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「岸辺の旅」カンヌ公式上映 浅野忠信さん、坊主で登壇
編集委員・石飛徳樹
2015年5月18日19時34分
開催中の第68回カンヌ国際映画祭で17日夜(日本時間18日未明)、特徴ある映画を集めた「ある視点」部門に参加している、日仏合作映画「岸辺の旅」の公式上映があった。上映に先立ち、黒沢清監督と主演の深津絵里さん、浅野忠信さんが登壇した。
舞台では黒沢監督があいさつ。「1年前に撮影が始まり、今日、一般の方に初めて披露して僕たちの仕事はやっと終わります。しかし映画にとっては今日が誕生の日です。今日は終わりの日であると同時に始まりの日でもある。この映画は人生の終わりは実は始まりかもしれないという思いで作りました」と語った。
上映後のロビーでは、監督と2人の主演俳優が多くのファンに囲まれて、歓談する場面もあった。
この映画は湯本香樹実の小説が原作。3年前に失踪した夫(浅野)が妻(深津)の前に現れ、2人が地方に旅に出て土地の人々と触れ合っていく物語だ。
上映後、日本のメディア向けの会見に応じた黒沢監督は「温かい拍手をいただき、『ある視点』で良かったと思いました。コンペだと何を言われるか分からないですから」と笑いを交えて感想を話していた。(編集委員・石飛徳樹)
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