◆ 6/7 朝刊
東電旧経営陣、賠償取り消し 津波予見性を否定 一審１３兆円 東京高裁
「違法捜査」上告断念を検討 大川原化工機訴訟 警察・検察
不信任案、共同提出呼びかけ 維・国、協力見通せず 立憲検討
（天声人語）ある家族の話
福岡市に住む白垣由美子さん（６５）は訥々（とつとつ）と語った。３０年ほど前、夫を病で亡くした。９歳と６歳の娘、３歳の息子がいた。自らも１０代で父親を失っていたから、子どもたちのつらさはよく分かった。だから言った。「みんなで力を合わせ、楽しくやろうね」▼▼▼▼▼今春、一通の投書が本紙に載った。次女の彩子（さいこ）さん（３８）が、先生に感謝を伝える内容だった。私はそれを読み、福岡を訪ね、この原稿を書いている。仏壇に、ご焼香させてもらった。遺影の貴大さんは、本当に、やさしそうな顔をしていた。
◆（しつもん！ドラえもん：５４５８）なつやさい編
トウモロコシの粒（つぶ）の数（かず）は、偶数（ぐうすう）と奇数（きすう）のどちらかになるといわれているよ。どっち？
◆ こたえ
偶数（ぐうすう）
トウモロコシの雌（め）しべ（ひげ）が偶数（ぐうすう）で、花粉（かふん）がつくと粒（つぶ）（実〈み〉）ができる。すべての雌（め）しべにきれいに受粉（じゅふん）した場合（ばあい）で、実際（じっさい）には違（ちが）うこともあるよ。
be （フロントランナー）おかしあそびプランナー・考古学者、下島綾美さん お菓子で歴史の理解深める
◆ 6/7 夕刊
日米関税「一致点見いだせず」 赤沢氏、５回目交渉後
米中の通商協議、英で９日開催へ 閣僚級
（Ｐｈｏｔｏ Ｓｔｏｒｙ）海辺のごみ、奏でる音色
素粒子
刷新感とか、スピード感とか。主観が入り込んで、結果責任を問われない「○○感」には要注意。そう身に染みついているだけに、東電旧経営陣への判決に驚いた。
◇
津波が来るという「切迫感」や「現実感」を抱けなかったのはやむをえなかった。だから法的責任はない、と。みんなして鈍感だったらセーフ。それはないだろう。
◇
やってる感だけで会期末までやり過ごすらしい夫婦別姓審議。うりふたつの法案を別物と言い、身内の意思表明を牽制（けんせい）し。政局感だけで動く醜さを国民は見ている。
コメント