おはようパーソナリティ道上洋三です - ABCラジオ 1008kHz ..
で・・・
いろんな言葉で表現出来そう
日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現
タイトル:日本の大和言葉を美しく話す ―こころが通じる和の表現著 者:高橋 こうじ出版社 :東邦出版価 格:1,512円(税込み)<…
大和言葉
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大和言葉(やまとことば)とは、古くは和歌や雅語、女房言葉のことを意味したが、現在ではもっぱら日本語の語種(単語の出自)の一つであり漢語や外来語に対する日本の固有語を指す。
概要[編集]
現在「大和言葉」といえば一般には、漢語と外来語を除いた日本語の固有語を指すようになっている。また「和語」もこの意味で扱われることが多いが、学術上では区別されることもある。すなわち、「大和言葉」といった場合には日本(やまと)に大陸文化が伝来する以前の、日本列島で話されていた言語そのものを指すというニュアンスがあるのに対し、「和語」とは、漢語・外来語とともに、語彙の種別を表す用語としての側面が強調される。
ただし後述するように、「やまとことば」という語は古くは「和歌」の意味で用いられ、また「女房言葉」の意味で用いられることもあった。
大和言葉の特徴[編集]
語彙[編集]
漢語や外来語と動詞「する」からなる複合語を除くほとんどの動詞や形容詞、および、全ての助詞が大和言葉である。みる(見る)、はなす(話す)、よい(良い)、が(主格の助詞)、うみ(海)、やま(山)、さくら(桜)などがあげられる。
音韻[編集]
大和言葉の音韻には以下の特徴がある。
- 語頭に濁音・半濁音が来るものは一部の語彙に限られる。「だく(抱く)」、「ばら(薔薇)」等の場合、古くは語頭にイ・ウ・ムなどを持つ語形があり、「いだく」、「いばら・うばら・むばら」という形があった。その他「ビュービュー」「ピカピカ」などのオノマトペ、動植物名(ブリ、ブナなど)、清音から交替して作られたもの(ジジ<チチ、ババ<ハハ、ガニマタ<蟹・股など)、概してマイナスの意味を持つ語(ズルイ、ブツ(打つ)など)がある。
- 語頭にラ行音が来ない。これはアルタイ諸語と共通する特徴である。古語の「らうたし」、「らうがはし」のラウは漢語と推定される。
また合成語が作られる際、前の語の母音が変化することがある。き + たつ(木 + 立つ) → こだち(木立)、さけ + たる(酒 + 樽) → さかだる(酒樽)など。ただし、必ずしも「き」や「さけ」などが古い形とは言えない。
大和言葉と漢字[編集]
大和言葉は隣国の中国から漢字を借り入れたことによって微妙な意味の差を漢字で表現できるようになった。例えば、「なく」を漢字で書くと、「泣く」、「啼く」、「鳴く」のどれかを使うことによって微妙な意味の差を表現できる[1][2]。一方で、中国文学者の高島俊男は、大和言葉に漢字を当てるのはおかしく、例えば、「とる」の意味は大和言葉では1つなのであり、「取る」、「採る」、「捕る」、「執る」、「摂る」、「撮る」と書き分けるのはナンセンスであると主張している[3]。
民俗学者の柳田國男は、大和言葉にどのような漢字を書くのか尋ねることを「どんな字病」と名付け、警告した[4]。最近はパソコンですぐに難しい漢字が出てくるためになおさら安易に漢字を多用する傾向があるといわれている[5] 。
国文学者の中西進は、漢字依存が大和言葉のもつ本来の意味を失わせてしまい、例えば、「かく」に「書く」、「描く」などと漢字を変えて区別するようになったことにより、縄文式土器を製作する際、柔らかい粘土を先の尖った物で引っ掻いて模様を描くことからわかるように、掻いて表面の土や石を欠くという「かく」の本来の意味がわかりにくくなったと指摘している[6]。
古い文献での用例[編集]
『源氏物語』の「桐壺」の巻には、「やまとことのは」(大和言の葉)について次のような例が見られる。「やまとことば」とする用例も「東屋」の巻にあるが意味は同じである。
- このごろ明暮れ御覧ずる長恨歌の御絵、亭子院のかゝせ給て、伊勢、貫之に詠ませたまへる、大和言の葉をも唐土(もろこし)の歌をも、たゞその筋をぞ枕言(まくらごと)にせさせ給ふ。[7]
桐壺の更衣に先立たれた帝が、白居易作の『長恨歌』の内容をあらわした絵を明け暮れ眺めていたということであるが、ここではその絵に添えられた和歌を「大和言の葉」と称している。これはこの文脈であれば「言の葉」だけでも和歌の意味で通じるが、「唐土の歌」すなわち漢詩と対照させるための表現である。つまり、日本のものであろうと唐土のものであろうと、ということである。このように平安時代までの「やまとことば」という語には「日本語で使われてきた固有語」という意味の用例はない[8]。なお、現在「やまとことば」と同意義とされる「和語」についても、やはり「和歌」の意味で使われた例が見られる。
しかし時代が下ると、「やまとことば」は「和歌」という意味から転じて「雅語」の意味で使われるようになり、さらに宮中や幕府などの上流階級の婦女子が使う言葉を指すようになる。これを「御所言葉」(女房言葉)ともまた「女中詞」とも称した。この雅語や女房言葉を意味する「やまとことば」に関わるものとして、室町時代末期か近世のごくはじめには成立していたといわれる『大和言葉』という辞書がある。これは本来和歌や連歌を詠む際の雅語を集めたものであったが、次第に女性が使う言葉の用例、すなわち女房言葉を集めた教養書として女性に読まれるようになった。後にこの『大和言葉』の内容を増補した『増補大和言葉』というものも出版されており、江戸時代末期に至るまで版を重ねている。
脚注[編集]
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- ^ 山口仲美 『日本語の歴史』 岩波書店〈岩波新書〉(原著2006年5月19日)、初版、p. 211。ISBN 4004310180。
- ^ 中西進 2003, p. 215.
- ^ 高島俊男 『漢字と日本人』 文藝春秋〈文春新書〉(原著2001年10月20日)、初版、pp. 86-88。ISBN 4166601989。
- ^ 中西進 2003, p. 15.
- ^ 中西進 2003, pp. 215-216.
- ^ 中西進 2003, pp. 216-217.
