◆11/16 木 夕刊
軍同士の協議再開、合意 米中首脳が会談
安保理、ガザ「人道的休止」初採択 日中仏など12カ国賛成、米英ロ棄権
「病院内から銃器」、イスラエル軍発表
日タイ首脳会談「関係さらに発展」
素粒子
「安いニッポン」。円安を満喫、享受する訪日客。10月はついにコロナ前を超えた。
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長引く物価高で食料買い控えの現実がある、この国で。
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また一つ武器輸出の歯止めが外れそう。「完成品」の解禁、与党だけで議論が進む。
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野党が勝つためには統一候補だ。当然だし、できるぞ。台湾総統選での話ですけど。
◆1/17 金 朝刊
その他の1面掲載記事
柿沢議員、買収の疑い 区長選巡り、事務所捜索 東京地検特捜部
米中、軍事対話再開へ 対立構造変わらず 首脳会談
安保理が戦闘休止要求 ガザ衝突、米英ロは棄権
「病院に銃器」主張 イスラエル軍
折々のことば:2912 鷲田清一
「コンテンツ(内容物)」が増加することではなく、「コンテナ(入れ物)」そのものの形状や性質が変わること (内田樹)
(天声人語)レンコンと獅子頭
この季節になると、食べたくなる味がある。「獅子頭(シーツートウ)」と呼ばれる中国江蘇省の名物料理である。獅子の頭に見立てた大きな肉団子が、とろりと煮込んだ白菜のスープに入っている。人民宰相と呼ばれた周恩来が、こよなく愛した故郷の味だ▼▼▼▼▼〈ぬくき泥つめたき泥と蓮根(はすね)掘〉福田蓼汀(りょうてい)。水を抜いた蓮田で泥だらけになっての「蓮根掘る」は、冬の到来を早々に告げる季語である。
◆11/17 金 夕刊
大谷、再び満票MVP 「二刀流」本塁打王&10勝 大リーグ初
日中首脳「戦略的互恵」再確認 1年ぶり会談
ガザ市の西側制圧「次の段階に」
日韓首脳、今年7回目の会談
素粒子
遅い。効力も見通せない。だけど半歩前進に違いない。安保理が「戦闘休止」決議。
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米中首脳は4時間、向き合った。比べても仕方ないと承知しつつ思う。で、日中は。
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へー、内閣府副大臣が旧統一教会トップと5回も会ってたの。国会質問で明らかに。
◎ ◎
恐らく「絶後」でしょ。大谷が初の2度目満票MVP。
◆11/18 土 朝刊
処理水問題、対話へ一致 戦略的互恵を再確認 日中首脳
買収と認識、3区議供述 柿沢議員から20万円
大谷MVP 史上初、2度目の満票
宝塚、阪急側が再調査へ 年内にも委員会立ち上げ 団員死亡
折々のことば:2913 鷲田清一
義務の附着しておらない権力というものが世の中にあろうはずがないのです。
(夏目漱石)
(天声人語)子守唄の記憶
遠い日の淡い記憶がある。祖母が口ずさむ歌が流れていた。いま思えば、イタリアの「フニクリ・フニクラ」のような旋律だったかもしれない。タン、タタン。リズミカルな曲だった。自宅の庭か、畑か。祖母は草むしりをしながら、歌っていた▼▼▼▼▼ひょっとすると、まどろみのなかで耳にした遠い調べは、かけがえのないメロディーであったのかもしれない。鵜野さんは言う。「へこたれそうなとき、人を支えてくれる力が、子守唄にはあるのでしょう」。あなたの記憶にある最初の歌は、何ですか。
◆ 11/18 be 朝刊 土
(フロントランナー)カフェ「ハチドリ舎」店主・安彦恵里香さん まじめなこと話せる場所を
◆ 11/18 土 夕刊
僧侶になった翌朝、14回目のあの日
「集中治療室の患者、全員を失った」 ガザのシファ病院院長
素粒子
1日あたり約340万円。領収書の要らぬ官房機密費。五輪招致にも使ったそうな。
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映画への助成金で改めて考える。「公益」とは何か。誰がどこで、どう決めるのか。
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非道の病院突入。で、地下に司令部はありや、なしや。
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ガザから届いた叫び。「自分たちがどんな悪いことをしたの」。何と答えればいい。
