11/12 土 夕刊
産廃監視、ドローンの目 私有地も山奥も、上空から撮影
中韓首脳と個別会談、調整 出国遅れ一部会談見送り 岸田首相
素粒子
更迭の報に思い起こす。4年前の西日本豪雨の夜、当時の首相以下、自民議員が盛大な宴会を開いた。そこには、自らの命令で翌朝オウム真理教の元幹部らに死刑が執行されることを知る法相もいた。
◎
理解し難い話だった。失われた命、失われる命、人間の尊厳、正義、国家、法制度、罪、罰――。はんこ発言の奥にある、究極の刑が突きつける重い問題に考えを巡らす。
12/13 日 朝刊
招いた干ばつ、消え入る命 ソマリア飢餓、年末には30万人
教団側が「政策協定」、提示8人・署名4人 国会議員に朝日新聞調査、全て自民
ヘルソン奪還「歴史的」 ゼレンスキー大統領 掃討作戦進める
折々のことば:2556 鷲田清一
食べられればいいのよ……好きなことができていれば永遠に認められなくてもいいのよ(水村美苗)
(天声人語)まあ、そんなものさ
米国の作家カート・ヴォネガットの代表作『スローターハウス5』では荒唐無稽な筋立てが展開される。空爆などで次々と登場人物が死に、そのたびにくどいほど同じ表現が繰り返される。「そんなものさ」「そんなものさ」▼▼▼▼それでも、ときどき思い出しては読み返したくなる。物事がうまくいかないとき、落ち込んだとき、なぜか励まされる気がして、その言葉に触れたくなる。「まあ、そんなものさ」と一人、つぶやいてみたくなる
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