスラエルに報復攻撃　３５０のミサイル・ドローン「９９％迎撃」
犠牲の上にある教訓、風化させない　熊本地震、発生から８年
素粒子
　米議会の「素敵な拍手」にご満悦の首相が帰国。相手が喜ぶことしか言わなければ当然で。
　　　　　◎
　晩餐（ばんさん）会では「誰も行ったことのないところへ果敢に行こう」と。説明なきまま自衛隊と米軍の「一体化」を進めて、国民をどこへ連れて行こうというの。
　　　　　◎
　中東に新たな緊張。外交とは「祖国のために偽りを言う愛国的な技術」（Ａ・ビアス）。もっとしたたかに、しなやかに。

日曜日を楽しみました AN 4/１4 日 朝刊 朝日新聞 : 2024年令和6年4月14(日) 能登半島地震104日目

◆４／１４　日　朝刊
地域新電力の半数「価格転嫁」　将来の電力不足防ぐ「容量市場」本格開始　朝日新聞社・ＮＧＯに７５社回答
地滑りリスク備え工事へ　福島第一原発、核燃料５０００体保管
「準備のデッドライン越えた」　万博開幕まで１年
折々のことば：３０５７　鷲田清一
声を上げられる人だけが世界を構成しているわけではない
　（小川公代）

（天声人語）入学式の言葉から
　青春は若いやつらにはもったいない――。ノーベル賞作家バーナード・ショーの名言をひいたのは日本大の理事長である。「大人のやっかみ」だけれど、若いときには「可能性という道路が広くどこまでもある」のを分かってほしい、と。この春の入学式の言葉から▼▼▼▼▼能登半島地震から３カ月余り。悲しみとともに、復興の道を歩む。「被災地に最も近い大学」という石川県立看護大の学長は、新入生たちに語りかけた。「命の尊さを忘れず、学ぶことをスタートしてください」。小欄からもエールを。 

紫金山 貴志部神社 吹博 ３階 AN 4/１3 土 朝刊・be・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年4月13(土) 能登半島地震103日目

◆４／１３　土　朝刊
万博、１６施設の業者未定　４８のパビリオン、着工は１４施設　開幕まで１年
教員給与、「調整額」増額へ　基本給の１０％以上　残業代がわり
「日米比」連携、新たな中国抑止網　初の首脳会談
「共同親権」衆院可決へ　離婚後　７７年ぶり見直し
折々のことば：３０５６　鷲田清一
「同じところ」を答え合わせ的に探すだけだともったいないな
　（柴崎友香）

（天声人語）軽薄のすすめ
吉行淳之介は、重さよりも、軽さを好んだ作家だった。１９７０年代にベストセラーになった随筆集『軽薄のすすめ』で、重厚さを「一も二もなく良し」とするような風潮に、苦言を呈した。「必要なのは重々しいコワモテ風の姿勢ではなくて、鋭い軽薄さである」▼▼▼▼▼きょう生誕１００年。日に焼けて黄ばんだ文庫本を本棚から取り出し、ひとりページをめくる。いま読まれる作家ではないのかもしれないけれど、時代がかった物言いが勇ましく聞こえてくる昨今、その肩の力のぬき方が、妙に気になる。

（◆４／１３　土　be 朝刊
（フロントランナー）バーテンダー・岸久さん　透明度、味…最高の氷を求めてフロントランナー）岸久さん　「良い氷は、すべてを一時的につなげる」

 

 

 

 

◆４／１３　土　夕刊
トキ舞う能登へ再始動　放鳥実現なら本州初、エサ場の田んぼ整備
水原容疑者が出廷、保釈　大谷選手らと接触禁止、条件
素粒子
　ミャクミャク様のお告げかもしれない。くしくも万博開催まで１年という節目に、ギャンブル依存症のおそろしさを知る。
　　　　　◇
　「出禁」発言が「大阪ジョーク」なら、「いのち輝く未来社会」描く万博の隣地にカジノはブラックジョークじゃないの。
　　　　　◇
　「もう１回チャンスをくれ」「これ以上借りないから」と沼にはまった元通訳。「夢よもう一度」は、ときに呪いにもなる。

