「いつも通り」のはずが… 真央、ミス連発なぜ
2014年2月20日17時59分
(19日、フィギュアスケート女子ショートプログラム)
「いつもの練習通りと思って」。浅田真央(中京大)は最初のトリプルアクセル(3回転半)ジャンプに挑んだ。
練習では、ここ数年で最もいい3回転半を決めていた。しかしこの本番のSPでは、着氷時の体は進行方向に対して90度横を向いたままだった。転倒。その失敗から持ち直すことができずに、さらにミスを続けてしまった。
体が思うように動かなかったという浅田。緊張なのか、と問われ、いったん「はい」と答えたものの、話を進めるうちに「いつもの練習通りと思っていたので、緊張して体が動かなくなったというのは……」。最後まで口にしなかったが、「それは違う」と言おうとした。
今大会、個人に先立って五輪初採用の団体があり、浅田は8日にSPを演じ、ここでも3回転半で転んだ。誰しも経験のない日程だった。男子は、金メダルの羽生結弦(ANA)も、銀メダルのパトリック・チャン(カナダ)もシングルでミスをし、その要因に団体による調整難を挙げた。女子では、団体のSP、フリーともに出場したリプニツカヤがミスをした。ただ、この日3位になったコストナーも団体に出ていたことを考えると、一概にこれが原因とは言い切れない。
経験豊富な佐藤信夫コーチも、その原因を探しあ
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