６０きょうちゃん(いろいろあって・・）06 朝 起きたら太陽拝み ふらふらせん と やらにゃ～ 日が暮れたら寝せい ・・・

５万円・・ A/N ５ 月３１日 金 朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年５月３１金 能登半島地震 １５１日目 いったい

◆５／３１　金　朝刊　朝日新聞
定額減税、いつ４万円　６月開始でも仕組み複雑　自治体・企業、事務膨大に
首相、「５万円超」容認も　自公きょう党首会談　規正法
生活道路、法定速度３０キロ　中央線ない区間　警察庁方針
電気・ガス料金、７月大幅↑　政府の補助金終了
折々のことば：３１０２　鷲田清一
　低賃金労働と戦争をアウトソーシングしているのと同じように、私たちは政治闘争をアウトソーシングしている。　（ナージャ・トロコンニコワ）

（天声人語）パンもバラも
春バラの花びらを煮てつくったというジャムを、知人から少し分けてもらった。淡いピンク色で、口に含むとふわっと華やかな香りが広がる。なんと優雅な食べ物だろう。バラは美しさや愛の象徴として神話や絵画に登場してきた。花の中でも特別な存在だ▼▼▼▼▼「パンとバラ」は労働運動や参政権運動で掲げられ続け、抵抗歌にもなった。私たちを人間らしく扱え。そんな思いが込められたバラもある

 



◆５／３１　金　夕刊　朝日新聞
規正法改正案、成立の公算大　首相、公明と維新に譲歩
トランプ氏、有罪評決　大統領選出馬は可能、異例の事態　米大統領経験者で史上初
米兵器でロシア国内攻撃、米が許可
素粒子
　隠したい人、西にも東にも。

　そこまでして何を守りたいのか。財務省が森友文書を再び不開示。有識者の答申を堂々無視。
　　　　　◎
　明らかにしたら国家戦略が外国に知られて危機を招く。そんな話までして政治資金の透明化に抗する面々。「領収書なくして非課税なし」が世間の常識。
　　　　　◎
　「醜聞隠しで口止め料」に市民が有罪の評決。民主主義のルールを壊し続ける前大統領に。

停電 １０時～ 令和6年5月30日(木) すずめ 青虫 食べに 発見A/N ５ 月３０日 木 朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年５月３０ 木 能登半島地震 １５０日目

 

パソコンの電源を切っておこう!

 

◆５／３０　木　朝刊

規正法案、自民が微修正　政策活動費、全面公開は盛らず
高浜３、４号機６０年運転へ　規制委、延長すべて認可
「人生救う判決を」　強制不妊、最高裁で弁論
池袋暴走、遺族と受刑者面会　心情等伝達制度で実現
折々のことば：３１０１　鷲田清一
「お金を払うというのは、自分で解決できない問題を他人にパスしているだけなんや」　（田内学）

 

天声人語）東京都知事と条例
　神聖ローマ帝国時代の中世イタリアでは、「コムーネ」と呼ばれる自治都市が各地に出現した。皇帝の権力が衰えるなか、帝国から事実上独立して宗教や経済、軍事などでまとまった。力を付け、独自の立法機関で規律も定めるようになった。「条例」の誕生である▼▼▼▼▼来月の告示を前に出馬表明が相次ぐが、それぞれの公約をしかと見極めたい。東京の何を、どう変えたいのか。国に先んじる覚悟はあるか。

◆ ５／３０　木　夕刊　朝日新聞

釜石の絶望と希望、残した３０万枚　地元の写真館主、「外」へ伝えた震災
生活道路、時速３０キロ規制を新設へ
北朝鮮、弾道ミサイル１０発超発射
規正法改正　自民、再修正案示さず
素粒子
　迫る６月減税。給与明細の見直し第２弾で、透かすと首相の笑顔が浮かぶ案はいかが。「私の施策です。お忘れなきよう」
　　　　　◎
　もちろん忘れません。高所得者層も対象のバラマキであること。元手は借金であること。実施する理由がその時々で都合良く変わり、仕組みも複雑なこと。
　　　　　◎
　透かしの向こうに、露骨な選挙対策に振り回される企業や自治体担当者の疲弊した顔顔顔。

