大阪・梅田の地下道拡幅工事に伴って大阪市から立ち退き命令を受けた老舗串カツ店「松葉」が、命令の執行を停止するよう求めた申し立てに対し、大阪地裁(西田隆裕裁判長)は12日、却下する決定を出した。
松葉の代理人弁護士によると、松葉は即時抗告してさらに争う一方で、店舗は13日からの無期限休業を決めた。即時抗告に対する高裁の判断が出る前に市が強制撤去に踏み切ることは可能。市は11日付で行政代執行法に基づく戒告書を交付し、12日までの立ち退きを求めていた。来週にも強制撤去に乗り出す方針だ。
決定は「撤去により売り上げを失う損害は、事後的な金銭賠償で回復することができ、別の店舗で営業を継続することも可能だ」と判断した。
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平成27年6月11日(木)
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