14時 @吹田市立博物館 2階 講座室
大庄屋 中西家名品展 関連イベント
講師:兵庫県日本画連盟会員 島田直季氏
レジメに沿って お話から -A4 4枚-
日本画ってなーに?!
■ヨーロッパ(西洋)と日本(東洋)のちがい■
1.えのぐのちがい
ヨ :色の粉と接着剤を混ぜてチューブに入れてある 米 産業革命以前は違う
日本:鉱石を砕いた砂状の絵具 ニカワ(接着剤)と指で混ぜて使う
2.えのちがい
ヨ: ひかり と かげを描く しゃしんのように描く
日本:りんかく線 で 描く しゃしんのように描かない
3.えのぐのざいりょう
天然の石(鉱石)をくだいてできています。
えのぐができるまで・・・
■1.えのぐに使えるような色のついた、きれいな石を世界から集めてきます。
水晶 藍銅鉱 孔雀石 メノウなど・・・
■2.石を砕いて砂にします。
■3.水の中に入れて、底に沈んだ石と上澄みを分けます。
■4.えのぐを粒の大きさで番号をつけて分けます。
■5.えのぐの番号
5番 ・・・・・10番・・・・・・・・・・・・・・・・・・13番・白(びゃく)
● ・
つぶが大きい 小さい
■6.絵具は15g(1両)単位で売られていることが多いです。
ニカワ
ニカワぱなにでできているの?
牛や鹿、魚などの骨などを煮詰めたもの。
ヨーロッパではウサギも使われています。
煮詰めたという表現はお子さんにわかりやすく説明した表現です。
タンパク質を精製、抽出したものです。
さらに精製していくと食用(ゼラチン)になるとか・・・・。
ふで
イタチなどの毛が使われています。
ごふん(胡粉)
白色としてつかわれます。
日本人形の顔などに塗られています。
牡蠣(かき)ホタテの貝殻を絵具にしています。
主成分カルシュウムです。
はく (箔)
きんいろ ぎんいろ どういろ アルミなどがあります。
にほんがのえがきかた
にほんがをかんせいさせるには、じゅんじょがあります。
1写生(しゃせい)をしょう。
ものをみてえがきます。
2草稿(そうこう)をつくろう
下図(したず)ともいいます。
紙のどこにえがくか?
なに色にするか?
などを考えます。
3本番の紙にうつす(転写)
4骨描き(こつがき)
線でえがこう
5形色 いろをぬってみょう。
6完成
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ニカワをさらに
家での評価
よく出来ました。
子曰く
60の手習いでした。