- ^ 『源氏物語 一』(『新日本古典文学大系』19、岩波書店、1993年)より。
- ^ 「固有語」や「和語」の意味で『日本国語大辞典』(第2版)に挙げられた用例はすべて中世以降のものである。
参考文献[編集]
- 中西進 『ひらがなでよめばわかる日本語のふしぎ』 小学館(原著2003年7月20日)、初版。ISBN 9784093874526。
- 木村晟編 『江戸期女性語辞典』 港の人、2006年
関連項目[編集]
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- 最終更新 2014年9月1日 (月) 07:05 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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語種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』語種(ごしゅ)は、日本語の単語を出自によって分けた種類。和語(大和言葉)・漢語・外来語(洋語)、および、それらの混ざった混種語に分けられる。
3つの語種[編集]
和語は、「やま」「かわ」「さくら」「あさひ」「のりもの」「おもちゃ」「さかな」など、日本古来の固有語、または、固有語の組み合わせや変化形を指す。
漢語は、「山脈」「庭園」「桜楓」「旭日」など、中国古来の漢字音を用いた語を指す。多くは中国語からの借用語であるが、日本で漢字音を用いて作った「三味線」「演説」「哲学」「経済」などの語も含まれる。
外来語は、「ペン」「ギター」「コーヒー」「エチケット」「エネルギー」など、一般には漢語以外で他言語に由来する借用語を指す。その多くは西洋語であり、なかでも英語に由来するものが多い。日本で作られた和製洋語・和製英語もある。
混種語は、語種の異なる単語からなる複合語である。「歯ブラシ」(和+外)、「運動靴」(漢+和)、「プロ野球」(外+漢)、「半そでシャツ」(漢+和+外)など、その組み合わせは多様である。
戦後の日本語では和語と漢語、和語と漢語による混種語が同義の外来語に置き換えられるか外来語が優勢になる傾向があり、「ちち(乳)」(和)→「ミルク」、「衣紋掛け」(漢+和)→「ハンガー」、「施錠(する)・錠」(漢)→「ロック(lock)」などの例がある。
和語・漢語・外来語の詳細については、それぞれの記事に譲る。
語種の構成比率[編集]
語種の構成比率は、対象とする資料の性格によって異なる。たとえば、新聞の文章と話し言葉とを比較した場合、新聞の文章では漢語の割合(延べ)が7割を超え[1]、話し言葉では和語の割合(延べ)が7割を超える[2]という調査もある。
また、時代によっても大きく変動する。以下、まず第二次世界大戦後(現代)の状況から述べ、次に近代以前について述べる。
現代の状況[編集]
国立国語研究所は、1956年の雑誌の語彙について大規模調査を行っている[3]。そのうち、語種ごとの異なり語数(同じ語が複数回出現しても1と数える)を見ると、和語が36.7%、漢語が47.5%、外来語が9.8%、混種語が6.0%で、語の多彩さの点では、漢語が和語を圧倒している。一方、延べ語数を見ると、和語が53.9%、漢語が41.3%、外来語が2.9%、混種語が1.9%で、繰り返し使われる語には和語が多い。
ところが、それから約40年後の1994年の雑誌語彙を調べた同研究所の報告[4](ウェブ公開版)では、和語の使用は退潮している。異なり語数では和語が25.7%、漢語が34.2%、外来語が33.8%、混種語が6.4%で、外来語が著しく増加している。一方、延べ語数では和語が35.7%、漢語が49.9%、外来語が12.3%、混種語が2.1%で、繰り返し使われるという点では、なお漢語・和語が外来語に勝っている。
『新選国語辞典』は収録語についての統計を裏見返しに公表している。2002年発行の第8版[5]によれば、一般語73,181語のうち和語は24,708語(33.8%)、漢語は35,928語(49.1%)、外来語は6,415語(8.8%)、混種語は6,130語(8.4%)となっている。
和語:漢語の比率は、2回の現代雑誌調査がほぼ 8:10 であるのに対し、『新選国語辞典』では 7:10 であって、辞書の方が漢語の比率が高い。また、近年雑誌にあふれる外来語は、必ずしも辞書に登録されていないことが分かる。
近代以前の状況[編集]
古代から中世にかけては、今日の定義における外来語は、資料に出現することは非常にまれである。というのも、日本語に流入した他言語由来の語としては、漢語以外には梵語などが若干あるのみだが梵語も漢字表記で受け入れたものは漢語として扱われるからである。主要な語種は和語と漢語、および両者の混種語ということになる。
古代から中世までの主要な和文系の古典作品の語種をみると、和語の割合がすこぶる多い[6]。とりわけ、『万葉集』・『古今和歌集』・『後撰和歌集』などの歌集では、和語が99%以上を占める(延べ比率。以下同じ)。数少ない漢語のうち「菊(キク)」は『古今集』に10回、『後撰集』に11回登場しており、なかば和語のように用いられていたとみられる。
歌集以外では、『竹取物語』・『伊勢物語』・『源氏物語』・『枕草子』など、いわゆる平安女流文学においては軒並み和語が90%以上に達し、これらの文学ジャンルの特徴を物語っている。これは、必ずしも当時の日本語文章全般に漢語が稀少であったことを意味しないが、ほぼ漢語なしで文章が成り立ち得たことは事実である。ただし、詳細に見れば、年代とともに、使用される漢語の種類が少しずつ増えている。
院政期ごろに成立の『大鏡』や、中世の『方丈記』・『徒然草』では、漢語の割合が10%を超えている。平安女流文学とは作者の属性などが異なるため単純な比較はできないが、日常的な文章で漢語が勢力を伸張する動きの一端が表れているとみることもできる。
中世最末期の日本語‐ポルトガル語の辞書である『日葡辞書』に収載された語のうちでは、和語が78.7%に対し漢語が20.5%となっている(外来語はなし)。また、幕末の和英辞書『和英語林集成』では和語が73.9%、漢語が25.0%、外来語(「Botan ボタン」のみ)0.1%となっている[7]。このように、幕末までは、和語が絶対的に優位な地位にあった[要検証 – ノート]。明治以降に急増した漢語、第二次世界大戦後に急増した外来語により、現在のような語種構成比率に至ったものと考えられる。
脚注[編集]
[ヘルプ] - ^ 国立国語研究所 (1972)『電子計算機による新聞の語彙調査 3』(秀英出版)
- ^ 国立国語研究所 (1980)『日本人の知識階層における話しことばの実態』(国立国語研究所日本語教育センター)
- ^ 国立国語研究所 (1964) 『現代雑誌九十種の用語用字』。
- ^ 国立国語研究所 (2006) 『現代雑誌200万字言語調査語彙表』。
- ^ 金田一 京助他 [編] (2002)『新選国語辞典』第8版(小学館)。
- ^ 宮島 達夫 [編] (1971) 『笠間索引叢刊4 古典対照語い表』(笠間書院)
- ^ 宮島 達夫 (1967) 「近代語彙の形成」『国立国語研究所論集3 ことばの研究3』。
おはようパーソナリティ道上洋三です
おはようパーソナリティ道上洋三です ジャンル ワイド・バラエティ 放送方式 生放送 放送期間 1977年3月28日 - 放送時間 月曜日-金曜日 6:30-9:00 放送局 ABCラジオ パーソナリティ 道上洋三 出演 吉田詩織 テーマ曲 クラリネット・ポルカ 公式サイト 公式サイト テンプレートを表示 おはようパーソナリティ道上洋三です(おはようパーソナリティどうじょうようぞうです)はABCラジオ(朝日放送)で月曜日 - 金曜日の6:30 - 9:00に放送している生ワイド番組、通称は「おはパソ」。1977年(昭和52年)3月28日放送開始。
本稿では、2014年(平成26年)10月からJRN10局ネットで週に1回放送中の派生番組・道上洋三の健康道場(どうじょうようぞうのけんこうどうじょう)についても述べる。
目次
[非表示]概要[編集]
ABCラジオを代表する高聴取率番組。阪神タイガースが勝利した翌日(土・日曜日に勝利した場合には翌週月曜日)の放送中に、道上が「六甲おろし」を熱唱することで全国にも知られている。朝日放送が現在の社屋(大阪市福島区)へ本社機能を移転した2008年(平成20年)6月以降は、同社屋13階のラジオ第2スタジオから放送することが多い。年に数回、公開生放送やスタジオの外からの全編生中継を実施している。1990年代には一時、居住地の歴史・文化・最新事情に詳しいリスナーを「タウンリポーター」として採用。道上との電話を通じて、定期的にリポートを送らせていた。
在阪ラジオ局で全時間帯に放送される番組を対象にした聴取率調査では、長年にわたって、裏番組と首位を争っている。公表されている限りでは、ビデオリサーチによる2008年(平成20年)12月の関西圏聴取率調査で、FM局を含む全局全番組中の聴取率1位を獲得した(2009年(平成21年)1月17日にMBSラジオで放送された『それゆけ!メッセンジャー』より)。以降の調査でも、聴取率で首位に立ったことがあるという。
