◆8/9 金 朝刊 朝日新聞
南海トラフ、巨大地震注意 沖縄から茨城、今後1週間 宮崎で震度6弱
特捜検事、刑事裁判へ 無罪事件の取り調べ「違法」
長崎、変わらぬ反戦の祈り きょう被爆79年、米欧大使ら式典欠席
第2日(8日)の結果 第106回全国高校野球
折々のことば:3170 鷲田清一
DNAがすごいのは、生命誕生の時から同じものを使い続けていること。
(中村桂子)
(天声人語)母と暮せば
父と暮せば」を完成させた井上ひさしさんが、いつか書かねばと思い定めていたのが長崎の原爆だった。だが果たせぬまま、鬼籍に入る。井上さんが決めていたタイトルと熱意は、山田洋次監督の映画「母と暮せば」に引き継がれた▼▼▼▼▼それでも核兵器を、戦争を止められるのは人間しかいない。映画のなかで、死んだのは運命さ、とあきらめる息子を母は諭す。「これは防げたことなの。人間が計画して行った大変な悲劇なの。運命じゃないのよ」
◆8/9 金 夕刊 朝日新聞
ノーモア・ヒバクシャ、いまこそ 79年、米欧大使不在の長崎原爆の日
藤波「金」、連勝137に レスリング53キロ級 パリ五輪
第106回全国高校野球・第3日
素粒子
「地震注意」の意味を確かめ、点検し、気持ちを落ち着かせる。
◎
〈昭和二〇年八月九日〉で始まる林京子の小説「祭りの場」を読み直す。末尾の〈アメリカ側が取材編集した原爆記録映画のしめくくりに、美事(みごと)なセリフがある。――かくて破壊は終(おわ)りました――〉に、いまを重ねる。
◎
破壊と威嚇をゆるさず、正当化を図る言説と戦う。6大使不在の式典に思いを新たにする。
コメント
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