◆7/4 木 朝刊 朝日新聞
強制不妊、最高裁「違憲」 国に賠償命じる判決 人権侵害重大、請求権消滅せず
川重、裏金で海自接待か 潜水艦、多数隊員に 国税十数億円把握
年金、見通し改善 財政検証、2割減の試算も
折々のことば:3135 鷲田清一
二〇世紀の広告を成り立たせてきた基本的な要件が、どんどん崩れつつある
(天野祐吉)
(天声人語)強制不妊が歪めた人生
小林喜美子さんは兵庫県の尼崎市に生まれた。満州事変の翌年、1932年の夏のことだ。出生時に異常はなかったが、3歳のころ、病気で耳が聞こえなくなった。両親は酒屋だった。意思疎通は身ぶりだけで、難しい会話はできなかった▼▼▼▼▼最高裁はきのう、国が彼女たちに賠償しないのは「著しく正義に反する」とする判決を下した。唇をかみ、文月の空を見上げる。正義よ、おまえはいままで、どこにいっていたのか。
◆7/4 木 夕刊 朝日新聞
海を越え、帰れるように 日本で亡くなる外国人、年々増加
TOPIX、一時史上最高値
園児バス放置死、前園長に実刑判決
習氏「上海協力機構、より緊密に」
素粒子
信じがたい。おぞましい。人間の所業か。旧優生保護法を、強制不妊手術を、そう言い切れるのならば、どんなにいいか。
◇
「私たちの社会が、優生思想から抜け切れているとは思わない」。弁護団の実感の重さ。やまゆり園事件から今月で8年。
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公権力による「産むな」と「産め」は地続きにある。人間を「生産性」で峻別(しゅんべつ)する自民議員と、その議員を守る政権も。
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