当番組の前身は、1971年(昭和46年)4月 - 1977年(昭和52年)3月に放送された『おはようパーソナリティ中村鋭一です』。全国のAMラジオ局で聴取率1位を記録したほどの人気番組だったが、パーソナリティの中村鋭一が1977年(昭和52年)に参議院議員選挙の出馬を表明。中村が退社した1977年(昭和52年)3月28日に、当時34歳の中堅アナウンサーだった道上がパーソナリティを引き継ぐ格好で、当番組の放送を開始した。中村から「六甲おろし」の熱唱などのスタイルを継承する一方で、阪神ファンなどのリスナーを巻き込んだ企画を続々と打ち出したこともあって、現在まで人気番組の座を維持している。かつて後枠番組『全力投球!!妹尾和夫です』でパーソナリティを務めた妹尾和夫のように、当番組のことを「おはパ」と称する者も少なからずいる。
放送時間については、開始当初は7:15からの放送だったが、1989年に6:30からの開始へ変更。また、1999年(平成11年)4月 - 2003年(平成15年)9月の期間は朝6:30 - 8:30までの放送だった(8:30からは『東西南北 龍介がゆく』を放送)。
毎年1月2日及び3日には、ABCラジオで午前8時前から東京箱根間往復大学駅伝競走中継(文化放送制作)のネット受けを実施するため、録って出し形式の短縮版を放送するか番組自体を休止。毎年8月に開催される全国高等学校野球選手権大会期間中でも、第1試合の開始を8:30に予定している日には、ラジオでの実況中継を優先するため当番組の放送終了時間を繰り上げる。
アシスタントが秋吉英美だった時代から、公式サイト内に「おはパソ日記」を設けている。当初は秋吉だけが記述。2007年(平成19年)3月30日までの一時期は、「朝日新聞」関西版の公式サイトにも転載された。同紙での連載終了後には、秋吉に加えて、道上も日記を記すようになった。公式サイトでは引き続きおはパソ日記が月曜日から金曜日に更新され、過去に掲載された分も閲覧可能である(ただし、2008年(平成20年)4月から2011年(平成23年)3月までは過去に掲載された分を閲覧する場合、無料メンバーサイトに加入する必要だった)。
出演者[編集]
現在のタイムテーブル[編集]
2014年(平成26年)現在
時間は目安で、この限りではない。コーナー名は、実際に放送で使われている名称。6時台[編集]
- 6:30 オープニング
- 6:40 今朝の朝刊
- 6:50 ABC天気予報
- 気象予報士(月) - (火)梅本佳奈(2007年4月 - 2009年3月。2007年3月までは古川孝子が担当)、(水) - (金)服部浩充( - 2009年3月)
- 基本として、札幌・東京・福岡・大阪の当日の空模様を紹介。2009年4月6日からは、この時間に気象予報士が出演しない代わりに、アシスタントが天気予報の原稿を読む。
- 秋吉のアシスタント時代の後期(2009年6月以降)には、札幌・東京・福岡・大阪に加えて、(放送日の朝刊などで話題になっている)海外の一つの都市の天気予報を日替わりで伝えていた。
- 6:53 おでかけインフォメーション
- 6:55 おはよう朝一番
- 秋吉の後任・久野愛以降のアシスタントは、7時の時報直前に、リスナーに向けて日替わりで短いメッセージを送っている。久野がアシスタントを務めていた時期には、「おはようございます」という意味の外国語や、西日本各地の方言を日替わりで披露したこともあった。
7時台[編集]
- 7:00 時報
2012年4月からは一時、事前に応募したリスナーから毎回1人に向けて、道上・久野が時報の後に「○○さん(○○は番組側で選んだリスナーの苗字)、おはようございます」と呼び掛けていた(8:00の時報明けでも実施)。
- 2009年4月から半年間は、この時間にのみ清水とおる(気象予報士)が出演していた。以降は、6時台と同様に、アシスタントが天気予報の原稿を読む。
- この時間と8時台の天気予報では、「今週のお天気ミュージック」として、ヒット曲などのインストゥルメンタル1曲を1週間共通のBGMとして流す。そのためアシスタントは、最後に必ずBGMの曲名・アーティスト名を紹介している。
- 久野以降のアシスタントは、天気予報を伝えた後で、「道上さん」という掛け声をきっかけに私事や素朴な疑問を手短に話すようになっている。
- 7:13 ABC交通情報
- 7:15 フリースペース
- 7:25 スポーツの話題
- 7:45 話のダイジェスト
- 7:50 ABC交通情報
- 7:53 ABC天気予報
- 2009年10月4日の放送から、この時間にのみ清水が出演。
- 7:55 こどもの詩
8時台[編集]
- 8:00 話のマーケット
- 8:15 話のハイウェイ(CM部分のみ「話題のアンテナ 日本全国8時です」の企画ネット。かつてはトヨタ自動車・トヨタディーラーの1社協賛だった)
- 8:25 インフォマーシャル
- 8:30 ABCニュース
- 8:33 ABC天気予報
- 8:35 ABC交通情報
- 8:37 健康道場
- 8:50 ジャパネットたかたラジオショッピング(2011年4月 - )
- 8:55 今朝のアリナミンVは?
- 8:57 エンディング
コーナー紹介[編集]
- オープニング
- 道上を中心に、私事やスポーツの話題を日替わりで披露。最近では内輪話(寄席で言うところの楽屋ネタ)が多い。5分 - 10分が普通だが、2006年の復帰後は、道上の私事に関する話が長引く影響で、次の「今朝の朝刊」のコーナーを短縮させることが多い。
- 高野あさおがアシスタントになって以降は、最初のCMに入る直前で、道上と声を揃えて「よろしくお願いします!」と挨拶することが決まり事になっていた。秋吉がアシスタントだった時期には割愛することが多かったが、久野がアシスタントに就任してからは復活している。
- 今日の朝刊
- アシスタントが放送日の空模様に関するコメントを述べてから、「おはようパーソナリティ道上洋三です」という番組クレジットで始まるコーナー。放送日の一般紙朝刊の1面から、道上が私見を交えながら注目の記事を取り上げる。道上がコーナータイトルの代わりに、「朝刊です」と言ってから記事を紹介することが特徴。当コーナーで話し切れなかった場合には、7時台のフリーゾーンにまで持ち越す。
- オリンピックなど国際的なスポーツイベントで、日本や日本人選手が優勝したりメダルを獲得したりした話題が一面を飾った場合には、これらの話題に関する記事の紹介にほとんどの時間を費やす。その一方で、『日本経済新聞』に掲載の記事を一切取り上げず、道上自身が「難しい」と感じた記事(主に経済関連)が一面に来た場合には往々にして「読んで下さい」などというコメントで切り上げている。ちなみに、『日本経済新聞』以外の全国紙で1面トップ記事が全て異なる場合には、各紙のトップ記事を1本ずつ取り上げることが多い。
- 選挙結果に関する記事を紹介する場合は、選挙結果そのものよりも、投票率を重視する傾向がある。
- 2012年のロンドンオリンピック開催期間中には、大半の日で同オリンピック関連の話題に終始。妹尾が休暇中の道上の代役で出演していた時期を含めて、事実上「オリンピックの話題紹介コーナー」と化していた。注目度の高い競技の一部が日本時間の深夜~早朝に実施された2014年のソチオリンピック開催期間中には、共同通信からの配信記事や道上が視聴したテレビの生中継などを基に、(締め切り時間の関係で朝刊の最終版にも載せられなかった)競技情報を連日伝えている。
- おでかけインフォメーション
- 交通情報全般を扱うコーナー。最初に、ABCラジオの平日生ワイド番組で最も早く、日本道路交通情報センターから担当者が最新の道路情報を伝える。
- 道路情報の後には、航空便・鉄道の発着情報を、アシスタントがスタジオから紹介する。鉄道の遅延・道路の事故渋滞に関する情報については、リスナーからのメールを基に、道上が伝えることも多い。
- おはよう朝一番
- 放送開始までに番組へ届いたハガキ・メール・FAXを紹介する。
- 2009年3月27日までは、当コーナーでメッセージを採用されたリスナーに、スポンサーのギフト券がプレゼントされていた。
- 2008年10月27日から2009年2月4日までは、当時のスポンサーが提供を見合わせた関係で、当番組のグッズをプレゼント。提供復帰後の2009年2月27日まで続いた。
- コーナースポンサーを一新した2012年10月からは一時、タイトルコールの後に、20秒のスポットCMを1本挿入。CM明けに道上がスポンサーからの「お知らせ」を伝えてから、ハガキ・メール・FAXを紹介していた。
- アリナミンおはようメッセージ
