平成の文字は内閣府辞令専門官
河東 純一(かとう じゅんいち、1946年 - )は、日本の官僚、書家。総理府(現:内閣府)の辞令専門官などを務めた。号は峰城。 ... 1974年(昭和49年)12月より総理府(中央省庁再編後は、内閣府)に奉職した。総理府では内閣総理大臣 ... 2001年(平成13年) - 内閣府辞令専門官。 2007年(平成19年) - 国家 ... ちなみに「平成」の筆文字を書いたのは、当時総理府の辞令専門官などを務めた、書家の河東峰城氏。 我が母校、大東文化
北本自然観察公園 埼玉 北本市
北本市天然記念物「エドヒガンザクラ」~2018年は3月17日開花!
公園内にある北本市の天然記念物「エドヒガンザクラ」(標準和名:エドヒガン)は、高さ29m、樹齢約200年。 雄大にしだれた枝に、ソメイヨシノよりも濃いピンク色で小さめの花をつけ、開花が進むと淡く色が変化していきます。
北本自然観察公園とは
北本自然観察公園は、埼玉県の「里地里山」の自然環境を残しながら、野生の生きものがくらしやすいよう、また来園される方が自然に親しめるように整えられた公園です。1992年(平成4年)7月にオープンし、32.9haの広さがあります。 隣接する荒川の河川敷につくられた「荒川ビオトープ」と共に、野生の生きものの生息場所として重要な役割を持っています。
タカの仲間やキツネを「目標種」とし、それらが繁殖できる環境が適切に保たれるように公園の管理を進めています。
園内には、北本市の天然記念物「エドヒガンザクラ」があり、ソメイヨシノよりも1週間ほど早く毎年3月中~下旬に開花します。 また、近隣にある東光寺の境内には、国の天然記念物に指定されている「石戸蒲ザクラ(いしとかばざくら)」があります。
公園内の施設としては、埼玉県自然学習センターのほか、トイレ、駐車場(約100台)、非常用設備(貯水槽・井戸)があります。センターを出発して園内を歩く大回りコース(センター~あずまや~一夜堤~桜堤~とんぼ池(標柱11番)~台地の草原(標柱16番)~センター)は、一周約2kmです。
→ウォーキングマップ(PDF325KB)
公園の自然環境は大きくは3つの環境タイプに分けることができます。
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雑木林(里山の林): 昔はたい肥にするための落ち葉や薪をとるために使われていました。 |
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草はら: ススキの生える草原は、以前は屋根を葺くためのカヤや牛馬のエサをとるために使われていました。 |
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湿地・池: 以前は水田として利用されていました。泥が深く田舟が必要なほど水の多い田んぼもありました。 |
公園で見られる生きもの
早春には、ニホンアカガエルが湿地へ卵を産みにやってきます。
春になるとメダカやドジョウが池の中で活発に泳ぎ、草原ではタンポポやスミレの仲間が花を咲かせます。初夏の夕暮れ時には埼玉県の蝶・ミドリシジミがハンノキの周りで美しく舞います。
夏の夜にはヘイケボタルの飛ぶ姿やセミの羽化が見られ、秋にはクツワムシなど鳴く虫の声を楽しむことができます。湿地をワタラセツリフネソウのピンク色の花が彩ります。
冬の雑木林では木の皮そっくりなキノカワガに出会い、驚くこともしばしばです。池にはカモたちがやってきて、公園内は冬鳥たちでにぎわいます。
その他、一年を通して、オオタカ、カヤネズミ、キツネ、タヌキといった多くの野生の生きものがくらしています。
生きものマップ(jpg画像41~47KB)
| 春 | 初夏 | 夏 | 秋 | 晩秋 | 冬 |
自然学習センターでは、初心者でも気軽に自然とふれあうことのできるイベントを多数開催しています。どうぞご参加ください。 →イベントのページへ
みんなの手で守り育てる公園です
公園で見られる多くの生きものは、人が手を加えることで維持されてきた「里地里山」にすむ生きものです。 水田や薪炭林としての利用がされなくなったまま放置しておくと、遷移が進み、「里地里山」の環境に生息する生物はすめなくなってしまいます。
そこで北本自然観察公園では、日常的な草刈りなどの公園管理作業の他に、湿地の草刈りや耕耘、雑木林の落ち葉かきや下草刈り、池にたまった土砂の除去などの環境管理作業を行っています。このような作業の一部は、ボランティアの方の力をお借りして実施しています。みなさんも参加してみませんか? →ボランティア大募集のページへ
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公園利用のルール
園路以外の場所は、一部を除き立ち入りが制限されています
