金利
きん‐り【金利】〘名〙
①貸し金・預金などにつく利子。利息。「─がかさむ」
②元金に対する利子の割合。利率。「年五分五厘の─」
明鏡国語辞典 (C) Taishukan, 2002-2008
きんり[金利]
interest /íntərəst, -est/
利子
高金利で at [with] high interest
rate of interest
利率
金利を上げる[下げる] raise [lower] the rate of interest
interest rate
[通例 -s] 利(子)率
❖金利水準
the level of interest rates
金利生活者
rentier
バブル
バブル[bubble]〘名〙
①あわ。気泡。◇泡のように消えやすいもののたとえとしても使う。
②投機の目的とされた株・土地などの資産価格が経済の基礎条件から想定される合理的な評価を上回って膨張し続ける現象。また、その経済状況。「─の崩壊」◇「バブル現象」「バブル経済」の略。
明鏡国語辞典 (C) Taishukan, 2002-2008
バブル
bubble
〘経〙泡沫的投機[事業](現象)
バブルがはじけた The bubble (economy) burst.
❖バブル経済
the bubble economy
バブル崩壊
the bursting [collapse] of the bubble (economy)
バブルメモリ
bubble memory 〘コンピュータ〙
ジーニアス和英辞典 第2版 (C) Taishukan, 2003-2008
信用
しん‐よう【信用】〘名〙
[類語分類]思う/信じる
①〘他サ変〙言動を確かなものと信じて受け入れること。「彼の言葉を─する」
②〘他サ変〙それまでの言動や業績から、信頼できるものと認めること。また、そのような評価。「─を失う」
③当事者間の信認に基づき、現在の給付に対する反対給付を一定期間後に行う取引。信用取引。
明鏡国語辞典 (C) Taishukan, 2002-2008しんよう
[信用]
─
credit
(職業取引上の)信用, 信頼
trust
〔人・事・物に対する〕(直観に基づく)信用, 信頼〔in〕
confidence
〔人・事・物に対する〕(理性・証拠に基づく)信用, 信頼, 確信〔in〕
faith
〔人・価値・真理に対する〕(疑いを入れない心情的な)全面的信頼, 信用, 信仰〔in〕
➲「信用」に当たる語では trust が最
からくり
から‐くり【▽絡繰り・〈機関〉】〘名〙
①糸・ぜんまい・水力などを応用し、人形や道具を動かす仕掛け。「─人形」「のぞき─」
②機械などを動かす複雑な仕掛け。
③計略。たくらみ。「─を見破る」
◆動詞「からくる(=糸を引いて仕掛けを動かす)」の連用形から。
明鏡国語辞典 (C) Taishukan, 2002-2008
からくり
mechanism /mékənìzm/
正式仕組み, 体系, からくり
contraption
略式 珍奇なからくり
からくりを見抜く see through a clever trick
クロマキー
クロマキー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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350pxクロマキー(Chroma key)もしくはクロマキー合成(クロマキーごうせい)はキーイングの一種で、特定の色の成分から映像の一部を透明にし、そこに別の映像を合成する技術。
フィルムでは古くから使われてきたブルーバック合成を模したもので、均質な色の背景の前で人物を撮影し背景に別の映像をはめこむなどの使い方がなされる。アナログビデオ、デジタルビデオの両方で利用され、ライブでの使用も可能である。背景色には人物の肌色と補色の関係にあるブルーやグリーンが多く使用される。最も身近な例はニュースの天気予報の映像である。色(クロマ)をもとにしたキー信号を使用するため、クロマキーと呼ぶ。