- メール・FAXによるメッセージテーマを毎回告知。テーマは、オープニングで話題に上った道上・アシスタント・番組スタッフの行動や、「おはよう朝一番」コーナーの流れから決めることが多い。そのテーマに応じてメッセージを送ったリスナーから、毎回1名を選んで、当コーナーのスポンサーから「アリナミンV」1ケース50本入りを進呈する(エンディング付近の「今朝のアリナミンVは?」で当選者を発表)。
- 2008年9月末までは、コーナー名が「アリナミンVおはようメッセージ」であったため、秋吉がタイトルコールの前に必ず「今日も一日ブイッと行こう」と言っていた。また、ABCラジオ全体で電話によるメッセージの受付を廃止する2009年4月3日までは、電話でもメッセージを受け付けていた。最近は、当コーナーも長引きがちで、「ABCニュース」の開始時間が遅れる傾向にある。
- ABCニュース
- 道上の後輩に当たるABCのアナウンサーが、平日午前7時~11時台のシフト勤務の一環として日替わりで担当(2012年10月1日放送分から)。当番組のスタジオから伝える7時台には、担当のアナウンサーがニュースを伝えた後に、道上とひとしきりフリートークを展開するようになっている(緊急時を除く)。その一方で、8時台のニュースについては、報道ブースから伝える。
- ABCラジオでは2012年9月29日(金曜日)までは、当番組を含めて、ABCラジオで平日午前6時~11時台に放送される定時ニュースで担当アナウンサーを固定。放送上「ニュースデスク」と称していた(詳細はABCニュース#担当者を参照)。この期間にも7時台のみ、道上がニュースの合間にコメントをはさんだり、「ニュースデスク」と短めのクロストークを展開したりしていた(緊急時を除く)。
- フリーゾーン
- 7時台『ABCニュース』の直後に、放送日の朝刊に掲載された記事から気になる話題を1つ取り上げる。番組からのお知らせやミニ企画(後述)に充てられることも多く、道上の休演期間中には、道上が当コーナーのみ電話で出演した。
- 扱う話題によっては、その話題に詳しい専門家・ジャーナリストとの電話インタビューを放送することもある。吉田をアシスタントに起用してからは、この時間に経済関連(主に新しい商品・サービス)のトピックスを伝えるようになった。
- 月の初めには季節に応じたBGMと共に、1ヶ月の暦を読み上げる。
- スポーツの話題
- 当番組の名物コーナー。プロ野球シーズンには、阪神の試合結果によって内容・構成が変わる。また、プロ野球のオフシーズンには放送時間を短縮。後半部分を、当日のテーマに沿ったメッセージの紹介や、当番組やABCラジオに関連する企画・イベントの告知に充てることが多い。
- 放送前日(月曜日の放送では前週の土・日曜日)に阪神が勝った場合には、アシスタントが提供クレジットを読んでから、「第○回、阪神タイガース劇場!」と道上が絶叫。ファンファーレ(2014年4月からはサバイバー「アイ・オブ・ザ・タイガー」の前奏)を合図に、コーナーを始める。その後で、『ABCフレッシュアップベースボール』からの実況中継のダイジェスト音源を織り交ぜながら、道上が阪神選手の活躍を講談調に伝える。途中にはさまれるCMの前には、「われらが国歌 六甲おろし!」という決め言葉ともに、「六甲おろし」のBGMを放送。そのBGMを伴奏に、道上が歌い始める。放送日によっては、通常では球場では披露されない3番以降も歌う。ちなみに、アシスタントはサビだけを歌唱。秋吉がアシスタントを務めた時期には、往々にしてBGMとずれる音程が、当コーナーの名物になっていた。また最近では、「六甲おろし」を歌い終えると同時に、道上・アシスタント・スタッフがジェット風船(阪神の代表的な応援グッズ)をスタジオの中で飛ばすという趣向を加えている。
- CMを放送した後は、道上が阪神以外の日本プロ野球球団の試合結果(スコア、責任投手、本塁打)や、中止になった試合を伝える。道上でも分からない選手名については、アシスタントや番組スタッフがその場で「プロ野球選手名鑑」などの資料で確認する。
- 阪神が負けた場合には、道上がぼやきや八つ当たり気味に試合の感想を話した後に、試合結果を淡々と紹介する。以前は、阪神選手を罵倒する内容の発言も聞かれたが、リスナー・関係者から抗議が相次いだこともあって減少。近年は、実況音源を基に、自社の実況アナウンサーや解説者の発言を面白おかしく弄るようになった。
- 「六甲おろし」は特別な場合でも歌われることが多い。ちなみに、道上が休演直前の放送で歌った前日には、阪神が負けていた。近年では、阪神が勝った場合に、その試合の経過や同球団選手の活躍を「朝ごはんのうた」(当番組から生まれたオリジナルソング、後述)や「いい湯だな」などの替え歌で紹介することもある。その一方で、阪神が放送前日の試合に勝っても、試合内容や上位球団とのゲーム差などに道上が納得しない場合には「六甲おろし」をあえて歌わない。過去には、「阪神タイガース『喝!』劇場」と勝手に題名を変えて、阪神の不甲斐ない戦い振りへ怒りを露わにしたこともある。
- プロ野球のシーズンオフ期間中には、野球に限らず、マラソンなどの陸上競技やラグビーなども取り上げる。関西地方出身のスポーツ選手の兄弟姉妹や親がメッセージを寄せることも多く、マラソンの大崎悟史のように、出演者ばかりか本人も「おはパソファミリー」と称する選手もいる。毎年2月には、道上・アシスタント・番組スタッフが阪神の春季キャンプ地を訪問。キャンプ地からの全編生中継で放送を進めたり、帰阪後の放送でキャンプの模様を紹介したりしている。
- オリンピック・FIFAワールドカップの開催期間中は、ABCから開催地へ派遣されたスポーツアナウンサーが、当コーナーの後半か「話のダイジェスト」で電話リポートを入れている。野球以外の話題によっては、サッカーに詳しい「ガッチ(小縣裕介)」などのスポーツアナウンサーや、当番組と縁の深いスポーツ関係者(伊東浩司など)が当コーナーへ電話で出演することもある。ソチオリンピックの期間中には、ABCからアナウンサーを派遣しない一方で、日本代表の選手・チームが出場した注目の競技を取り上げる場合にジャパンコンソーシアム所属のアナウンサーによる選手へのインタビュー音源を流している。
- 話のダイジェスト
- 「アリナミンおはようメッセージ」での告知に応じたリスナーからのメッセージを紹介する。ただし、放送日によっては、「今朝の話題」の続きに充てることがある。
- トヨタ街かどお天気交差点(2009年4月上旬で終了)
- この番組のみ、早朝に放送される関係で、気象予報士がスタジオから天気予報を伝えた。『ABC天気予報』になった現在でも、このスタイルは継承されている。
- こどもの詩
- 1982年から放送されているコーナーで、小学生の作品(詩や作文など)を、小学校名・氏名とともにアシスタントが代読する。作品を採用された小学生には、5000円分の図書カードを進呈する。
- 当コーナーの母体は、TBS・CBCとの企画ネット番組「こどもの心」であった。
- 1児の母である吉田がアシスタントに就任した2014年4月からは、当コーナーの母親版として、「ママの詩」をリスナーから募集。後述の「話のマーケット」や、フリーゾーンで随時紹介している。さらに、同年5月26日からは、父親版に当たる「愛しのオトン日記」もフリーゾーンで開始した。
- 話のマーケット
- 日替わりコーナーで、主に時事問題を取り上げる。毎月最初の放送では、「今月の暦」として、その月に予定されている主な祭事・行事を紹介する。
- 時事問題に詳しい専門家や話題の人物が電話で出演する場合には、当コーナーか話のハイウェイに登場する。
- 話のハイウェイ
- 日替わりの特集コーナーで、通常は新刊本・雑誌の特集記事を取り上げるなど、身近な話題を扱う。道上が詳しくない流行現象や人気施設に関する情報については、アシスタントが実際に取材したり、関連の記事を紹介することが多い。
- 放送日によっては、スタジオゲストが登場したり、時事問題に詳しい専門家や話題の人物が電話で出演したりする。朝日放送がアナウンサーを採用した年には、6月下旬か7月上旬の木曜日に、新人アナウンサーが当コーナーで自己紹介を兼ねてラジオ番組への初出演を果たす。
- レギュラーゲストとして、年に数回高石ともやや張真紀などがスタジオに出演。長らく読売テレビの番組で天気予報の解説を務めていた小谷純久(気象予報士)は、日本気象協会関西支社に勤務していた時期から、折に触れて当コーナーに登場していた。また、10年ほど前までは、ギタリストの古川忠義が金曜日にレギュラーゲストで出演。ギターで生演奏を披露したり、道上にギターの弾き方を教えたりしていた。
- 健康道場
- 日替わりコーナーで、火曜日の「リスナー道場」以外は、健康に関する話題を取り上げる関係で医師が電話で出演することが多い。「リスナー道場」では、投稿したメッセージが紹介されたリスナーに、コーナースポンサーのサンスター製の健康食品を進呈する。『道上洋三の健康道場』の放送を開始した2014年10月以降も継続。
- ジャパネットたかたラジオショッピング
- 2011年4月から新設。他のラジオ番組と同様に、同社所有のスタジオから担当者(または社長の高田明)が中継で出演する。
- 今朝のアリナミンVは?
