6/26 月 朝刊
ワグネル、部隊撤収 プリゴジン氏、罪問われず プーチン政権打撃
チャットGPT、就活にもじわり 志望書文案、30秒で
羅臼、ごちそうの海 大量のホタテガイ出現
折々のことば:2773 鷲田清一
ひとは大人になって、高さを忘れる。平行になじんで、垂直を忘れる。
(長田弘)
(天声人語)ワグネルの反乱
風変わりな男が現れた。ネズミ退治の報酬を拒まれた男は、笛を吹いて子どもたちを集めると、引きつれて姿を消す。「ハーメルンの笛吹き男」だ。歴史学者の阿部謹也さんは、このドイツの伝説が史実にもとづくことを解き明かした。1284年のきょう6月26日の出来事だった▼▼▼▼▼心あるロシア国民の目に、矛盾はどう映るだろう。プーチン大統領は、首都での戦闘という悪夢は避けられた。ただ「強い指導者」というイメージの低下は避けられまい。終わりの始まり、になるのだろうか。
6/26 月 夕刊
病室に笑顔、モリスがいたから 病院勤務犬、寄り添い続けた4年有料会員記事
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ゼレンスキー氏、米・カナダと協議有料会員記事
京王線刺傷、起訴内容の一部否認有料会員記事
国民年金保険料、免除・猶予606万人有料会員記事
民間会社が侵略戦争をする異様さのなれの果てを見る。プーチン政権崩壊の序章か。
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反乱を機に、マキャベリの「君主論」を開く。傭兵(ようへい)では国を守れないと書いてある。
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あれまぁ、男性閣僚は日本のみ。G7女性活躍担当相の集合写真が何とも象徴的な。
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維新VS.公明。さて、どうなる。衆院選、関西で激突へ。素粒子
6/27 火 朝刊
熱中症、涼しい地域ほど注意 暑さ慣れず、同じ35度でも搬送2倍 搬送者数と気温、朝日新聞社分析
「ワグネル、7月1日に消滅」 プリゴジン氏、政権転覆意図は否定
反乱の夜、プリゴジン氏「大丈夫だ。さようなら」 ロシア人の記者が目撃
国交省航空局長を処分 元次官らと会食時、飲食提供受ける
処理水、迫る放出 海底トンネル開通 福島第一原発
折々のことば:2774 鷲田清一
増築をかさねた古い建物から、新しい均質空間の社屋に移ったとき、しばしば社内の人間関係まで変質する (市川浩)
(天声人語)オオタカの巣立ち
バードウォッチングで人気者のオオタカは、翼を広げて飛んでも木にとまっていても格好が良い。開発や乱獲で一時は絶滅の危機にあったが、生息数が回復して近年は都市部でも見かける。東京都心では、いまが巣立ちの真っ最中だ▼▼▼▼▼都心でオオタカが見られるのはカラスが減り、獲物のドバトやムクドリが増えたのが大きいという。巣立ち後も1カ月ほど園内にいると聞き、しばし耳を澄ませた。
6/27 火 夕刊
いわきの昼空、希望の花火 震災・戦争、「満天の桜」に託す鎮魂と平和 現代美術家・蔡國強さん
プーチン氏、ワグネル存続認めず
首相、IAEA局長と4日に面会
小田急刺傷、起訴内容を認める
素粒子
1年365日24時間、トリチウムの濃度は公表されるのか。見切り放出の準備完了。
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熱中症警戒アラートは全国一律の基準ではダメみたい。35度での搬送、北国は2倍。
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夜の飲食街の「3密」復活を見ているだけに、さもありなん。第9波の可能性あり。
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ようとして行方が知れず、になりそう。プリゴジン氏。
6/28 水 朝刊
ふるさと納税、経費厳格化 寄付後含め5割まで 地場産品の基準も
プリゴジン氏、ベラルーシ到着 今後の処遇は不透明
園バスに安全装置55% 自治体間で差 義務化後初の調査
続くよ線路、今も 旧国鉄倉吉線跡
折々のことば:2775 鷲田清一
まるでしたことの一切が、なかったかのように、あしらわれる行為です。
(小池昌代)
(天声人語)列車の安全のために
大阪発の夜行列車が翌未明、広島県の福山駅に到着した。停車中、車掌が二等車の室内で他殺体を見つけて騒然となった。1898年のことである。当時の東京朝日新聞によると、被害者は陸軍大尉。強盗が目的とみられ、男2人が捕まった。鉄道黎明(れいめい)期の日本を震撼(しんかん)させた事件だった▼▼▼▼▼冒頭の事件については、作家の内田百けん(ひゃっけん)が随筆『汽笛一声』で書いている。「夜汽車は恐ろしいものであると(中略)子供の心に沁(し)み込ませた」。鉄道開業から150年余り。安全の模索は続く。
6/28 水 夕刊
「踏みだす」、人吉から届いたら 見つめた爪痕・描いた青春、内村光良さん映画 熊本豪雨
プリゴジン氏との交渉、内幕語る ルカシェンコ氏
ウクライナの店に着弾、4人死亡
円安、一時144円台 7カ月半ぶり
素粒子
またまた総務省が官製通販「ふるさと納税」で手直し。
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でも仲介業者のテレビCMが象徴する「制度のゆがみ」は温存。富裕層減税が続く。
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服役中の河井元法相が証人として広島地裁に。自民党からの1億5千万円の使途の詳細は結局、あいまいなまま。
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ファンならずとも、真相は気になる。歌舞伎界に激震。
6/29 木 朝刊
転職促す「お祝い金」調査へ 介護・医療・保育の人材紹介業者 違反行為で紹介料稼ぎ 厚労省
反乱「虫のようにつぶされる」 プリゴジン氏説得の内幕
(統制の果てに 香港国安法3年:上)「香港政府、息苦しい」公務員次々離職 国安法あす3年
折々のことば:2776 鷲田清一
断食や不眠によって生理器官の慣れをうち破り、当事者を日常のリズム周期の外におくよう訓練する (アンドレ・ルロワ=グーラン)
(天声人語)大谷選手と変化球
米大リーグに流れる時間は速い。きのう、エンゼルスの大谷翔平選手の投球をテレビで見て実感した。球種の主体が、スイーパーから変わってきている。あのWBC決勝の最後に、トラウト選手へ鮮烈な一球を投げたのは3カ月前だった▼▼▼▼▼きのうの大谷選手は直球が中心で、落ちる球がよく決まっていた。ますます目が離せない。
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