アレチヌスビトハギ：平成23年10月6日(木)

有り難うございました。

名前がわかりました。

 

アレチヌスビトハギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

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アレチヌスビトハギ
分類
界 : 植物界 Plantae 門 : 被子植物門 Magnoliophyta 綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida 亜綱 : バラ亜綱 Rosidae 目 : マメ目 Fabales 科 : マメ科 Fabaceae 属 : ヌスビトハギ属 Desmodium 種 : アレチヌスビトハギ D. paniculatum
学名
Desmodium paniculatum
和名
アレチヌスビトハギ
英名
Panicled Tick-Trefoil

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アレチヌスビトハギ（荒地盗人萩、Desmodium paniculatum）は、マメ科ヌスビトハギ属の雑草。北アメリカ原産の帰化植物。

果実は4～6個の小節果になるが、ヌスビトハギほど節のくびれが深くない。果実表面にはかぎ状の細かい毛が密生していて、衣服などによくくっつく。

　　　　　　　●困りました。●

関連項目 [編集]

• ひっつき虫

参考文献 [編集]

• 林弥栄監修、平野隆久写真　『野に咲く花』　山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉、1989年、ISBN 4-635-07001-8。
• 北川尚史監修、伊藤ふくお写真、丸山健一郎文　『ひっつきむしの図鑑』　トンボ出版、2003年、ISBN 4-88716-147-6。

外部リンク [編集]

• アレチヌスビトハギ（植物雑学事典）

この項目「アレチヌスビトハギ」は植物に関する書きかけの項目です。加筆・訂正してくださる協力者を求めています（P:植物／PJ植物）。

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カテゴリ: マメ科 | 日本の外来種 | ひっつき虫

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●マメ科ヌスビトハギ属

ヌスビトハギ属の葉は普通３小葉、萼は5裂し、蝶形花の翼弁と舟弁は一部で付着、雄しべは２体あり、豆果は扁平な節果で、小節果ごとに分離し、表面のカギ状の毛があって、動物にくっついて運ばれる。 　岩湧山には次の４種が見られる。花が大型で葉が5～7小葉のフジカンゾウ、他は葉が３小葉で、そのうち、全体にバランスよく付き、日向を好むヌスビトハギ、下部に葉が集中するも中程にもつき、半日陰を好むヤブハギ、下部の１箇所に葉が集中し花序が大半を占め、半日陰を好むケヤブハギである。外来種のアレチヌスビトハギは、花が少し大きく、赤い。 小葉が５～７─花が大型ピンク1色→フジカンゾウ 小葉が３┬葉が茎全体に┬毛が殆ど無い─花が小さく赤・白２色─毛が少ない→ヌスビトハギ 　　　　│　　　　　　└毛が多い─花が大きく赤１色─毛が多い→アレチヌスビトハギ 　　　　└葉が下部に┬上の方にも少し─葉が太い─毛が多い→ケヤブハギ 　　　　　　　　　　└下だけに集中─葉が細い─毛が少ない→ヤブハギ

野草 葉 茎葉 頂小葉 葉の位置 茎の毛 小節果 フジカンゾウ 5～7小葉 落葉 卵形～長楕円形 － 有毛 2 ヌスビトハギ 3小葉 落葉 卵形～長卵形 茎全体 僅かに毛 2 ヤブハギ 3小葉 落葉 狭卵形 茎の中部 － 2 ケヤブハギ 3小葉 落葉 広卵形 茎の中部以下 － 2 アレチヌスビトハギ 3小葉 落葉 広狭は様々 － 開出毛が多い 4～6 オオバヌスビトハギ 3小葉 常緑 卵形 茎の下部 － 2～4 マルバヌスビトハギ 3小葉 落葉 広倒卵形 － 粗い毛 2～3