- 「アリナミンおはようメッセージ」の当選者発表。コーナーの最後に、アシスタントの声でアリナミンVのCMが流れる。
- エンディング
- 後続番組のパーソナリティー(現在は『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』の三代澤康司)に向けて、道上がコメントを残すことが特徴。ただし、放送日によっては、コメントを割愛することがある。
「スポーツの話題」と「話のハイウエイ」(特集)については、放送日の正午前後から放送翌日(金曜日放送の場合には翌週月曜日)の午前中まで、ABCラジオの公式サイト(Webio)からインターネット向けに音源を配信。その関係で、(本来の放送エリアである)関西以外の地方や、海外のリスナーからも多くのメッセージが寄せられている。ただしWebioでは、放送で流れたすべての音楽や、阪神戦の実況・ヒーローインタビューに関する音源の一部を著作権の関係で割愛。このため、道上とアシスタントが生放送中に「六甲おろし」を歌ったシーンが、Webioでは伴奏抜きで歌っているように聞こえる。なお、道上やアシスタントの代役で出演するアナウンサーやタレントも、放送前日に阪神が勝利した場合には「六甲おろし」を披露する。
2014年4月2日(水曜日)からは、「radiko.jp」プレミアムに登録していれば、日本全国からインターネット経由で当番組の全編を放送とほぼ同時に聴取できるようになった。当番組では同月下旬から、(本来のサービスエリアである)関西地方以外で「radiko.jp」プレミアムを通じて聴取しているリスナーからのメッセージを募集。募集から2週間後までに、(地元のラジオ局が「radiko.jp」関連の配信サービスを実施していない)秋田県以外の都道府県から届いたメッセージを、放送中に紹介している。
おはパソトピックス[編集]
歴代のアシスタント[編集]
☆:一般公募から起用
歴代 アシスタント名 放送上の愛称 担当期間 初代 池田生子 アイアイ 1977年3月 - 1978年9月 二代目 岩井恵子☆ ベティ 1978年10月 - 1979年9月 三代目 唐川満知子 お花ちゃん 1979年10月 - 1985年3月 四代目 安井牧子☆ マキちゃん 1985年4月 - 1986年9月 五代目 川田恵子 お恵(けい)さん 1986年10月 - 1989年3月 六代目 秀平真由美 マユミちゃん 1989年4月 - 1992年3月 七代目 竹島麻里子☆ マリちゃん 1992年4月 - 1993年3月 八代目 高野あさお あさおちゃん 1993年4月 - 1998年10月2日 九代目 秋吉英美 エミちゃん 1998年10月5日 - 2011年4月1日 十代目 久野愛☆ キューちゃん 2011年4月4日 - 2014年3月28日 十一代目 吉田詩織 しおり姫 2014年3月31日 - 初代の池田生子は、前番組の『おはようパーソナリティ中村鋭一です』から引き続き出演(ABCとのアシスタントとしての出演契約が残っていたため)。放送時期によっては、リスナーからアシスタントや愛称を公募することがある。道上の著書『ふたつめの誕生日 おはようパーソナリティ道上洋三の「なんで?」』(2014年、ワニブックス)によれば、オーディションの最終選考では、「こどもの詩」を想定した原稿の朗読が大きな決め手になるという。
当番組の前にも複数のラジオ番組に出演していた川田は、歴代のアシスタントで唯一、筆記試験で100点満点を記録[1]。歴代最長の12年半にわたってアシスタントを務めた九代目の秋吉は、歴代のアシスタントで唯一、出演期間中に結婚した。さらに2011年1月4日の当番組で、第1子の懐妊と同年5月の出産予定を自ら発表。出産への準備を機に、同年4月1日の放送で番組を卒業した(後に2児を出産)。
一般公募から「リスナーの代表」として秋吉の後任に採用された久野は、道上より47歳年下。出演開始時点では、歴代最年少(20歳)・史上初の平成生まれアシスタントであった。
十一代目の吉田は、当番組のディレクターを4年間担当した後に結婚・出産。スタッフ時代から、「眠り姫」という愛称でリスナーに知られていた。元々アナウンサーを志望していたことに加えて、ディレクター時代に「おはパソ天体専門官」として放送でリポートを担当したことなどから、道上がアシスタントに指名した。スタッフ経験者からのアシスタント起用や、子育て中の女性の起用は、いずれも当番組史上初めて。なおアシスタントに起用されてからは、「『眠り姫』では朝の(番組の)イメージに合わない」という理由で「しおり姫」と呼ばれている。
道上洋三 長期休演[編集]
2006年7月7日の放送中に、道上が、右目奥に見つかった良性の髄膜腫摘出手術のため、同年7月17日から番組を約3ヶ月間(当初の見通し)休むことを明らかにした。彼が夏休みなど以外で長期間番組を休むのは番組開始以来初で、休養中はABCアナウンサー2人(三代澤康司・浦川泰幸)が道上のピンチヒッターを務めた。
手術は無事成功し、同年8月28日にあいさつもかねて『おはようパーソナリティ道上洋三です』に道上本人が電話出演して経過報告した。
朝日放送は2006年9月14日、道上が同年9月25日の放送から番組に復帰すると発表。翌日(9月15日)、道上本人が電話出演し、そのことをリスナーに報告した。本人は電話出演の翌週(9月18日)から復帰できると言っていたが、医者および周りからのすすめもあり、9月25日からの復帰となった。
休演期間中、道上には激励やお見舞いのお便りが1,000通以上、千羽鶴13,000羽、お花・お守り・おはぎ・水ようかん・ゼリーなどのお見舞い・激励の品々が届いたそうである。
その時の流れもあり、ABCラジオまつりの時には「おはパソ」チームに三代澤、浦川の両人が含まれることもある。
「スポーツの話題」での逸話[編集]
道上が取り上げる阪神関連の話題の大半は、当日や直近の新聞記事による。しかし放送上は、新聞をめくる音がたびたびマイクに乗る一方で、引用元をほとんど紹介しない。道上自身も、『日刊スポーツ』の大阪本社発行版に掲載される内匠宏幸(同社出身のスポーツジャーナリスト)のコラム・寺尾博和(同社編集委員)の特集記事や、西村欣也(「朝日新聞」編集委員)による同紙朝刊スポーツ面の連載コラム「EYE 西村欣也」の内容を、自分流に話すことが多い。また、取り上げる話題によっては、内匠・寺尾・西村などの新聞記者が電話が出演することもある。
ちなみに西村は、大阪で過ごしていた幼少期に当番組を愛聴していたことを、当番組の生放送やトークイベントで披露。近親者からのメッセージ投稿などをきっかけに、当番組へゲストで出演したり、当コーナーで注目したりするようになったスポーツ選手も少なくない(阪神関係者以外では大畑大介・金刃憲人・辻内崇伸など)。
(選手を含む)阪神の好調時や、阪神に優勝の可能性が出てきた場合には、期間・ハガキ限定のリスナー予想企画(優勝決定日やチームの月間本塁打数など)を実施。予想の的中者から、抽選でプレゼントを進呈する。
当コーナーでは、「六甲おろし」以外にも、道上が阪神以外のプロ野球球団の応援歌を披露することがある。
- 阪神が終盤の急失速で読売ジャイアンツ(巨人)にセントラル・リーグの優勝をさらわれた2008年には、終盤まで阪神の優勝を予想してきた道上への罰ゲームとして、巨人の優勝決定直後(10月13日)に当コーナーで「第1回読売ジャイアンツ劇場」を放送。番組スタッフから巨人のレプリカユニフォーム・応援グッズを身に付けさせられた道上が、巨人の健闘を称えるメッセージを連呼したり、涙ながらに巨人の球団歌「闘魂こめて」を1番から3番まで歌ったりする羽目になった。
- 道上が当コーナーで広島東洋カープ(広島)を「阪神の友好球団」と称するあまり、阪神が広島との対戦を控えた日の放送で「阪神が負けたら広島の応援歌(それ行けカープ 〜若き鯉たち〜)を翌日の放送で披露する」と公約したところ、阪神の敗戦によってその公約を実行したことが少なからずある。
- 阪神がセントラル・リーグ4位でクライマックス・セ進出の可能性を絶たれた2011年10月には、パシフィック・リーグでの優勝によってクライマックス・パ第2ステージへの進出が確定した福岡ソフトバンクホークスの応援歌「いざゆけ若鷹軍団」を、道上と久野が熱唱したことが数回あった(日本シリーズ制覇翌日の同年11月21日放送分など)。この背景には、当時の番組スタッフにホークスファンがいたことにもよる。
- 2013年10月22日(火曜日)の当コーナーでは、前夜のクライマックス・パ ファイナルステージ第4戦で東北楽天ゴールデンイーグルスが創設9年目での日本シリーズ初進出を決めたことを祝うべく、同球団の公式応援歌「羽ばたけ楽天イーグルス」を道上と久野が披露した。
道上は2008年まで、折に触れて大相撲本場所(主に春場所)を秋吉やスタッフと観戦。秋吉も安馬(大関昇進以前の日馬富士のしこ名)のファンであることを当コーナーで公言するなど、大相撲に関心を示してきた。しかし、大麻問題や八百長問題などの不祥事が立て続けに発覚した時期に、日本相撲協会の姿勢に業を煮やした道上が「今後は大相撲を一切取り上げない」と当コーナーで宣言。ところが、大相撲が再び盛り上がりを見せ始めた同年末頃から、本場所中には幕内の主な取り組み結果を再び取り上げている。