５０円～ A/N ５ 月２９日 水 朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年５月２９日日 能登半島地震 １４９日目 １本・カンもなし

 

 

◆５／２９　水　朝刊　朝日新聞
厚生年金、適用拡大へ　企業規模の条件撤廃　政府方針
プベルル酸、腎臓に悪影響　「紅麹」問題、厚労省確認
公明、自民案に賛成へ　今国会の成立優先　規正法改正案
台湾念頭、フィリピンへ関与強める米
折々のことば：３１００　鷲田清一
　良（い）い骨格（こっかく）と　ふくよかな腹（はら）　シワなき手（て）　ステキなわしらは　仲良（なかよ）く太（ふと）く　かっこいい
　（コジヤジコ）
（天声人語）気づかぬふりをする
程度の差こそあれ、私たちはみな、他人の痛みに気づかぬふりをして生きているのかもしれない。公開中の「関心領域」を観（み）て、急に怖くなった。アウシュビッツ収容所の所長だったルドルフ・ヘスの一家を描いたホロコースト映画だが、ユダヤ人虐殺のシーンは一切ない▼▼▼▼▼壁の向こうに関心を持たない。叫びを聞き流す。何も考えない。どれも日常的にやっていそうだ。だが、壁はいつでも崩壊する。警告された気がする。

◆５／２９　水　夕刊　朝日新聞
僕の中に、言葉はある　重い自閉症の１５歳　話すことはできない、でも――
規正法改正、自民が修正案を提示
高浜３、４号機　６０年まで運転認可
強制不妊訴訟、最高裁で弁論開始
素粒子
ラファで民間人の犠牲が多数出たのは「悲劇的な過ち」とイスラエル首相。悲劇は既に約８カ月、いや７６年の長きにわたり。
　　　　　◎
　後世「悲劇的な過ち」だったと言われぬよう祈る。４０年過ぎた老朽原発の運転延長。１３年前の恐怖、反省、誓いを忘れて。
　　　　　◎
　こちら「予定された過ち」。政治資金改革めぐり、公明ムジナが自民と「いい加減な案」で合意へ。ゲタの雪を貫き２５年。

雨ついて 検診 A/N ５ 月２８日 火 朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年５月２８日日 能登半島地震 １４８日目 ２０２５万博 今一度

◆５／２８　火　朝刊　朝日新聞

日中韓、ＦＴＡ交渉「加速」　首相「北朝鮮の非核化、共通利益」　首脳会談
北朝鮮「衛星」、失敗　発射予告当日、空中で爆発
蓮舫氏、都知事選に出馬表明　「反自民・非小池都政」
藤井名人、初防衛　将棋
同性カップル住民票に「夫（未届）」　長崎・大村市、事実婚の表記適用
折々のことば：３０９９　鷲田清一
「当たり前だけど悪気は無いんだ　でも　想像力も無いんだ」
　（榛野〈はるの〉なな恵）

（天声人語）歩兵も指導者も
「歩兵も司令官も文民指導者も、いかなる者も刑事責任を免れることはできない」。今月２０日、国際刑事裁判所（ＩＣＣ）が発表した主任検察官カリム・カーン氏の声明で、この言葉が最も印象に残った。罪を犯した者は等しく裁かれるべきである、との信念が伝わってきた▼▼▼▼▼「最後のよりどころ」とも称されるＩＣＣは、人類の良心に反する重大な犯罪を裁く場所だ。歩兵も指導者も、国際法の下では平等である。当然なのに、いかに困難であることか。

◆　５／２８　火　夕刊　朝日新聞
６０年代、水道計画にあらがった村　昔ながらの水源、被災後を支えた　断水からの復旧遅れる珠洲
定額減税「複数年度、考えていない」　鈴木財務相
北朝鮮「衛星失敗、エンジンに原因」
イスラエル首相、民間人死亡「過ち」　ラファ空爆
素粒子
　キックバック分を原資に政治資金を「適正」に転がし税控除。「私だけじゃないと思う」とも。
　　　　　◎
　先週の国会では自民案の提出者である議員が政策活動費について、「党のガバナンスがしっかりしているので不正な使用は考えられない」と臆面もなく。
　　　　　◎
　かつて都知事選にも出馬した故秦野章氏の言葉。「政治家に正直や清潔を求めるのは八百屋で魚をくれというのに等しい」

