◆5/1 水 朝刊
5兆円規模、円買い介入か 29日分推計 市場の警戒強まる
石炭火力、35年までに廃止 解釈の余地も残す G7声明
(検証 能登半島地震)公費解体、進まぬ時計 発生4カ月 半壊以上4.8万棟、終了88棟
折々のことば:3073 鷲田清一
知的であるためにはある種の無防備さが必要だ
(内田樹)
(天声人語)円安に悩む
あなたは、いったい、ぼくが好きだったのでしょうか――。わが永遠の青春小説、田中英光の『オリンポスの果実』の有名な巻尾の一文である。切ない初恋の物語は何度読んでも、胸をかきむしるような気持ちにさせる▼▼▼▼▼〈かにかくに杏(あんず)の味のほろ苦く、舌にのこる初恋のこと〉。大坂が記した一節を唱え、目を閉じる。あすをも分からぬ為替のことなどしばし忘れて、いつの世も変わらぬだろう何かを、思う。
5/1 水 夕刊
能登の名品、私たちが推し続ける ファンが支える再起
円安、1ドル157円台後半に
岸田首相、3カ国訪問へ出発
ブラジル大統領、ガザ攻撃批判
素粒子
「水俣病は鏡だ」。患者に向き合い、人間の尊厳を重んじた故原田正純医師は言った。「社会のしくみや政治のありよう、みずからの生きざままで、残酷なまでに映しだされてしまう」
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きょう公式確認から68年。これだけの歳月を経てなお、責任や救済をめぐって争いが続く。
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鏡は広島・長崎、沖縄、福島そして日々の生活の中にも。そこに映る国の姿に目を凝らす。
コメント
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