6/12 木 朝刊
「違法捜査」判決確定へ 都・国、上告断念 警察・検察…謝罪、検証へ 大川原化工機訴訟
首相、衆参同日選見送りへ 不信任案、立憲不提出方針受け
自公、1人2万円給付案 参院選公約、非課税世帯さらに2万円
学術会議法人化法、成立 国の管理強まる懸念残す
折々のことば:3420 鷲田清一
泣くべきときに泣いておけば胸には何もたまらない。 (永井隆)
(天声人語)低出生率のわな
日本は、典型的な「低出生率の罠(わな)」に陥っている――。英国の人口学者ポール・モーランド氏は近著『人口は未来を語る』で、少子化が進む日本をそう分析した。「罠」とは、出生率が低下すると子どもを持つことへの意識や価値観が変わり、さらに低出生率を招くことを指す▼▼▼▼▼大切なのは、自分の生き方を自分で決められるとだれもが思えることだ。「子どもを増やすこと」ばかりを重視する政策ならば、罠から逃れることはできないだろう。
◆(しつもん!ドラえもん:5462)なつやさい編
キュウリは3千年(ぜんねん)ほど前(まえ)から、インドの山(やま)の近(ちか)くで栽培(さいばい)されていたらしいよ。どこかな?
◆ こたえ
ヒマラヤ
世界一(せかいいち)高(たか)い山(やま)、エベレストのふもと一帯(いったい)だね。キュウリは、日本(にほん)には10世紀以前(せいきいぜん)に中国(ちゅうごく)から伝(つた)わったとされ、明治時代(めいじじだい)から栽培(さいばい)が盛(さか)んになったらしいよ。
亡き夫と握る、一つ星 仏ミシュラン、女性すし職人で世界初
男女平等、またG7最下位 全体118位、政治分野で低下
素粒子
なびかぬ大学や研究者をおとしめ、力でねじ伏せ、学問の自由を侵し、国を危うくするトランプ流。
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〈人の身の上に起(おこ)ることは/我が身にも起りうること/よその国に吹き荒れる嵐は/この国にも吹き荒れるかもしれないもの〉。99年前の今日生まれ、戦中戦後の閉塞(へいそく)と混乱を経験した茨木のり子は想像力を持つ大切さを詩に込めた。
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5年前の任命拒否の理由をうやむやにしたまま、学術会議つぶし法が成立。参院本会議で軍事研究への貢献をあからさまに迫る維新議員の演説を、暗然として聞く
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