平成30年5月18日(金) 行きました。
5月17日(木)12時54分 共同通信
被害に遭った竹が見つかったのは、「竹林の散策路」と呼ばれるルートで、落書きは名前などとみられる。
市によると、落書きされた竹は今年4月以降、急激に増えた。
嵐山には「竹林の小径」や渡月橋などがあり、観光名所として知られる。
市の担当者は「竹林の景観を楽しみにしている観光客も多く残念だ。旅行の記念かもしれないが、今後はやめてほしい」としている
人力車のある風景が映える「嵯峨野の竹林」
写真:bow
地図を見る嵐山・嵯峨野の竹林といえば、京都でも押しも押されぬ代表的な観光スポット。日本のみならず世界中からの観光客が連日たくさん訪れる大人気のエリアです。観光客を乗せて人力車が行き交う竹林の道はまさに「ザ・京都」といえる誰もが憧れる光景です。
特に野宮神社から大河内山荘にかけては竹林の道のハイライト。誰もが一度はテレビや雑誌などで目にした竹林が待っています。そんな嵯峨野の竹林に2015年、新たなスポットが誕生しました。
野宮神社から北へ、竹林の中に新たな散策路が
写真:bow
地図を見る嵯峨野の竹林の中心部でもある野宮神社、そこから進路を北にとり、JRの踏切を渡れば再びうっそうとした竹林が広がります。実はこの右手側の竹林に新たなる散策路ができたのです。
ちょうど野宮神社から大河内山荘へと向かうメインコースは人で溢れていますが、こちらは奥嵯峨野方面へのコース。人の流れはそれほど多くなく、マイナーなルートとなっている場所でもあります。
新スポット「竹林の散策路」
写真:bow
地図を見る新しい観光資源に乏しい嵯峨野・嵐山地区において久々に登場した新スポットは「竹林の散策路」と名付けられています。入場はもちろん無料で、9:00から17:00までの解放されています。「竹林の散策路」は想像以上に広い空間。青々とした竹林を回遊できるように、ゆったりとした道幅の散策路がはりめぐらされています。
春の桜や秋の紅葉と違って竹林は一年中楽しめるスポット。冬でも緑を絶やさず、夏でも涼しげなその光景は嵯峨野、そして京都観光の象徴的な情景。そんな竹林の美を心行くまで堪能しましょう。
「竹林の散策路」は絶好のシャッターポイント
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地図を見るまだ新しいスポットだけに、「竹林の散策路」は”超”がつくほどの穴場!嵯峨野の竹林は行けば写真におさめたくなる景色が続きますが、余りに人気スポット過ぎてなかなか人の写り込まない写真を撮るのは至難の技なのです。
この「竹林の散策路」なら知れ渡るまでまだ時間がかかると思われますので、人が写り込まない自分の思い通りの竹林の写真を撮るチャンスも多いのではないでしょうか!?
人力車によって作られた散策路!
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地図を見るこの「竹林の散策路」を管理しているのは嵐山で産声を上げた「人力車のえびす屋」で、実は散策路の整備に多額の寄付をしたのもこの「人力車のえびす屋」だったのです。
嵐山で生まれ、育まれた「人力車のえびす屋」は今や全国9店舗を展開をする程になりました。その「人力車のえびす屋」が生まれ育ったふるさと、嵐山のために新しい観光資源を提供したといっても過言ではありません。その善意を末永く伝えるために、散策時のマナーは守りたいところですね。
嵐山の新スポット「竹林の散策路」へのアクセス
「竹林の散策路」は9:00から17:00と入場できる時間があるのでご注意!特に案内人もいませんので基本的に自由に散策する形です。将来的には人力車の案内コースとしても使われるとのことで、ゆくゆくは多くの人の目にとまる名所となりそうです。
「竹林の散策路」へは嵐電嵐山駅から徒歩約10分、JR嵯峨嵐山駅から徒歩約15分、まずは野宮神社を目指しましょう。野宮神社からは目と鼻の先です。当然、竹林を案内してくれる人力車もおすすめ。人力車は渡月橋北詰やJR嵯峨嵐山駅、嵐電嵐山駅から乗ることができますよ