うめきた地下新駅、4割完成 JR西が報道公開 (1/2ページ)
JR西日本は16日、大阪駅(大阪市北区)北側の「うめきた」地下に令和5(2023)年春開業予定の「北梅田駅」(仮称)の工事現場を報道公開した。工事は全体の4割程度が完成。開業後は梅田エリアから関西国際空港へのアクセスが向上し、2025年大阪・関西万博を前に訪日外国人客のさらなる取り込みが期待できそうだ。
この日は地下2階部分に完成したホームの基礎部分や柱などを公開。JR西によると現在、地下2階の天井を施工するために足場を組み、来秋に線路の敷設に着手する見通し。
JR西うめきた工事所の寺口貴康所長は「大阪万博で多くの方が大阪を訪れることが予想される。新駅が新たな大阪の玄関口として多くのお客さまに利用してもらえれば」と話した。
関西国際空港から梅田エリアへのアクセスは、観光面で大きな課題だった。万博開催や、大阪誘致を目指す統合型リゾート施設(IR)の開業をにらみ、新駅の開業によって利便性が向上するとあって、観光業界関係者も期待を寄せている。
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