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①アメリカ、②オーストラリア③シンガポール、④ニュージーランド、⑤チリ、⑥ブルネイ⑦ベトナム、⑧マレーシア、⑨ペルー
交渉中のTPP21項目
1.物品市場アクセス
2.原産地規則
3.貿易円滑化
4.SPS(衛生植物検疫)
5.TBT(貿易の技術的障害)
6.貿易救済(セーフガード等)
7.政府調達
8.知的財産
9.競争政策
10.越境サービス貿易
11.商用関係者の移動
12.金融サービス
13.電気通信サービス
14.電子商取引
15.投資
16.環境
17.労働
18.制度的事項
19.紛争解決
20.協力
21.分野横断的事項
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APEC Q&A
問12:アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)構想とは何ですか。
(答)
アジア太平洋自由貿易圏(Free Trade Area of the Asia-Pacific :FTAAP)構想とは,アジア太平洋地域において,関税や貿易制限的な措置を取り除くことにより,モノやサービスの自由な貿易や,幅広い分野での経済上の連携の強化を目指すものです。
FTAAP構想は,2006年のAPEC首脳会議において,これを促進する方法及び手段について研究を実施することで一致しましたが,あくまで長期的で野心的な目標と位置付けられていました。このような中,FTAAPの実現に向けた取組を促進するため,2009年のシンガポールでの首脳会議において,2010年にFTAAPの実現に向けた道筋を検討することで一致しました。
これらを踏まえ,2010年,横浜で開催されたAPEC首脳会議において,FTAAPの実現に向けた道筋が策定されました。まず,FTAAPは,ASEAN+3,ASEAN+6,環太平洋パートナーシップ(TPP)協定といった現在進行している地域的な取組を基礎として更に発展させることにより,包括的な自由貿易協定として追求されるべきことが確認されました。また,APECは,FTAAPの発展のプロセスにおいて,リーダーシップと知的インプットを提供するとともに,投資,サービス,電子商取引,原産地規則,サプライチェーン・コネクティビティ(国際物流円滑化)を含む貿易円滑化等の分野において分野別取組を継続し,更に発展させることにより,FTAAPの追求に貢献していくことが確認されました。
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コメント
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