明日をまもるナビ(28)「どう伝える?子どもへの防災教育」
12/12(日) 午前10:05-午前10:50
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令和3年12月14日(火) 午前10時56分
➀ 以前に確認した事: 台風19号? 高槻市ブロク塀倒壊 中学生 死亡
コロナ禍で、ここ1年半 有余 巣ごもり生活 1日の大半はTVに釘付け
そのさい 高槻の事が放映? 片山中・豊津小学(すいはくボラ/稲刈り)危険囲いを見てきた。 前記を思い出し ●貴様へ電話
吹田市ホームページの何処に・・・案内うけつつ確認 ノットファンド
その後は本日に確認
②私のブログ 今日 令和3年12月14日(火)/
防災:2021年12月12日 2 NHK Eテレビが「防災小説」?
ガッテンかんでん感 /その前は 米 竜巻 ◀(検索)タイトル▶コーピー貼 り付け
③ すごく、参考になると思います・
「見逃し 12/12(日) 午前10:05-午前10:50 放送」((https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2021121216201?cid=jp-698KRW7VJW 参照 2021年12月14日))
➃ 市内某地区の自治会長にお話しました▶関心おありのようでした。
電話でおはなしします。
もう1ケ所は「学校教育」にも話したいと思ってマス。
つい最近 の 山梨/富士山 和歌山/東南海・・・
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季節外れの竜巻アウトブレーク、全米史上初の「4州竜巻」発生か
世界一の竜巻大国アメリカですら、これまでに前例のないような事態が起きてしまいました。冬の12月、しかも夜間に竜巻が大発生し、70人を超える死者が出ています。犠牲者はさらに増え、100人を超える可能性すらあります。
現地時間10日(金)夜から11日(土)未明、アメリカ東部で竜巻の大発生(Tornado outbreak)が起こりました。6州で全38個の竜巻が報告されています。中でもとりわけ被害がひどく、犠牲者のほとんどを出したのが、ケンタッキー州です。
被害の惨状
被害地を訪れたケンタッキー州知事は「マッチ棒のようだった」と、土台から丸ごと家屋が吹き飛ばされ、木材がバラバラに散らばっている様子を表現しました。
死亡者の大半はメイフィールドという町で起こりました。中でも倒壊したキャンドル工場では、多くの従業員が亡くなりました。救助隊員は、無数の遺体の上を這いながら生存者を救助したと、悲惨な状況を語りました。
この被害地近くを通っていったと見られる竜巻が下の動画に映っているものです。
また同州では27両編成の電車が脱線、タンク型の荷台を取り付けた貨車も75メートル飛ばされたなど、信じられないような話が次々と報告されています。
さらにイリノイ州では、通販大手Amazonの物流倉庫が崩壊し、がれきの下から6人の遺体が発見されました。ジェフ・ベゾス氏もSNSに哀悼の意を寄せています。
記録の数々
今回起きた竜巻がどれほど異例であったのかをまとめてみます。
1.12月としては史上最悪の人的被害
今回の竜巻大発生(アウトブレーク)による死者数は、アメリカの観測史上12月としては最大となりました。過去の12月生まれの竜巻でもっとも死者が多かったのは、1953年に起きた竜巻の38人ですから、それを大幅に超える犠牲者が出てしまいました。
本来12月というのは、一年でもっとも竜巻の発生数が少ない月です。
当然のことながら12月は強い竜巻も発生しにくいので、藤田スケール/改良型藤田スケールで「5」という最強クラスの竜巻はこれまで2例しかありません。今回の竜巻はまだ公式な強さが発表されていませんが、もし「5」が発生していたとなれば、史上3例目、また12月としては1957年以来初となるようです。
2. 移動距離は約400キロか
どうやら、先のキャンドル工場を破壊したケンタッキー州の竜巻は、とんでもない記録を塗り替えた可能性もあるようです。
その記録とは、移動距離です。竜巻はアーカンソー州リトルロック周辺で発生し、キャンドル工場のあるメイフィールドを通過したのち、ミズーリ州、テネシー州、ケンタッキー州を移動した可能性があります。4州を駆け抜けたので「クアッド・ステート・トルネード」と呼ばれています。
推定される移動距離は390キロメートル以上で、これは千葉から名古屋までの距離に相当します。当局が検証を行っている最中ですが、もしこれが公式の記録となると、アメリカの観測史上初めて4州を通過し、「もっとも長い距離を移動した竜巻」として記録されることとなります。
これまでの記録は1925年に3州を駆け抜けた「トライ・ステート・トルネード(3州竜巻)」で、この時は352キロ移動し750人が亡くなりました。
3. 11キロ上空に飛来物
またキャンドル工場近くでは、竜巻によって飛ばされたがれきの一部が、高度11キロ(37,000フィート)に達していた可能性も出ています。11キロというと、国際線の飛行機が飛ぶほどの高さです。
なぜ発生したのか
このような古今未曾有の竜巻が発生した背景には、記録的な高温があります。
10日(金)テネシー州メンフィスでは、日中の気温が26度(摂氏)となり、日最高気温記録を更新していました。またアメリカの南のメキシコ湾の海水温は平年を2度以上も上回る高温で、そこからこの時期としては珍しいほど湿った風が流れ込んでいました。
一方で、西には冬の寒気が入り込み、その間で強い寒冷前線が発生、アメリカ東部を通り抜けました。
大気が不安定になって積乱雲が次々と発生、Jack Sillin氏によれば、あるスーパーセル雷雲は、1,000キロにわたって移動して、多数の竜巻を発生させたということです。
長くなる竜巻警戒期間
近年、アメリカで竜巻が増えているという報告は特にありません。温暖化にともなって竜巻が増えるかどうかも分かっていません。
ただ今後も気温も上昇していけば、今回のように冬に強い竜巻が大発生する可能性も高くなります。夏が長くなって山火事の発生期間も伸びているように、冬も暖かくなれば竜巻への警戒期間も長くなっていく恐れが指摘されています。
(※内容を一部修正しています。)
NHK WORLD気象アンカー。南米アルゼンチン・ブエノスアイレスに生まれ、横浜で育つ。2011年より現職。英語で世界の天気を伝える気象予報士。日本気象学会、日本気象予報士会、日本航空機操縦士協会・航空気象委員会会員。著書に「竜巻のふしぎ」「天気のしくみ」(共著/共立出版)がある。『世界』(岩波書店)にて「いま、この惑星で起きていること」を連載中。
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