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大阪府北部地震(おおさかふほくぶじしん)は、2018年(平成30年)6月18日7時58分頃、日本の大阪府北部を震源として発生した地震。なお、気象庁はこの地震の命名を行っておらず、公的機関では「大阪府北部を震源とする地震」や「大阪府北部の地震」などと称呼されている[10][11]。報道機関等では「大阪北部地震[12]」、「大阪地震[13]」とも表記している。
地震の規模はMj 6.1で、震源の深さは13 km(ともに暫定値)。最大震度6弱を大阪府大阪市北区・高槻市・枚方市・茨木市・箕面市の5市区で観測した[5]。
ブロック塀倒壊による死亡事故[編集]
高槻市では寿栄小学校のプール沿いのブロック塀が倒れ、登校途中の小学生が下敷きになり死亡した。倒壊した壁は、元々あった高さ1.9mの壁の上に、目隠し目的でブロックが8段分(1.6m)積み上げられた部分だったため、建築基準法施行令により定められたブロック塀の高さ基準2.2m以内を遥かに超えていた上に、高さ1.2m以上のブロック塀に設置が求められている控壁もなかった[26]。さらに、2015年11月に防災アドバイザーが壁の危険性を指摘していたにもかかわらず、同市教育委員会の職員2名が2016年2月に目視や打音による簡易検査を行い問題なしと判断していたことが判明した[27]。濱田剛史高槻市長は18日に記者会見で謝罪した[28]。
高槻市の事故を受け、文部科学省は事故が発生した小学校に職員と専門家を派遣すると共に、全国の小学校・中学校設置者に対して敷地内のブロック塀についての緊急点検を実施するように緊急の要請を行うことを決定した[29]。また大阪府箕面市では「市内の公立の全小・中学校に設置されているブロック塀について、全て撤去する」方針を決定した[30]。国土交通省住宅局建築指導課は、6月21日に一般建築物に於けるブロック塀のチェックポイントを作成し、特定行政庁などに対してチェックポイントに基づいて安全点検を行うように通知を行った[31][32]。
日本大震災東
2018年 | 7月16日 | 月 | 8581 | 阪神 | 823 | 熊本 | 633 | 鳥取中部 | 2684 | 東日本 | 29 | 大阪府北部地震 | 年初~ | 196 |
2018年 |
7月17日 | 火 | 8582 | 阪神 | 824 | 熊本 | 634 | 鳥取中部 | 2685 | 東日本 | 30 | 大阪府北部地震 | 年初~ | 197 |
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