宝塚けやきヒルカントリークラブ | 公式ホームページ https://www.keyakihill-cc.com
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エージシュート(Age-Shooting、またはエイジシュート)は、ゴルフの1ラウンド(18ホール)ストロークプレイを、自身の年齢以下の打数でホールアウトすること。
各国あるいは公認団体で異なるが、公認されるには打数以外の条件も必要となる場合があり、日本では『日本エイジシューター協会』が「男子は6000ヤード以上、女子は5000ヤード以上のコースで達成すること」を追加条件としている[1]。若年層の選手は事実上達成不可能で、60代後半以後のシニア選手が比較的達成しやすいとされる。
エージシュートの基準となる年齢の計算については、一般には満年齢とされることが多いが、ゴルフ規則上年齢計算に関する明確な規定がないことから、韓国など数え年の文化がある地域では「数え年でもエージシュートを認める」場合があり、ゴルフ場によってはローカルルールで数え年でのエージシュートを認めているところがある[2]。従って満72歳の人間を例に取ると、満年齢基準の場合72以下のスコアでないとエージシュート達成とならないが、数え年基準の場合はスコアが73でもエージシュート達成が認められる場合がある
エージシュート
エージシュート(Age-Shooting、またはエイジシュート)は、ゴルフの1ラウンド(18ホール)ストロークプレイを、自身の年齢以下の打数でホールアウトすること。
概要[編集]
各国あるいは公認団体で異なるが、公認されるには打数以外の条件も必要となる場合があり、日本では『日本エイジシューター協会』が「男子は6000ヤード以上、女子は5000ヤード以上のコースで達成すること」を追加条件としている[1]。若年層の選手は事実上達成不可能で、60代後半以後のシニア選手が比較的達成しやすいとされる。
エージシュートの基準となる年齢の計算については、一般には満年齢とされることが多いが、ゴルフ規則上年齢計算に関する明確な規定がないことから、韓国など数え年の文化がある地域では「数え年でもエージシュートを認める」場合があり、ゴルフ場によってはローカルルールで数え年でのエージシュートを認めているところがある[2]。従って満72歳の人間を例に取ると、満年齢基準の場合72以下のスコアでないとエージシュート達成とならないが、数え年基準の場合はスコアが73でもエージシュート達成が認められる場合がある。
主な達成記録[編集]
アメリカ[編集]
- 初達成
- PGAツアーでは、1979年のQuad Cities Open第2ラウンドで当時67歳のサム・スニードが67で回り初の達成者となった(2日後の最終日にも66をマークし再び達成している[3])。
- 最少記録
- チャンピオンズツアー(シニアツアー)では、2002年のAT&T Canada Senior Open Championshipで61歳のウォルター・モーガンが60で回り達成。これがプロツアーでの最年少記録となっている。
- ツアー以外では、アメリカのボブ・ハミルトン(1944年全米プロ優勝、1946年マスターズ3位などの実績を持つ)が、1975年6月3日にインディアナ州のハミルトン・ゴルフ・クラブ(6233ヤード)で達成した「59」(年齢59歳)が記録として残っている[4]。
- アマチュアでは、2015年6月22日、バージニア州のローレルヒル・ゴルフクラブ(6386ヤード、パー71)でのアマチュア大会で、59歳のパトリック・ウィルスという選手が3度のホールインワン(うち2度はアルバトロス)を決めるなど「57」で回り、プロの記録をも更新している[5]。
日本[編集]
- 初達成
- 日本のプロゴルフツアーでは、日本ゴルフツアー機構によるツアー制度確立以降しばらく達成者はいなかったが、2013年4月25日に、山の原ゴルフクラブ(6793ヤード、パー71、兵庫県川西市)で行われたつるやオープンゴルフトーナメント第1ラウンドにおいて、66歳の尾崎将司が9アンダー62で回り、男子レギュラーツアー史上初のエージシュート達成となった[6]。尾崎は2017年10月6日に、京和カントリー倶楽部(7190ヤード、パー71、愛知県豊田市)で行われたHONMA TOURWORLD CUP第2ラウンドでも1アンダー70(年齢70歳)で自身2度目のエージシュートを達成している[7]。
- シニアでは、PGAシニアツアー制度確立以前の1981年、関東プロシニアゴルフ選手権初日で中村寅吉が65(年齢66歳)で達成したのがプロシニア第1号とされる。PGAシニアツアー開始後は、2018年11月現在で達成者9名、合計で24回記録されている[8]。
- 最少記録
- ノジマチャンピオンカップ 2019箱根シニアプロゴルフトーナメント 初日(18日)◇箱根カントリー倶楽部(神奈川)で63歳の伊藤正己が11バーディ、1ボギーの「62」をマークし、エージシュートを達成した。2015年の「広島シニア選手権」で三好隆が出した「63」を1打更新し、国内シニアツアーのエージシュート最少打数を更新。前述の尾崎にも最少打数で並んだ。
- 最多記録
- 2017年現在、青木功がPGAシニアツアーで最多となる計9度のエージシュートを達成している[9]。
- 2007年の日本シニアオープンゴルフ選手権の最終ラウンドで65(年齢65歳)を記録して優勝。青木はさらに、2008年の鬼ノ城シニアオープン最終ラウンドでも66(年齢66歳)を記録し、2度目のエージシュートを達成して優勝した。その後、自身が実行員として出場した『2010 ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント』でも67歳で66のエージシュートを達成。その後も達成回数を重ねた。
- その他
- 杉原輝雄は2008年6月14日、71歳の誕生日を迎えた日に開催された「杉原輝雄メモリアル第4回旭川オープンゴルフ選手権大会」において予選70ストロークで決勝へ進出し、決勝でも71ストロークと2日間続けてのエージシュートを達成した。
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