テレビでのクロマキー合成はスイッチャーなどのM/K機能を用いるので、技術的には背景の青(緑)映像を元にキー信号を生成する回路が必要になる。簡単な原理は、入力映像信号を基準となる青(緑)の色信号と比較し、指定した誤差範囲で一致すれば有効なキー信号を発生するものである。背景と前景との境界部分にキー信号の変化を適切に処理して、境界部分で背景色が見えたり前景が隠されたりせず、すっきりと合成できる性能が求められる。このため、キー信号は2値キーでなく境界に傾斜を持たせられるリニアキー(ソフトキー)とするのが普通。
CMや映画など高品質の映像合成を求められる場合には、従来より35mmフィルムとブルーバックによる光学合成が利用されてきたが、90年代後半よりコンピュータによるデジタル合成技術が広まり、より高品質な合成映像を得ることが出来るようになっている。コンピュータ・ソフトウェアによるクロマキー合成では、ultimatte(アルチマット)、Primatte Keyer(プライマットキーヤー)、Keylight(キーライト)など専用の合成ソフトウェア(プラグイン)が用いられることが多い。
Adobe Premiereなどの映像ノンリニア編集ソフトにも簡単なクロマキーが出来る機能が入っている。
会費
かい‐ひ【会費】クヮイ─〘名〙
①会を維持・運営するために会員が出し合う金。「年─」
②その会に出席する者が各自負担する費用。「─制のパーティー」
かいひ[会費]
membership
[a/the ~]
due
[~s]
クラブの会費 club dues
tax
米(会・組合などの)会費, 分担金
membership fee
[通例 ~s]
さま
さま【様】
[類語分類]形/様子
㊀〘名〙物の姿かたちや状態、物事のあり方や動作の仕方など、ものの様態を外からの観察に基づいていう語。ありさま。様子。「一夜にして街の─が一変した」「平然として狼狽ろうばいする─も見せない」◇やや古風な言い方。 「逃げ去る の/ところ/さま を目撃する」で、「の」は事実としての行為そのものに、「ところ」は臨場性に、「さま」は、慌てて・悠然と・血まみれになって、などの様態に視点を据えていう。
㊁〘接尾〙
①《人を表す語や団体名などに付いて》尊敬を表す。「山田─・あなた─・お客─・社長─・協同組合御一行─」
②《多く、接頭語「お」「ご」+形容動詞語幹や名詞の形に付いて》ねぎらいの意を表す挨拶あいさつのことばで、相手の行為を丁寧に言い表す。…なことです。「お待ち遠─・お気の毒─・ご苦労─・はばかり─」
③その方向・方角の意を表す。「横─ざま」「さか─」
④《動詞の連用形に付いて》㋐そのようす、そういう動作の仕方であることを表す。「続け─ざまに失敗する」「壮絶な死に─ざま」㋑そうすると同時に、その途端の意を表す。…するや否や。「振り向き─ざま、なぐりかかった」
◆原義は、方向の意。 ㊁の③④はもと清音。今は「ざま」となることが多い。 ㊁①は、漢字書きが一般だが、近年かな書きも多い(ただし、親愛の度合いは増すが敬度は落ちる)。他もかな書きが増える傾向にある。
様にな・るそれにふさわしい様子になる。格好がつく。「彼もだんだんとひげが─・ってきた」
さま[様]
(⇒ようす②)
彼のスーツ姿は様になっている[なっていない] He looks good [terrible] in a suit.
─
―さま[―様]
Mr., Mr
[男性の姓・姓名の前で] …さん, 様, 殿, 氏, 君, 先生《◆ピリオドを省くのは主に英》
スミス様にお呼び出し申し上げます. フロントまでお越しくださいませ 呼び出し放送Paging Mr. Smith. Please come to the front desk.