◆ 11/19 日 朝刊
政治資金で贈答品、9200万円 186人、8割超自民 宛先記載求めず
池田大作氏死去 創価学会名誉会長 公明党結党
学校など空爆、80人死亡 病院では退避強要 イスラエル軍
折々のことば:2914 鷲田清一
「あいてが大きすぎる」と、みんなはいう。でも、とっても小さいものが大きいものをうごかすことだって、あるんだよ。 (アマンダ・ゴーマン)
(天声人語)古都の紅葉
古都の秋をめでようと京都へ足を延ばした。向かったのは、紅葉で有名な洛北の圓光寺(えんこうじ)。参観者は、枯山水の庭から門をぬけて書院の中へ導かれる。薄暗い室内でひざを折ると、光あふれる「十牛之(の)庭」が絵巻のように広がった▼▼▼▼▼関東から西では、これから見頃となるところが多いそうだ。〈昨日より今日はまされるもみぢ葉の明日の色をば見でや止(や)みなん〉恵慶法師。色が深まっていくことを知りながら、見届けずに帰らねばならない。思いを同じくして帰路についた。
◆11/20 月 朝刊
時間外申請できず、憤る医師 名大病院、教育・研究は原則「自己研鑽」
ガザ病院「死の領域」 乳児30人超が重体、避難 WHO調査
「安全」求め、南部へ向かった矢先 ガザ
西之島、火山活動続く 噴火10年
喜び贈ろう 「東京グレートサンタラン」
折々のことば:2915 鷲田清一
日本の伝統には、文字は勿論(もちろん)口言葉にも表はされないで、黙々と伝はつて居るものがあつたのである。 (柳田國男)
(天声人語)紙飛行機の「神様」逝く
いつの時代にも、子どもたちから敬われる「神様」がいる。多くの大人は名も知らないが、少年少女にはキラキラと輝いて見える。二宮康明さんもそんな一人だ。月刊誌『子供の科学』で、ケント紙を切り貼りしてつくる「よく飛ぶ紙飛行機」の連載を49年も続けた▼▼▼▼▼週末、同じ公園で紙飛行機教室が開かれていた。幼い子が放った機体が、ひゅっと舞い上がる。何にも縛られぬ紙飛行機は自由の象徴である、と二宮さんは書いていた。機影を追う。見上げる。神様を連れていった秋の空が、とても高く見えた。
◆11/20 月 夕刊
確かに、私には妻がいた。 亡き妻へ、初めての返信はラブレターになった
内閣支持率25%、過去11年で最低
船乗っ取り、武装組織フーシが声明
13兆円補正案、臨時国会に提出
素粒子
功罪半ばするカリスマ逝き「平和の党」の今後は。ついてゆきますゲタの雪で20年余。揚げ句、副総裁には「公明幹部がガン」とこきおろされて。
◎
罪多き五輪。経験した者にしか語り得ぬ、迫力ある贈り物攻勢の実態と聞いたけど。仮にも知事。「事実誤認」でうやむやにできる話ではなく。
◎
税金使って怪しい贈答。収支報告書からも透けて見え
◆11/21 火 朝刊
チャットGPT、職業に性別偏見 宇宙飛行士は男性的、看護師は女性的 朝日新聞分析
岸田内閣支持、最低25% 減税・給付「評価せず」68% 朝日新聞社世論調査
「地下トンネル」動画、応酬 イスラエル「証拠」 ガザ側否定
折々のことば:2916 鷲田清一
人間の成り方、それを我々は「存在」という概念によって現わそうとする
(和辻哲郎)
(天声人語)アナン氏の無念
「せいぜい状況証拠にすぎないものを決定的新事実だというのは何故なんでしょう? われわれがそれほど簡単に納得すると思っているのでしょうか」。側近が当惑の声をあげた――。21年前の会合について、国連事務総長だったコフィ・アナン氏が回顧録『介入のとき』で振り返っている▼▼▼▼▼アナン氏が常に心を寄せたのは、中東地域の人々だった。イラク戦争を止められなかったことを「最悪の経験」とした彼が存命だったら、何と言っただろう。
◆11/21 火 夕刊
「鈍考」、ゆっくり流れる90分 私設図書室で問う時間と生活
「拿捕当時の映像」、フーシが投稿
北朝鮮、あすから「衛星ロケット」
衆院予算委、補正実質審議入り
素粒子
戦後初めて赤字国債2590億円の発行を決めた閣議は1965年11月19日に開かれた。当時の政府の国会答弁。
◎
「今年度限りの臨時特例」「借金であることを肝に銘じて」「いやしくも財政が放漫に流れるようなことはしない」
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昨日から歳入の67%を国債で賄う補正予算案の審議。たまり続けた借金は1075兆円に。この国はどこへゆく。
コメント
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