【クアラルンプール時事】バドミントン男子シングルスで世界ランキング1位の桃田賢斗選手(NTT東日本)が13日早朝、マレーシア・クアラルンプール近郊の高速道路で交通事故に巻き込まれて負傷した。地元警察によると、病院に搬送された桃田選手は鼻骨を骨折し唇にも傷を負ったが、容体は安定している。
地元メディアによると、車には桃田選手を含むバドミントン関係者4人が乗っていた。運転手は死亡した。
桃田選手は12日、クアラルンプールで行われたマレーシア・マスターズで優勝し、帰国のため空港に向かう途中で事故に遭った。同乗していた日本ユニシス女子チーム監督の平山優氏も負傷した。
同選手は昨年の世界選手権で2連覇を果たし、世界ランキングは2018年秋から1位を維持。出場を確実にしている今夏の東京五輪でも金メダルの有力候補として期待されている。
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