2010年6月30日放送の当コーナーでは、前日に阪神甲子園球場であったナイトゲーム(阪神タイガース対中日ドラゴンズ戦)において、道上・秋吉が実況したシーンの収録音源を流した。このシーンは、道上をゲストに招いた『ABCフレッシュアップベースボール』枠の中継(実況担当:伊藤史隆)に入らなかったものの、道上が当コーナーで「予言者」と称する有田修三(放送時点ではABC野球解説者)が解説役として同席。試合の途中からは、有田も実況に挑戦した。ちなみに道上は、朝日放送へ入社してから数年間、スポーツアナウンサーとしてラジオでの野球実況も経験している。
ミニ企画[編集]
当番組では、道上とアシスタントによる挑戦企画を随時実施。学生時代に陸上競技の選手だった道上は、実際にホノルルマラソンやマスターズ陸上の予選会へ出場した。現在でも、ホノルルマラソンへの挑戦を後押しした高石が、年に数回「話のダイジェスト」へ出演。放送中に自身の楽曲を披露したり、特別企画に向けて楽曲を提供したりしている。
2009年6月8日の放送から一時、7時台のフリースペースを中心に、道上が近畿地方周辺の地図に向かって吹き矢を吹く「吹き矢でどこや?」という企画を実施。矢が当たった場所に該当する地域を「当日のラッキーポイント」として、その場所にまつわる情報・エピソードを放送中に募集・紹介していた。ちなみに道上は、オープニングに吹き矢を吹いたこともあった。
2010年11月からは、毎週金曜日のみ、7時台のフリースペース(途中までは「スポーツの話題」の直前、以降は同コーナーの後半)で「今週のABC」という多者択一形式の行動心理テストを実施している。以前「話のダイジェスト」にゲストで出演した正高信男(京都大学霊長類研究所教授)が、認知神経科学の見地から毎回3者択一形式のテストを作成・提供。道上・秋吉がそれぞれの主観に沿って回答したうえで、テストに出された全ての選択肢の意味を解説する。しかし実際には、「放送翌週の行動を占う」という本来の趣旨とは裏腹に、道上が勝手に4番目の選択肢(D)を作成・回答・解説することが決まり事のようになっていた。
公開放送[編集]
当番組では主に番組がスタートした日である3月28日の前後など、随時公開生放送が実施されている。3月28日前後の公開生放送は、その前に葉書で募集がある。場所はABCホールやその周辺のホールであることが多い。公開生放送に来るリスナーは近畿2府4県に限らず、三重や岡山などからもきたり、前日大阪市内に宿泊するリスナーなども。また、前日の午後11時から場所取りのために徹夜したりするリスナーもいる。
阪神タイガースが当時21年ぶりにセ・リーグ制覇を決めた翌朝の1985年10月17日、阪神甲子園球場の1塁側アルプススタンドから公開生放送を行った。なお当初は、未明から朝にかけて、当時大淀にあった朝日放送本社から阪神甲子園球場まで提灯行列形式でパレードを実施。そのまま公開生放送に臨む計画であった。しかし、警備面の不安からパレードの実行は見送られた。
1992年3月15日(日曜日)午前9時に開始されたAMステレオ放送(現在は終了)の記念すべき最初の番組として、当番組の特別公開生放送がABCホールから行われている。
2002年には番組開始25周年記念事業として「おはようパーソナリティーJapanツアー2002」と題した企画が行われた。まず3月25日 - 29日には滋賀県を除く近畿地方各地を巡回。奈良 → 和歌山 → 京都 → 兵庫(尼崎市) → 大阪の順番で公開放送を行い、3月30日にはTBSラジオ放送の番組「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」に道上と秋吉が生出演。その2日後の4月1日には朝日放送東京支社内の「ABC会館」(当時、芝公園にあった)に在京の阪神タイガースファンらを集めた公開放送を実施して25周年を祝った。
そして阪神タイガースが優勝した2003年と2005年には、優勝決定翌朝に公開生放送を実施した。マジックが点灯した時点で観覧者募集をかけて抽選で選ばれた阪神ファンが見ることができた。
2006年の道上休演中もABCポケットパークから三代澤、浦川が揃って公開生放送をした。道上復帰後は、大泉緑地(堺市)から道上が公開生放送を行った(早朝かつ大阪市内でないにもかかわらず、4,000人のリスナーが駆けつけた)。
2007年3月21日には、30周年記念公開生放送「1万人の六甲おろし」合唱が大阪城ホールで行われた。葉書であらかじめ応募する必要がなく、会場に行くだけで公開生放送を見ることができた。当日は、早朝から会場前には番組を見ようとするリスナーの長蛇の列が出来、早朝にもかかわらず大阪城ホール最寄り駅のJR大阪環状線・大阪城公園駅に向かうリスナーが殺到したために、JR大阪環状線などの電車が満員状態での運行となった。番組開始15分後の午前6時45分頃には会場は満員札止めとなり、収容限界ぎりぎりの約1万2,000人が公開生放送を見学した。また、会場近くまで来たものの入場できなかったリスナーも約3,000人いたが、放送上の合間を使って道上自ら大阪城ホールの外まで出向き、入場できなかったリスナーに直接詫びた。
放送開始33年目を迎えた2010年3月19日には、阪神OBの吉田義男(ABC野球解説者)・田淵幸一(当時のOB会会長)をゲストに迎えて「33周年記念公開生放送」を、当時リニューアル工事を終えたばかりの阪神甲子園球場の一塁側内野スタンドに設けた放送ブースから、同球場では25年ぶりに公開生放送を実施。内野席の一部を無料で開放したところ、早朝にもかかわらず3,000人を超えるリスナーが集まった。当日の放送では、「タイガース劇場」のファンファーレを合図に、同球場のウグイス嬢が道上の予想による阪神の2010年開幕戦スターティングメンバーを試合さながらに紹介。道上・吉田・田淵で阪神の展望を語り合ったほか、集まったリスナーが参加できる特別企画として、同年度の日本シリーズのチケットを賭けた○×クイズ「33周年記念おはパソクイズ!日本シリーズへ行きたくないか?!」を実施した。ちなみに道上は、「阪神と北海道日本ハムファイターズが日本シリーズで対戦する」との予想の下にチケットを用意したが、同年度には両チームとも日本シリーズに進出できなかった。
放送開始35年目に当たる2012年には、5月4日(金曜日)にホームズスタジアム神戸で、番組史上最大規模の公開生放送を実施。スタンドを無料で開放したことに加えて、スタジアム付近を通る神戸市営地下鉄海岸線が特別ダイヤで列車を増便させたこともあって、祝日(みどりの日)の早朝にもかかわらず1万2,000人以上のリスナーが集まった。ゲストは、バイマーヤンジン(チベット出身・日本在住の歌手)と丸谷明夫(大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部顧問)。8時台の後半には、丸谷の指揮で同部の学生がカーペンターズのメドレーを演奏したほか、吹奏楽をバックに道上・久野とリスナーが「六甲おろし」を大合唱。バイマーヤンジンによる童謡「故郷」の歌唱で、生放送を締めくくった。ちなみに、生放送の開始当初はスタジアムの可動屋根を閉めていたが、7時台の途中から屋根を開放。放送でも道上が、その模様を伝えている。
夢野球[編集]
2008年3月20日に京セラドーム大阪で、掛布雅之、村上隆行、田淵幸一、有田修三らプロ野球OBと独自のトライアウトを行い結成したABCドジョーズVS茨城ゴールデンゴールズの試合が行われた。結果は8-0で茨城ゴールデンゴールズが勝利した。道上は先発投手として登板したが、2番バッターにストライクツーから死球を投げるなど、わずか8球でKOされてしまった。秋吉も6回に代打として出場しホームラン宣言をしたが、凡打に倒れた。
夏休み時の対応[編集]
道上とアシスタントは例年、夏季に1週間(2011年以降は2週間)の夏休みをとる。2人同時にとる年もあれば、時期をずらす年もある。その間はピンチヒッターが番組を担当する。ピンチヒッターは例年、ABCアナウンサーが起用される。また年によっては、ABCラジオで他番組を担当するパーソナリティが起用されることもある(過去には妹尾和夫など)。
秋吉がアシスタントであった2007年度には、秋吉の夏休み(同年8月6日 - 10日)の際に、歴代アシスタント8人のうち5人が日替わりでピンチヒッターを務めた。
2009年度の夏休みは8月17日 - 21日に2人が同時にとり、道上のピンチヒッターとして17日・18日は上田剛彦、19日 - 21日は柴田博が、秋吉のピンチヒッターとして5日間とも加藤明子(いずれもABCアナウンサー)がそれぞれ担当した。
2010年度の放送では、8月2日 - 6日を夏休み期間に設定。普段は「スポーツの話題」(前述)で阪神戦実況の模様を再生されているスポーツアナウンサーが、日替わりで道上の代役を務めた(2日清水次郎、3日岩本計介、4日中邨雄二、5日枝松順一)。なお、2日 - 5日の放送では、フリーアナウンサーの渡辺景子が秋吉の代役でアシスタントを担当。最終日(6日)の放送では、スポーツアナウンサーで『ようこそ!伊藤史隆です』(土曜日の同時間帯に放送中の生ワイド番組)のパーソナリティー・伊藤史隆と、同番組アシスタントの林智美が揃って出演した。伊藤・林は、翌朝の同番組でも生放送に登場している。