東京都知事選 A/N ５ 月２７日 月 朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年５月２７日日 能登半島地震 １４７日目 石丸 蓮舫

◆５／２７　月　朝刊
日中、処理水協議加速へ　両首相、初の正式会談
警察から電話「聞きたいことが」　出向いたら…わたしが犯人？
静岡知事に野党系・鈴木氏　自民系の候補ら破る
大の里、史上最速Ｖ　初土俵から７場所　地元「石川の誇り」
　「忘れてはいけない」――これをわたしたちの合言葉にしましょう。
　（ウンベルト・エーコ）折々のことば：３０９８　鷲田清一

（天声人語）山古志の闘牛
山のような巨体に力をみなぎらせて、黒牛の「柿乃花（かきのはな）ダンディ」が砂を蹴り上げた。優しかった丸い目は対戦相手をにらみあげて、真っ赤に血走っている。角を突きあわせた「新宅（しんたく）」も負けてはいない。美しい白毛の交じった尻の筋肉を波立たせて押し返す▼▼▼▼▼組み合っていた２頭の後ろ脚に、合図とともに素早く綱がかけられた。牛の勢いに負けぬように、勢子たちが必死に闘いを引きはがす。「いやあ、すばらしい引き分けです」。アナウンスに拍手がわいた。

◆５／２７　月　夕刊　朝日新聞
アスパラ復活の夢、でっかく育て　生産途絶えた国内発祥の地、２９歳が挑む
北朝鮮、衛星ロケット打ち上げ通知
日中韓首脳会談、４年半ぶり開催
立憲・蓮舫氏、都知事選立候補へ

 

 

素粒子
さぼり続けた末に出してきたのは世論とかけ離れた案。いえ皇位継承の話。男系男子の呪縛。
　　　　　◎
　まず「神武天皇以来」という誇大広告はやめませんか。中国・唐の影響が及ぶ前の日本は男女双系だったという近年の研究成果を踏まえ、都合のいい先例だけ持ち出さず、未来を見すえ。
　　　　　◎
　皇子（みこ）を産め。「光る君へ」で何度も聞いたせりふ。これからも女性皇族に強いるのですか。

3日連続 晴天 A/N ５ 月２６日 日 朝刊 朝日新聞 : 2024年令和6年５月２６日日 能登半島地震 １４６日目 台風１号の声

 

◆５／２６　日　朝刊
（新世ＡＩ）スパコン使いこなすＡＩ　未公開の研究提案に「驚き」
コロナ飲み薬、８割弱未使用　廃棄の可能性　国購入４３０万人分
守護神は５０トン　大金庫の扉　東京建築祭
折々のことば：３０９７　鷲田清一
もっと世界をよく見てほしい、鏡をながめることは控えてほしい
　（ウンベルト・エーコ）

（天声人語）日本手話で学ぶ
もしイギリスで、初歩的な英会話しかできない大人が小学校の担任になったと言われたらどうだろう。きちんと教えられるのか、親も子も先生も不安だろう。でも似た光景が日本にあるという。ろう学校だ▼日本手話を第１言語として育ったろう児に対して、教える側は必ずしも手話を知らない。ろう学校への転勤を命じられ、手話ができないと尻込みしたら「子どもは声で話す訓練をしているから大丈夫」と説得された、という体験を読んだことがある▼▼▼▼北海道も含めて、いまでは５３６の自治体が「手話は日本語とは異なる独自の言語だ」などと説く条例を持ち、手話の普及を掲げている。ならばその最前線で「独自の言語」を保障しなくては。お題目を唱えるだけなら、何のための条例か分からない。

歩こう A/N ５ 月２５日 土 朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年５月２５日 土 能登半島地震 １４５日目 一時間は

◆５／２５　土　朝刊
ラファを去る、期待は捨てた　通信員、故郷で耐えて半年
Ｍ＆Ａ仲介、国が実態確認　買い手紹介、トラブル続発
今春の大卒、就職率最高９８．１％　「売り手市場」続く　国調査
奈良・京都、国宝が集結　来年４月から
折々のことば：３０９６　鷲田清一
「歴史のもしも」を考えることが「抵抗」になりうる　（小田原のどか）

