5月16日 月 朝刊
(復帰50年)50年、「平和の島」達成されず 続く過重な基地負担 沖縄知事、式典で訴え
「普天間の県外移設」、初明記 10年で所得3割増、目標 沖縄県の振興計画
半導体、巨額投資続々 政府、税金で支援 経済安保観点
折々のことば:2380 鷲田清一
渋いものを味わったあと、他のものが甘く感じたりするじゃない?(田村セツコ)
(天声人語)か・き・つ・ば・た
からころも着つつなれにしつましあれば はるばる来ぬる旅をしぞ思ふ〉。鮮やかな水辺の花を見た平安歌人の在原業平は「か・き・つ・ば・た」の5音を歌に織り込んだ。場所はいまの愛知県知立市八橋町である▼▼▼▼▼吉野の桜に水戸の梅、最近ではウクライナのヒマワリ畑。詩文や映画を通して土地と深く結ばれた花は多い。どれも同じ花を守り抜く苦労あってこそ。年々歳々カキツバタを育んできた人々に感謝しつつ、にぎわう寺を後にした。
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