アシスタントが秋吉から久野に代わった2011年度の放送では、道上・久野とも、8月1日から2週間にわたって夏期休暇を取得。この間には、以下のアナウンサー・パーソナリティが、持ち回りでピンチヒッターを務めた。
- 8月1日~5日(月~金曜日共通):中邨雄二・慶元まさ美(前枠の生放送番組『慶元まさ美のおはようパートナー』から続けて出演)
- 8月8日~12日(全国高等学校野球選手権大会期間中、当番組の後枠で8:00プレイボールの第1試合を中継した関係で放送時間を全日6:30 - 7:56に短縮):桑原征平(『桑原征平粋も甘いも』パーソナリティ)をはじめ、同大会期間中に放送を休止する生ワイド番組(『 』内参照)のレギュラー出演者が日替わりで代演。
- 8月8日(月曜日):桑原征平・兵動大樹(『兵動大樹のほわ〜っとエエ感じ。』)
- 8月9日(火曜日):桑原征平・磯部公彦(『磯部・柴田の日曜のびのび大放送』)
- 8月10日(水曜日):桑原征平・井之上チャル(『武田和歌子のぴたっと。』)
- 8月11日(木曜日):桑原征平・安井牧子(『とことん全力投球!!妹尾和夫です』、当番組アシスタント時代以来の出演)
- 8月12日(金曜日):桑原征平・桂吉弥(『征平・吉弥の土曜も全開!!』)
2012年には、道上が8月6日(月曜日)~17日(金曜日)、久野が同月20日(月曜日)~31日(金曜日)にそれぞれ2週間の夏休みを取得。上記の期間中は、道上・久野のいずれか1名と、週替わりのスペシャルパーソナリティ1名によるコンビで放送した。なお、全国高等学校野球選手権大会(8日開幕)で第1試合を8:00に開始する日には、前年と同じく当番組の放送時間を短縮していた。
- 8月6日(月曜日)~10日(金曜日):妹尾和夫・久野愛[2]
- 8月13日(月曜日)~17日(金曜日):原田大二郎[3]・久野愛
- 8月20日(月曜日)~24日(金曜日):道上洋三・慶元まさ美(2011年と同じく『慶元まさ美のおはようパートナー』から続けて出演)
- 8月27日(月曜日)~31日(金曜日):道上洋三・小山乃里子(ABCラジオ『小山乃里子のうた声ラジオ』パーソナリティ、道上と長年にわたって交流)
2013年には、道上・久野とも、8月5日(月曜日)から16日(金曜日)まで休暇を取得。休暇期間中のうち、5日から9日(金曜日)までは上田剛彦・小塚舞子、12日(月曜日)から16日までは北村真平・八塚彩美(小塚以外はABCアナウンサー)のコンビが代役を務めた。
2014年には、道上・吉田とも、8月11日(月曜日)から22日(金曜日)まで休暇を取得。休暇期間中の放送では、以下のコンビが代役を務めた(橋詰・八塚はABCアナウンサー)。
- 8月11日(月曜日)~13日(水曜日):松村邦洋[4]・橋詰優子
- 8月14日(木曜日)、15日(金曜日)、19日(火曜日)~22日(金曜日):桑原征平・桂吉弥
- 8月18日(月曜日):桑原征平・八塚彩美[5]
ラジオネームなどの読み替え[編集]
この番組では、いわゆる「ラジオネーム」を放送で紹介していない。リスナーが匿名希望を目的にラジオネームでメッセージを送っても、放送上は、そのメッセージに記された情報を組み合わせながらラジオネームを読み替えている(「尼崎市43歳の主婦の方から」など)。ただし、道上の代理で出演するパーソナリティによっては、ラジオネームをそのまま紹介することがある(2011年に桑原が担当した時期など)。
ちなみにABCラジオでは、『武田和歌子のぴたっと。』『サクサク土曜日 中邨雄二です』など、道上の後輩アナウンサーがメインパーソナリティを務める生ワイド番組にも同様の傾向が見られる。また当番組では、道上も歴代のアシスタントも、FAXの表現を「ファクシミリ」に統一。メッセージを紹介したリスナーに前述のプレゼントを進呈する旨を伝える際には、道上が「記念品をお送りします」と表現している。
道上洋三どっとこむ[編集]
ABCラジオで初めて個人名の入った“dojoyozo.com”のドメインを取得。2008年4月1日から番組ホームページのURLが http://dojoyozo.com/ に変更になった。洋三の今朝の一句、英美のおはパソ日記、おはパソ写真館、会員限定で秘蔵の映像などを閲覧することができる。
2011年4月1日にサイトをリニューアル。これに伴い番組公式サイトはABCラジオサイト内の http://abc1008.com/ohapaso/ へと移転した。
35周年記念企画[編集]
放送35周年に当たる2012年には、「(『リスナーへの恩返し』という意味での)音返し」と称して、以下の記念企画を月替わりで発表。随時実施している。
- 1月:“目出度(めでた)い35周年記念携帯ストラップ”との触れ込みで、「目出タップ(めでたっぷ)」をリスナーにプレゼント。
- 2月:携帯電話向けに2種類の35周年記念待ち受け画像を制作(当番組の携帯サイトからダウンロードが可能)。道上・久野や過去の番組グッズ(後述)に関する写真をリスナーから募ったうえで、提供された写真を公式サイト内に新設の「おはパソ写真館」で公開。
- 3月:過去にボールペン2本・シャープペン1本のセットとしてリスナーに進呈していた「おはパソボールペンセット」を、色違いのボールペン3本のセットとして復活したうえで、リスナープレゼントに追加。道上の作詩・作曲による番組35周年記念ソング「朝のラッタッタ」を発表。
- 4月:楽器演奏の心得があるリスナー参加の記念イベント「おはパソ音楽祭」を、ABCホールで28日(土曜日)に開催。当番組で作った楽曲「朝ごはんのうた」「あなたへの朝」「朝のラッタッタ」のいずれか1曲を課題曲として、参加するリスナーを公募・選抜した。
- 5月:4日にホームズスタジアム神戸で公開生放送を実施(前述)。19日(土曜日)の16:55 - 17:55には、生放送後のステージ音源を含めて編集した特集番組『おはようパーソナリティ道上洋三です~35周年のおまけだよ~』をABCラジオで放送した。
- 6月:1日から番組史上初めて、スマートフォン向けの公式アプリを公開・無料配信。15日にワニブックスから35周年記念本『ハイ!どうじょ』(1,260円)を発売。
- 7月:「あなたへの朝」「朝のラッタッタ」などを収録した番組オリジナルの35周年記念CDアルバム「~あなたへの朝~」を、日本クラウンから4日に2,500円で発売。アルバムの発売を記念して、道上と久野によるミニトークショー&サイン会や、アルバム購入者を対象にした服部緑地(大阪府豊中市)での無料ミニライブを開催した。
- 8月:道上・久野の夏期休暇中に、前述のスペシャルパーソナリティを迎えて当番組を放送。
- 9月:2月配信分とは別の35周年記念待ち受け画像を、当番組の携帯サイトから無料で公開。
- 10月:過去の番組グッズなどを展示する無料イベント「道上洋三 僕の昭和部屋」を、1日から8日まで兵庫県尼崎市内で開催。累計来場者数は8,631名で、期間中には道上や久野も会場に連日姿を見せていた。
- 11・12月:キンレイとのコラボレーション企画として、「道上洋三 こだわりの肉うどん」を開発。関西地方の全域および岡山県・香川県・徳島県内のサークルKサンクス店舗で予約限定発売(後述)。
番組グッズ・プロデュース商品[編集]
メッセージを紹介したリスナーへのプレゼント[編集]
コーナー紹介・35周年記念企画で記述したプレゼントを除いて、この節で記載する。
現在[編集]
(一部のコーナーを除いて)メッセージを紹介したリスナーには、基本として「六甲おろしボールペン」、「キュキュラジオ」、「番組特製ポストカード」、「やぶから1万円」、「おはパソあめちゃん(飴)」、番組のイメージソング『あなたへの朝』のCD(後述)のいずれかを進呈している。
-
- 「六甲おろしボールペン」には、六甲おろしの歌詞を印刷。また、道上の顔のイラストが付いたボタンを押すと、道上のボイスメッセージが流れる。ABCの公式サイトなどでも発売されている。
- 「キュキュラジオ」にはAMチューナーを内蔵。ABCラジオまつりやABCの公式サイトなどでも発売されている。
- 「ポストカード」は2010年9月から、「『朝ごはんのうた』のCD」は2011年2月頃から、当番組のグッズに加わった。
- 「やぶから1万円」は現金1万円のプレゼントで、道上が放送中に独断で決める。その際には、道上が机を叩いて「やぶから1万円!」と叫ぶと、効果音が流れる趣向になっているが稀に感動的な内容等を紹介次第では、道上の裁量でプレゼントすることもある。なお、「やぶから1万円」の裁量権は、道上の代役で出演するパーソナリティにも与えられている。
過去[編集]
当番組では、放送時期や企画によって、プレゼントの内容を変えている。過去には、「おはパソバッグ」、「おはパソタオル」(当番組のタイトルをローマ字で表記)、「タイガース貯金箱」、「時計内蔵型ラジオ」、「おはパソセット」(携帯用の歯磨きセット)、「目出タップ」を進呈。また、不正解の場合にキャリーオーバー形式で賞金を積み立てるクイズを出題していた時期もあった。