公園は、野生の生きもののすみかです。来園者が利用できる場所は、園路や一部の草原・梅林などに限られています。 特に、斜面林、湿地などには入らないよう、お願いいたします。
生きものを持ち出さない・持ち込まない
毎年、公園内でホタルやカブトムシ、キンランやギンランなど、いろいろな生きものが見られることをみんなが楽しみにしています。公園内の動植物を持ち帰らないでください。 また、飼っていた生きもの、栽培していた植物、他の場所で採集した動植物などを放さないよう、お願いいたします。
犬の散歩はリードをつけて
公園にはタヌキやイタチなど多くの野生の生きものがすんでいます。それらの生きものを脅かさないためにも、ほかの利用者のためにも、犬を散歩させる際はかならずリードをつけてください。
ゴミはお持ち帰り下さい
食べ物のにおいのついたビニール袋を食べて、野生の生きものが死んでしまうことがあります。公園の美化と野生生物の安全のためにもゴミはお持ち帰りください。
火気厳禁
公園内では、花火やバーベキューなど火気をつかうことはできません。
野鳥観察時のマナー
三脚を用いて写真撮影・観察をされる方は、一般の通行の方がいつでも通れるように道の後ろを空けておく、移動の際には三脚をたたむなど、お気遣いをお願いします。また、木や枝を切る、止まり木を置く、声を流したり餌を置いたりして野鳥を呼ぶなどの行為はおやめください。
ホタル観察シーズンの撮影マナー
観察者の多い場所でストロボやモニター画面を使って撮影する、園路がせまい場所で三脚を使用する、同じ場所を長時間占有するなどの行為は、他のホタル観察者の迷惑になります。周囲の状況に気を配り、他の観察・散策者がいるときには撮影をやめるなどのご配慮をお願いします。
利用に当たって事前に申請が必要な場合があります
物品の販売や興行、業務としての映画・写真の撮影などです。詳しくは、自然学習センターまでお問い合わせください。
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ホタル観察に関するFAQ(よくあるご質問・平成30年度版)
公園に出かける前に、自然学習センター(平成30年度、7月6日~8月10日の金・土・日曜と祝日は19:30まで、8月11日と12日は20:00まで開館→開館カレンダー) で公園の地図を入手しましょう。公園内の出現状況マップ、ホタルの観察のコツなどをまとめた展示があります。 公園利用のルールをご理解いただいた上で、安全に夜の公園散策をお楽しみください。
公園で観察できるホタルの種類は?
ヘイケボタルです。ほかにも、数種類のホタルの仲間(光らないか、ごく弱くしか光らない)がすんでいます。
ホタルは、いつ頃に見られますか?
例年、7月上旬から8月中旬頃まで見られます。もっとも数が多くなるのは、7月中旬から8月上旬にかけてです。2018年は、例年よりも季節の進みが早く、6月15日の調査で成虫が3匹確認されました。 8月下旬まで週に1回のペースで調査を行い、結果を館内のマップやホームページ(公園日記)でお知らせします。8月17日の調査では公園全体で17匹まで少なくなりました。
ホタルは、放したものですか?
いいえ。昔から公園内の湿地で自然発生しています。飼育施設や観察施設はありません。
ホタルを観察するイベントはありますか?
あります。すべて往復ハガキによる事前申し込み制(応募期間:6/19~7/5必着)で、 平成30年は、2018年7月16日(月・祝)~7月27日(金)の間の8日間に「ヘイケボタル観察会」、 2018年8月4日(土)に「ホタル観察オリエンテーリング」 2018年8月5日(日)に「夜の自然観察会」 を開催しました。
自然学習センターのイベントの日は都合が悪くて参加できないのですが、自分たちでホタルの観察に行くことはできますか?
できます。駐車場も利用可能です。ただし、観察に出かける前に、自然学習センターで危険生物等の確認状況について情報収集をしてください。トラブル防止のため、夜間のご利用の際には、必ずグループで行動しましょう。
駐車場に近い正面の門は、夜から朝まで閉まりますが、すぐ脇(駐車場を背にして左手)に入り口があります。バスの便は、平日は22時台、土日祝日は21時台まであります。→交通案内(アクセス)のページへ
ホタルが観察できる時間帯は?
ホタルが活発に活動し、光りながら飛ぶのは、暗くなってから1時間くらいの間です。あまり遅くない時間帯がおすすめです。
暗くなる時間帯を調べるには、「国立天文台 暦計算室」(外部リンク)が参考になります。日の入りから30分後くらいが目安です。
駐車場は夜でも利用できますか?
利用できます。ただし、発生のピーク時には満車となることがあります。 その場合には、近隣にある北里大学メディカルセンターの駐車場も「一般車」として利用できます(1時間まで無料、その後1時間毎に200円)。
どんな格好で行ったらいいですか?