全体 葉 フジカンゾウ 大型で、花が大きい 5～7小葉

ヌスビトハギ アレチヌスビトハギ 全体 よく分枝し、葉の部分が多く外へ張り出し、花序は短い、日当たりを好む よく分枝し、葉の部分が多く、あまり張り出さず、花序は細かく出し、日当たりを好む 茎 葉は均等に付く、粗い毛が疎らにあり 葉は均等に付く、毛が疎らにあり 葉 太くも細くもなく、ごわごわしている 先が丸い、細かい毛が多い、裏は白っぽい 花序 葉腋から大きく分枝 細かく分枝、開花中の花と終わって変色した花がつく 花 この仲間は虫が入ると、雄しべ・雌しべが出たまま ピンク1色、旗弁が大きく翼弁が小さい、旗弁の2つの斑点が特徴 果実 小節果が2個、よくくびれる、柄が比較的短い 小節果が4~6個、くびれは小さい、良く引っ付く

ヤブハギ ケヤブハギ 全体 中程に葉が集中、上にも少しつくことがあり、花序は長い、日陰を好む 下部に葉が集中、あまり分枝しないものが多い、花序は非常に長い、日陰を好む 茎 葉が比較的集中、毛は少ない 葉が極度に集中、細かい毛が多い 葉 葉は細く、薄い、葉脈が白いことがある 葉が丸い、毛が多い 花序 花序は長く、分枝はあまりしない 花序はとても長い、比較的分枝する 花 花柄は長目、柄や萼に毛があり 果実 2節果、良くくびれる 2節果、良くくびれる、柄が長い

共通点 葉 花序 花 果実 奇数羽状複葉 頂生・腋生の総状花序 一度虫が訪れると、蕊が露出のまま 節果 比較（1） 野草 漢字名 花期 植生地 分布 フジカンゾウ 藤甘草 8～9月 平地から低山地の林下 本、四、九 ヌスビトハギ 盗人萩 7～9月 平地から山地の草地や道端、林縁など 日本全土 ヤブハギ 薮萩 － 山地の日陰の林下 本、四、九 ケヤブハギ 毛藪萩 － 山地の木陰 本、四、九 アレチヌスビトハギ 荒地盗人萩 7～9月 道路の法面緑化などに伴う 北アメリカ原産 比較（2） 野草 名の謂われ フジ‥ 花をフジに、葉を甘草(マメ科中国産の薬草)になぞらえたことから ヌスビト‥ 果実の形を忍び足で歩く盗人の脚の形に見立てたことから ヤブ‥ 薮に生えていることから ケヤブ‥ ヤブハギに似ていて、全体に毛が多いことから アレチ‥ 荒れ地に生えていることから 比較（3） 野草 生活型 茎の高さ 茎・毛 葉の位置 フジ‥ 多年草 50～150cm 有毛 － ヌスビト‥ 多年草 60～100cm 僅かに毛 茎全体 ヤブ‥ 多年草 － － 茎の中部に集中 ケヤブ‥ 多年草 － － 茎の中部以下に集中 アレチ‥ １年草 50～100cm 開出毛が多い － 比較（4） 野草 小葉 （頂）小葉の形 幅 長さ 葉質、毛 フジ‥ 5、7 卵形～長楕円形 6～17cm 3～6cm － ヌスビト‥ 3 卵形～長卵形 4～8cm 2.5～4cm やや薄い ヤブ‥ 3 狭卵形 － － 薄い ケヤブ‥ 3 広卵形 6～12cm 4～8cm － アレチ‥ 3 広狭は様々 5～8cm 2～4cm 両面に伏毛 比較（5） 野草 托葉 花序 色 大きさ 小花柄 フジ‥ 線形 50cm 淡桃色 8～12mm 4～6mm ヌスビト‥ 針状被針形 － 淡紅色（白色） 3～4mm － ヤブ‥ － － － － － ケヤブ‥ － 大型 －　　（白色） － － アレチ‥ － － 紅紫色 7～8mm － 比較（6） 野草 節果 小節果 長さ 節間 フジ‥ 2小節果 三角形 10～15mm 10～13mm ヌスビト‥ 2小節果 半月形 5～7mm － ヤブ‥ 2小節果 － － － ケヤブ‥ 2小節果 － － － アレチ‥ 4～6小節果 － 7mm 三角形 注）－図鑑にコメント無し

注）山と渓谷社「野に咲く花」、「山に咲く花」などを参考としている。 （文・画像；上　田）