9/1 夕刊
現在、私たちの住んでいる九都県市の地域は、我が国総人口の約4分の1に当たる約3,500万人の人口を擁し、政治・経済などの中枢機能が集積していますが、「首都直下地震」や「東海地震」の発生が懸念されており、これらの地震による被害の影響は各方面に及ぶことが予想されます。
地震による被害を最小限に食い止めるため、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市の六都県市は昭和55年に初めての合同防災訓練を実施しました。その後、平成4年の第13回訓練からは千葉市が、さらに平成15年の第24回訓練からはさいたま市が加わり、平成22年の第31回訓練からは相模原市が加わることとなり、九都県市で8月30日から9月5日の防災週間を含む有効かつ適切な日に合同で防災訓練を実施します。
訓練ではとりわけ、平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災の教訓を風化させないよう都市型災害に対応した訓練や地域と一体となった訓練など、より実践的な訓練を実施してきました。
平成22年は、これまで実施した訓練の成果を生かし、近年発生した新潟県中越沖地震や岩手・宮城内陸地震から得られた課題に対応した訓練にするとともに、九都県市と防災関係機関の連携・協力体制を一層充実・強化させ、また、住民一人ひとりの防災行動力の向上を目指して、第31回九都県市合同防災訓練を実施します。
吹田市
大型で強い台風12号の接近に伴いまして、市民の安心安全を最優先とし、台風12号に対する警戒態勢を強化するため、平成23年9月2日(金)に予定しておりました吹田市地域防災総合訓練を中止させていただくことといたしました。
9/2 朝刊