◆2/12 月 朝刊
クラスター弾「非人道的」でも ウクライナ軍「侵略に対する抑止力」
AIに相談、1年で日常に 夫婦の悩み「モヤモヤを言語化」
南三陸の心意気、能登の第一歩に 七尾で「復興マルシェ」
折々のことば:2997 鷲田清一
ナマケモノは怠け者ではなかった。眠ることは怠けることとは別だから。
(トーン・テレヘン)
(天声人語)早すぎる春の到来
〈あらたまの年立ちかへる朝(あした)より待たるる物は鶯(うぐいす)の声〉。平安時代の三十六歌仙の一人、素性(そせい)法師の歌である。春のかすかな足音に耳をすませて、いち早くその息吹をつかまえようとする。暖かな日々の到来を、人はいつも心待ちにする▼▼▼▼▼「冬はつとめて」と、枕草子は早朝の風情をたたえた。ピンと張り詰めた寒気を胸に吸い込む朝があってこそ、春の喜びはいっそう膨らむはずである。
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