健都図書 岸部中 イズミヤ AN 4/１2 金 朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年4月12(金) 能登半島地震102日目

◆４／１２　金　朝刊
政治改革特別委を設置　衆院　会期内の法改正焦点
企業・団体献金「認めぬ方がよい」７９％　朝日新聞社世論調査
「国際秩序維持、日本は米と共に」　首相、米議会で演説
円急落、３４年ぶり１５３円台　米物価高受け、トリプル安
折々のことば：３０５５　鷲田清一
自分が理解できないものは全部悪だって決めつけたほうが楽だもんね
　（原田ちあき）

（天声人語）岸田首相の訪米
激しく、反対する声があったという。明治の元号が終わった１９１２年、咢堂（がくどう）・尾崎行雄が東京・荒川堤の桜を接いだ苗木３千本を米国に贈ったときのことだ。「門外不出の国の花」を外国に贈るのは「許すことのできない暴挙」とされたからだとか▼▼▼▼▼荒川の土手にはいま、戦後に米国から里帰りした五色桜がある。きのう訪ねると、ウコン桜が散り始めていた。薄緑の花びらがヒラヒラと舞う。春の風に若葉が小さく、揺れていた。

◆４／１２　金　夕刊
今日、うちにジョン・レノンが来るんです　柔道、ダンスを踊っているよう
水原元通訳、２４億円無断送金容疑　「大谷選手は被害者」　米当局訴追
日米比首脳、中国の活動に「懸念」
自民・塩谷氏、党に再審査を請求
素粒子
　ネギの値段くらい知っとけ、と大統領に怒った韓国の人たちに共感する。水炊き、すき焼き、冷ややっこ。生活は政治だ。
　　　　　◇
　小銭くらいに思ってないか。月５００円、いや千円と、口を開くたび値上がりする子育て支援金の徴収。裏金業界じゃ、５００万円未満は「少額」扱いで。
　　　　　◇
　「庶民感覚からかけはなれ」と自省した政治改革大綱から３５年。みそぎの前にネギはいくら。

日米 首脳会談 AN 4/１1 木 朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年4月11(木) 能登半島地震101日目

◆４／１１木　朝刊
日米「指揮統制」を連携　同盟強化、首脳会談合意へ　米英豪と安保協力検討
日本人２人、月面着陸へ　２８年にも１人目　日米合意
ＳＮＳ上、著名人かたる詐欺広告　画像使われ「株助言」、対策求める

折々のことば：３０５４　鷲田清一
笑って許してくれるから　傷つけていいわけじゃないし、理解できないからって　否定していいわけじゃないよね。
　（原田ちあき）

（天声人語）将来就きたい職業は？
どうして新聞記者になったのですか――。若いころ、よく聞かれた。おそらく記者っぽくなかったからだろう。馬齢を重ねたいまは、逆に自問することが多くなった。なぜ自分は記者をしているのか。もしやり直すなら、どんな職業を選ぶだろうかと▼▼▼▼▼冒頭の問いに戻れば、私の場合、世の中をよくしたいとの青臭い理由で就職した。それはいまだ、うまく果たせていない。だから、たとえ生まれ変わっても、もう一度やりたいと思う。新聞記者を。

◆４／１１　木　夕刊
地球規模の協働、日米前進　安全保障・経済・先端技術　岸田首相・バイデン氏、共同記者会見
韓国総選挙、野党圧勝　尹政権に打撃
元横綱、曙死去　外国出身初の横綱
円安加速、ＮＹ市場で一時１５３円台
素粒子
かつてなら、今週は「婦人週間」。２１世紀になって「役目を終えた」と消えたのだが、あの日の記憶まで薄れていないか。
　　　　　◇
　７８年前のきのう。女性が初めて１票を投じ、女性の衆院議員３９人が生まれた。はて。現在は４８人。９人しか増えていない。

　　　　　◇
　朝ドラ「虎に翼」の寅子（ともこ）は、参政権すらない時代を生きている。「権利の上に眠るな」と、市川房枝さんの声が聞こえる。