（天声人語）キャパ没後７０年
石畳の道を行く、大勢の人たちがいる。彼らの視線が一斉に向く先には、赤ん坊を抱き、頭を丸刈りにした若い女性――。誰でも一度ぐらいは見たことがあるかもしれない。第２次大戦の末期、ドイツ軍が撤退した直後にフランスの街で撮られた写真である▼▼▼▼▼キャパは４０歳のとき、インドシナでの従軍取材中、地雷を踏んで亡くなった。ちょうど７０年前のきょうのことである。有名な言葉が残っている。「戦場カメラマンの一番の願いは、失業することだ」

◆５／２５　土　be 朝刊　
（フロントランナー）パラクライミング選手・渡辺雅子さん　舞い上がるように壁に向かう

◆５／２５　土　夕刊
乱気流、突然の猛威　シンガポール機事故、２０人超が脊椎など損傷
（Ｐｈｏｔｏ　Ｓｔｏｒｙ）？捨てるの？
素粒子
　給与明細を拝んで、ありがたや、と手を合わせるとでも？　岸田首相肝いりの定額減税に「減らした額」を明記する義務。恩恵でなく、せこさを実感。
　　　　　◇
　政策活動費の方は、明細に明記を断固拒否。守り抜かんと必死の姿に、自民党が玉手箱から得てきた恩恵の巨大さを直感。
　　　　　◇
　電気もガスも食品も高騰の夏。実感するのは、地道にためた割引クーポンの恩恵くらい

◆ A/N ５ 月２６日　日　朝刊　朝日新聞 : 2024年令和6年５月２６日日　 能登半島地震　１４６日目

こども 交通事故 A/N ５ 月２４日 金 朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年５月２４日金 能登半島地震 １４４日目 何にゾーンだったか思い出せない

５／２４　金　朝刊
中国、台湾囲み軍事演習　「独立勢力への懲罰」説明　頼政権を威嚇
物価上昇、賃金に回らず　昨年度ＧＤＰ分析、大半は企業収益に
５～６月、子どもの交通事故に注意　年間で最多、新学年に慣れ行動範囲拡大
折々のことば：３０９５　鷲田清一

（天声人語）山奥の図書館を訪ねて
中国、台湾囲み軍事演習　「独立勢力への懲罰」説明　頼政権を威嚇
物価上昇、賃金に回らず　昨年度ＧＤＰ分析、大半は企業収益に
５～６月、子どもの交通事故に注意　年間で最多、新学年に慣れ行動範囲拡大
折々のことば：３０９５　鷲田清一
　人間というものが何時もわすれているものから不意に、無理に叩（たた）き起（おこ）されることがあるものだと感じます　（室生犀星）

（天声人語）山奥の図書館を訪ねて
川のせせらぎを聞きながら、小さな橋を渡る。泥濘（ぬかるみ）とコケの道を進み、杉林を抜けると、そこに「ルチャ・リブロ」はあった。奈良県の東吉野村に移住した青木海青子（みあこ）さん（３９）たち夫婦が、自宅の古民家で蔵書を貸し出している私設の図書館である▼▼▼▼▼ソファに座り、お薦めの書のことを聞いていると、のそりと黒っぽい猫がやってきた。「館長です」と紹介された。その大きなおなかを撫（な）でながら、本の頁（ページ）をめくる。静かな時間が、豊かに流れていった。

◆ ５／２４　金　夕刊
ママとずっと手を、小学生のひらめき　難病の母の不調、「見える」測定器発明
ＮＹ株６００ドル超安、下げ幅今年最大
大卒就職率９８．１％、過去最高
トラブル続くＪＡＬに臨時監査
素粒子
　どう読んでも、いちゃもんだ。教員の給与制度を「定額働かせ放題」と表現したＮＨＫに文科省が「一面的」と抗議文。
　　　　　◇
　サクラなんてもんじゃない。教員のわいせつ事件で、横浜市教委が公判のたび身内を動員して、傍聴席を埋め尽くす愚行。
　　　　　◇
　組織を守るため。粛々と進めるため。さも当然のように他者の声を遮り、マイクを切り、扉を閉ざす。そんな話が相次ぐ。

