GAFA(ガーファ)は、世界的に個人データを圧倒的な規模で集めている勝ち組企業のことをいいます。これは、検索エンジンやクラウドなどを提供する「Google(グーグル)」、デジタルデバイス(iPhone・iPad・Mac他)やソフトウェアなどを提供する「Apple(アップル)」、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)を提供する「Facebook(フェイスブック)」、世界最大のネット通販(電子商取引)を運営する「Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)」の4社の頭文字をつないだ呼称(造語)となっています。
インターネット時代において、検索や情報発信、買い物の履歴などの膨大な個人データが企業に蓄積され、事業に活用される中、GAFAは、個人データを集約して活用するプラットフォーマーとして、それぞれの分野で市場を席巻しています。その一方で、市場での公平な競争を阻害するとの懸念も上がっており、実際、日本においては、2016年12月に成立した「官民データ活用推進基本法」は、データ活用に関するGAFAへの危機感が背景にありました。
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