園路はほとんどが土の道なので、ぬかるみやでこぼこした場所があります。ケガや虫さされの防止のため、靴下と運動靴(サンダルやヒールの高い靴は、×)、 長袖長ズボンをおすすめします。 一部を除いて園内には街灯がありませんので、安全のため、懐中電灯をお持ちください。 懐中電灯の使用は最小限でお願いします。あかるさの強い大型のものや、光が広がるランタンタイプのものは、適しません。 また、ハンドルを回転させて点灯するタイプは、音が大きいとまわりの方の迷惑になりますので、ご注意ください。
また、グループメンバーの目印として光るグッズを多数使用したり、歩くと光る靴を着用したりすることは、ご遠慮ください。
ヘビもいるんですか?
います。野生の生きものが暮らす公園です。園路以外の場所には、立ち入らないようにしましょう。 また、生きものをおどろかさないように、静かに歩きましょう。生きもののすみかにおじゃまする気持ちでお願いします。
観察するときの注意点はありますか?
ヘイケボタルは、光ることでコミュニケーションをとっています。 実際に、公園内でホタルが多く見られる場所は、外からの人工的な光りが届かない場所です。 ホタルの生活をじゃましないように、ホタルのいる場所では、懐中電灯を使わないようにしましょう。また、ホタル生息地までの移動の途中に懐中電灯を使う際には、他の利用者のために、下向きに照らすようにしましょう(暗さに目を慣らしながら歩いている方もいらっしゃいます)。
がやがやと大人数が通過するときには、ホタルも光るのをやめて飛ばなくなってしまいます。 できるだけ、静かにそっと歩くようにしましょう。ホタルを見つけたら、しばらく立ち止まって静かに観察してみると良いでしょう。
私たちがホタル観察を楽しむことで、公園のホタルがすみにくくならないように、ご協力をお願いいたします!
写真を撮ってもいいですか?
ホタルの写真をきれいにとることは、とっても難しいです。光を当てたり、ストロボを光らせたり、カメラの設定を確かめるためにライトやモニター画面をつけたりしていたら、実はまわりの人の迷惑になっていた・・・ということがないように、他の観察者がいるときには、周囲に光が出るような撮影はおやめください。
また、園路がせまい場所で三脚を使用する、同じ場所を長時間占有するなどの行為はおやめください。利用者の多い時期には、トラブルの原因になってしまいます。
ホタル以外の生きものの撮影をする場合も、暗闇の中での光はとても目立ちます。周囲の状況を確かめて、他の観察・散策者への配慮をお願いします。
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北本市天然記念物「エドヒガンザクラ」~2018年は3月17日開花!
公園内にある北本市の天然記念物「エドヒガンザクラ」(標準和名:エドヒガン)は、高さ29m、樹齢約200年。 雄大にしだれた枝に、ソメイヨシノよりも濃いピンク色で小さめの花をつけ、開花が進むと淡く色が変化していきます。
開花時期はソメイヨシノよりも1週間ほど早いのが特徴です。3月上旬に暖かい日が続いた2007年には、例年よりも10日ほど早い3月10日に1輪目の開花を確認しました。この年は、その後寒の戻りがあったためになかなか開花が進まず、満開は3月24日頃でした(写真:2007年3月28日撮影)。2009年は、3月17日にようやく1輪目の開花が確認された後、暖かさにつられて一気に咲き進み、21日頃には満開となりました。このように、開花期の気温や雨によって花の増え方は大きく変化します。
開花期には、毎日情報を更新する「公園日記」もぜひご覧ください! トップページの「エドヒガン開花情報」でも、開花時期にはほぼ毎日写真とコメントを掲載します。
(外部リンク:北本市役所)
北本市役所トップページ→「市内の桜の紹介・桜の開花情報」
「エドヒガンザクラ」の周辺には、木道が敷いてあります。動植物の保護のため、木道や園路以外の場所には立ち入らないように お願いいたします。毎年、来園者の増える時期に合わせて、イベント「生きものいきいき隊」参加者のご協力により、 臨時の木道を設置しています。みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。
なお、例年開花時期には、駐車場が混雑します。公園へお越しの際は、バスなどの公共交通機関のご利用をおすすめします。 →交通案内(アクセス)のページへ
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北本自然観察公園の四季おりおりの風景、そこにくらす生きものたち、楽しそうに遊ぶ子どもたち。これらが、毛利 将範氏の切り絵によっていきいきと描かれています。自然学習センターでしか手に入らないオリジナルの絵はがきが、春夏秋冬あわせて8種類!ご来園の記念やプレゼントにいかがですか?