グリーン様方ジョン=ブラウン様 Mr. John Brown, c/o Mr. Green
独裁者
独裁者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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独裁者(どくさいしゃ)とは、独裁政治において政治を一人で操ることができる人物である。いくつもの権力が集中している人物を指す言葉とも言われる。
概説 [編集]
近代に入って、法律上国民または有識者に選ばれた形になっているが、現実には一人の人物に権力が集中し、その者が国政を操っている状態を独裁制、そしてその権力が集中した人物のことを独裁者と呼ぶ。
多数決の原則によるとされる民主主義であるが、これは民主主義の一面でしかなく、実際には少数意見の尊重こそ民主主義の要である。それゆえに、実際の政策を決める際には多くの話し合いや手続きを要する。
独裁制は、少数意見尊重の民主主義に付き物の数々の煩雑な手続きが無くなるため、目的を達成する効率が良い。また、独裁者が有能な場合は、国民の大多数の意見を伺ってそれに従うよりも、より高所に立った合理的判断をすることができる。
そのひとつの典型はベニート・ムッソリーニである。当時のイタリアは議会の過半数を獲得できない少数政党が乱立しており、議員数の配分こそ国民の意思の反映であったものの、国民の意思に即した政策が実行できないという不合理な状態にあった。そんな中で登場したムッソリーニは、「選挙で25%以上の得票率を得た第一党が議会の議席の3分の2を獲得する」という法律によって独裁権を確立した。これは少数政党乱立に辟易していた国民の意思を反映していたのである。
そして、実際にトルコ共和国の初代大統領ケマル・アタテュルクの様に、後世でも称えられる独裁者もいる。
問題は、独裁者の判断が偏狭または不合理であっても、それを止める方法が合法的に存在しないことにある。システムとしての独裁制には、独裁者の暴走へのチェック機能が存在しないことが問題点となり、常に暴政に変貌する危険を秘めている。
独裁者が暴政を行った場合、その国は非常に不安定となる。またそうなった場合、その国全体が人の生活を低下させるだけでなく、命の危険に晒される。また、独裁者の命も例外ではない。独裁国家の場合、独裁者本人(つまりその国のNo.1の人間)は常に政敵からの暗殺の危険に怯えなくてはならず、他の政治形態の最高指導者と比較すると猜疑心が強くなる。そのため、独裁者に次ぐ人間(No.2やNo.3の人間以下政権中枢の人間)は常に独裁者からの粛清の危険に晒される。
そして、そういった暴政には多くの場合、言論の自由が制限される。報道機関は管制され、一般国民も自由に意見を述べる権利が大幅に削られることが多い。大多数の国民の支持によって独裁者が誕生した時は、それは国民の大多数の利益に反する者を排除するという事で、多くの国民に支持される政策であったものが、独裁者が多数意見と乖離した時には、大多数の国民に対しての権利侵害となるのである。
独裁者は一般的に民族や国家を自分と同一視させる。そして自分に反対する者を民族、国家の裏切り者として弾圧する傾向にある。また、国民の不満を逸らすためにも意図的に反対派や少数民族を弾圧することも多い。そのように独裁者によって引き起こされた悲劇は、粛清、民族浄化など枚挙に暇が無い。
イギリスの政治家ウィンストン・チャーチルは独裁制に魅力を感じる風潮を戒め、次のように述べている。「民主主義は最悪の政治体制といえる。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除いた場合だが。」
英: Dictatorの語源共和政ローマの官職の一つ、独裁官(どくさいかん、羅: dictator、ディクタートル)は国家の非常事態に任命され、6ヶ月間に限り、国政を一人で操ることができた。 紀元前44年、ガイウス・ユリウス・カエサルは自らを終身独裁官に任命したことにより、共和政は解体し、一人支配が常となる帝国に似た元首政が誕生する礎となった。
独裁者と専制君主の違いは諸説あるが、独裁者は選挙や委任などで選出された人物であり、専制君主は世襲や軍事力で地位についた人物であるという分け方がある。ただし独裁者の中には、明らかに世襲や軍事力で地位についた、実質上の専制君主と言える者も存在する。ただしそれら独裁者は、不正選挙、あるいは議会の議決を暴力で強制するなど、多数意見を反映しているという偽装を行っているケースが多い。また、現政権は国民の多数意思を反映しておらず、それと比べれば軍隊のほうがより国民の多数意思を反映しているという場合もあるので、軍事力で現政権を打倒して独裁者の地位に就いた人物であっても、専制君主的とは言い切れない場合もある。
慈姑
くわい【〈慈▼姑〉】クワヰ〘名〙
野菜として水田などで栽培するオモダカ科の多年草。青みがかった塊状の地下茎を食用にする。◇球塊の上部に芽が出ていることから「芽が出る」「めでたい」として正月料理などに使う。
明鏡国語辞典 (C) Taishukan, 2002-2008
見
セカイのサンザル―ミざる、キかざる、イわざる
世界の三猿―見ざる、聞かざる、言わざる
日本では日光東照宮の「見ザル、聞かザル、言わザル」で有名な
三猿(さんざる、さんえん)について、
世界中に広がっている三猿(three wise monkeys)のルーツ(「見ろ、聞け、口をつつしめ」、「見ろ、聞け、言え」のもの等々を含む)を、
国立民族学博物館のコレクションからみるという書。
ざる 言わざる 聞くかざる