万博会場 火災 A/N ５ 月２３日 木 朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年５月２３日木 能登半島地震 １４３日目 くれぐれも

◆５／２３木　朝刊
袴田さん再審、無罪訴え結審　検察、改めて死刑求刑　９月判決
ＡＩ法規制、検討着手　欧米と足並み、急ぐ　戦略会議
規正法、与野党が５法案　自民と他党、深い溝　衆院委審議入り
沖縄戦の司令部壕、首里城地下に眠る
折々のことば：３０９４
「もらうよりあげるほうがよっぽどええで」
　（小篠綾子さん）
（天声人語）ギュゲスの指輪
　ときは紀元前７世紀というから、２７００年ぐらい昔のことだろうか。いまのトルコの辺りにリュディアと呼ばれる王国があり、そこにギュゲスという羊飼いの男がいたそうだ。ある日のこと、地震が起き、羊が草を食べる大地に穴ができた、と物語は始まる▼▼▼▼▼裏金の不正はいわば、プラトンの問いに対する自民党の回答のようなものだろう。国民を裏切った政治家たちに、「ギュゲスの指輪」はもう渡せない。

◆５／２３　木　夕刊
新型衣装と目指したパリ　露出少なめ、盗撮防止へ選手考案
中国軍が台湾周辺で軍事演習
英、７月４日に総選挙　首相表明
ヘイリー氏「トランプ氏に投票」　米大統領選
素粒子
「生命軽視の態度は極めて顕著。強い非難に値する」。死刑求刑の論告で検察官が放った言葉を、そのまま返す。この期に及んで、なにを守りたいのか。
　　　　　◇
　〈人間が人間を裁くと云（い）う事は非常にむずかしい物だと私しも思います。世の中には、間違が多く有ると思う〉３１歳だった袴田さんの、獄中からの手紙。
　　　　　◇
　姉の秀子さん９１歳。その強さと明るさに、人間の希望を見る。

世界史 古代５文明 A/N ５ 月２２日 水 朝刊・夕刊 朝日新聞 : 2024年令和6年５月２２火 能登半島地震 １４２日目 高等学校／AI EU 頭クラクラ

◆５／２２　水　朝刊
ＥＵ、ＡＩ包括規制法　世界初の成立　域外も適用へ
「混合診療」対象拡大へ　がん患者の先進検査が有力　「骨太」盛る方針
外国人「育成就労」衆院通過　「技能実習」に代わり　入管法改正案
マナーの「最高峰」目指して　コンビニ越し富士山、幕設置
折々のことば：３０９３　鷲田清一
私たちの民主主義は「恐るべき無関心」でいても大丈夫なほど、悠長な状況にあるのかどうか　（想田和弘）

（天声人語）輪島で花屋を続ける
山道を行けば、緑の木々に霞（かすみ）をかけたように、薄紫のフジが咲いている。町を歩けば、鮮やかな青のパンジーが目に入る。タンポポの黄色もまぶしい。元日の地震で倒れた家々のくすんだ色との対比を感じるからか。先日訪れた能登の地で、花の色が妙に心にしみた▼▼▼▼も▼みんな、戻ってくるのだろうか。不安を感じながら、それでも、竹林さんは私に言った。「輪島で花屋を続けたい」。多彩な生花の甘い香りが、静かに店を覆っていた。

◆５／２２　水　夕刊
能登の海、１４０年照らしてきたが　灯台レンズが被災、国はＬＥＤ切り替え計画
袴田さん再審、論告求刑始まる
ロシア、非戦略核兵器の演習開始
トランプ氏動画、ナチス想起の表現
素粒子
　このままじゃ「子どものため」を盾にした、やりがい搾取の黙認だ。教職員の７割以上が自腹で教材費や交通費を捻出。
　　　　　◇
　未納の給食費は肩代わり。夜も朝も食べていない子には、パンやおにぎり。見ぬふりできない先生を、見ぬふりする社会。
　　　　　◇
　かたや「政治活動の自由」を盾にして、巨額のブラックボックスを抱えて放さぬ自民党。切るのは自腹。肥やすのは私腹。