2007年には、放送30周年記念企画の一環として、「オハッカーえみぞう」(当時のアシスタント・秋吉のデザインによる30周年記念ロゴマークが描かれたステッカー)を記念品ということで、2007年末をもって終了。2008年初頭からは、同じく秋吉のデザインによる「エミバッグ」を経て、「らららふきん」を進呈していた。2009年9月以降には一時、「どじょにゃん」(道上の顔をかたどったマグネット)や、「トラップ」(虎の顔をしたモップ)がプレゼントのラインアップに加わっていた。
道上の退院後には一時、「オハッテー」という切手がリスナープレゼントに入っていた。また、QUOカードを進呈していた時期もあったが、2008年初頭に廃止された。2010年秋頃からは、電子レンジ用調理器具・食器・保存容器の三役をこなす「スチームケース」を、期間限定のプレゼントとして用意していた。
2011年8月末から同年末までプレゼントに含まれていた「おはっピー」は、当番組で独自に開発・製作した阪神タイガースへの応援グッズ。ジェット風船専用のホルダーで、風船に空気を入れやすくしつつ、いったん風船に入った空気が抜けないように工夫を施している。なお、リスナーには、ジェット風船とセットで進呈していた。
30周年記念腕時計[編集]
長らく7時の時報でスポンサーを務めた時計メーカー製の電波時計。文字盤には道上のサインが記され、裏には30周年ロゴマークが彫られている。
30周年にちなみ、30人(男性用、女性用各15本)にプレゼントすると告知したところ、3万通近くの葉書が来た。そのため、1,008人限定でシリアルナンバー付きの30周年記念腕時計を販売したところ、電話が殺到し、わずか20分で完売となってしまった。そのため、人数無制限での30周年記念腕時計の特注販売を進めることが決定された。本格的な販売には男女それぞれ500個以上の注文が必要で、特注販売での腕時計にはシリアルナンバーはつかないという条件付きだったが、多数の注文があったため期間限定ながら販売が決まった。その後、2007年7月中旬から順次発送を進め、同年8月初めには全配送が終わった。
英美ちゃんのレッツゴー九九[編集]
1999年7月に秋吉英美が歌った九九の歌「英美ちゃんのレッツゴー九九」を発売。オリコンのウィークリーチャートで全国総合初登場29位(プラネット39位)、大阪地区では安室奈美恵を抑え初登場7位(プラネット8位)を記録した。2001年1月までに18万枚を売り上げている。
30周年記念アルバム「新しい朝」[編集]
道上洋三30番勝負の一環として、30周年記念CD「新しい朝」を2007年9月26日にキングレコードから全国で発売。同年7月24日から予約を開始したところ、初日から多数の予約が入ったほか、当番組にもCDの買い方に関するメッセージが殺到。その反響もあって、同年のオリコン年間チャートでは500位以内に入った(放送内でリスナーが発見した)。
- 品番:PKCP-2029
- 定価:3,000円(税込)
- 収録曲目:
- おめでとうの歌(秋吉英美+ABCオールスターズ)
- おもいでのアルバム(秋吉英美)
- 新しい朝〜大阪城ホール公開放送Ver.〜(道上洋三)
- 1万人の六甲おろし(道上洋三+ABCオールスターズ&1万2千人のリスナー)
- 英美ちゃんのレッツ・ゴー!九九!(秋吉英美)
- もう一歩(高石ともや)
- ぶっちゃけロックン・ロール!(道上洋三)
- 新しい朝(道上洋三)
- 六甲おろし〜1985年Ver.〜(道上洋三)
- 新しい朝(カラオケ)
- ぶっちゃけロックン・ロール!(カラオケ)
35周年記念アルバム「あなたへの朝」[編集]
番組35周年記念企画の一環として、2012年7月4日に日本クラウンから全国で発売。同年12月28日放送分での発表によれば、発売から半年間でおよそ1万枚の売り上げを記録したという。
- 品番:CRCN-20373
- 定価:2,500円(税込)
- 収録曲目:
- 朝のラッタッター
- 朝ごはんのうた
- あなたへの朝
- ここへおいでよ
- 新しい朝
- 阪神タイガースの歌(六甲おろし)
- おはパソ音楽祭から(ダイジェスト音源)
- 道上洋三35周年の誓い ~これまでとこれから~ (ナレーション)
- 朝のラッタッター(オリジナル・カラオケ)
- 朝ごはんのうた(オリジナル・カラオケ)
- あなたへの朝 (オリジナル・カラオケ)
プロデュース商品[編集]
「おはパソカレー」[編集]
2つのカレー[編集]
2010年2月10日から期間限定で、近畿地方2府4県のセブンイレブンで発売されている1箱630円(税込)のレトルトカレー。道上が開発した「嗚呼 昭和カレー」と、新婚の秋吉が手掛けた「新妻 ドキドキキーマカレー」が1袋ずつ、谷口智則(絵本作家)が描いた動物の絵のパッケージに入っている。
予想以上の大反響[編集]
当番組では2009年、「我が家の人気メニューNo.1」というテーマで、リスナーアンケートを実施。305人から回答を得た結果、カレーが1位になった。この結果を知った道上と秋吉が、それぞれオリジナルのカレーを作ることを宣言。専門家のアドバイスを得ながら、レシピを完成させた。さらに、同年11月15日に開催された「ABCラジオまつり」の会場・万博記念公園(大阪府吹田市)において、対決形式で双方のカレーを来場者に提供した。しかし、来場者の人気が予想以上にすごく2時間ほどで終了するという大反響を呼んだことから、セブンイレブンの期間・地域限定商品として販売されることが決まった。
ちなみに、前述の「ABCラジオまつり」でアンケートを実施したところ、「嗚呼 昭和カレー」が627票を得た。これに対して、225票に終わった「新妻 ドキドキキーマカレー」では、秋吉の希望もあって商品の発売前にレシピの内容を若干変えている。また、セブンイレブンでは、発売初日から売り切れ店が相次いだという(2010年2月11日放送分より)。
「道上洋三 こだわりの肉うどん」[編集]
番組35周年記念企画の一環として、2012年12月3日から2013年1月末まで、関西地方全域および岡山県・香川県・徳島県内のサークルKサンクス店舗で発売。道上が山口県で過ごした少年時代の思い出の味である「遊食屋むさしの」(同県柳井市)の肉うどんを、キンレイの製麺・製造技術によって再現した。上記地方のサークルKサンクスで同年11年1日から19日まで予約を受け付けたところ、当初の製造予定個数(20万食)を上回る件数の予約が寄せられたため、同年内だけで約26万食を製造・販売している。ただし、「遊食屋むさしの」がある山口県内のサークルKサンクスでは当商品を扱っていない。
ちなみに、YouTube上の朝日放送公式チャンネルでは、当製品の予約期間中から公式PR動画ABCラジオ「おはパソ~道上洋三 思い出の肉うどん完成~」を配信している。当番組がYouTubeで動画を公開するのは、番組史上初めての試みである(2012年11月6日放送分の「話のハイウェイ」より)。また、同年11月18日に万博記念公園で開催された「ABCラジオまつり」では、参加者1万名への無料試食企画「1万人の大試食会」を実施した。
「道上洋三の中華そば物語」[編集]
「2013年の夏期休暇中に岐阜県高山市で偶然食べた『中華そば』が、大学生時代に東京の下宿近くの屋台でよく食べていた『中華そば』の味に似ていた」という道上のエピソードをきっかけにキンレイが開発。道上やリスナー代表による試食を経て、2013年12月13日から2014年1月末まで、関西・四国地方全域および岡山県・広島県・三重県内の一部地域にあるサークルKサンクス店舗で発売した(1食498円)。対象店舗では、2013年11月17日から同月30日までの期間中に予約を受け付けたうえで、予約優先商品として販売。また、クール宅急便のサービスエリア向けに配送できる商品として、4食入りのセット(2980円)も売り出した。
当番組では、リスナーから「思い出の中華そば」に関するエピソードを募集したうえで、同年10月の放送から随時紹介。前年に続いて「ABCラジオまつり」(2013年11月17日に万博記念公園で開催)で無料試食企画を実施したほか、YouTube内の朝日放送公式チャンネルでABCラジオ「おはパソ~『道上洋三の中華そば物語』完成~」 というPR動画を公開している。
当初は2013年12月26日で販売を終える予定だったが、多数のリスナーから当番組に販売続行の要望が寄せられたことから、追加発売を急遽決定した。2013年12月30日から2014年1月13日まで上記地域のサークルKサンクスで予約を受け付けたうえで、1月24日から1週間限定で発売。その結果、売上総数はおよそ25万食にまで達した(2014年1月30日放送分のオープニングで道上が発表)。
なお、3食分の応募券を貼ったハガキでの応募を条件に、希望者から抽選で1,000名に道上のサインが入った成瀬国晴デザインの箸置きを進呈。また、中華そばのスープを応用したメニューのレシピが複数のリスナーから寄せられたため、追加発売が決定した2014年1月に道上の提案で「中華そば トッピング ビフォーアフター大賞」というリスナー参加企画を開催した。
プロデュース楽曲[編集]
「朝ごはんのうた」[編集]
当番組では2010年秋に、リスナーから寄せられたアイデアを基に、「残したい童謡・新しい童謡」に関するリスナー投票を実施した。同年11月23日の放送で集計結果をベスト10形式で発表した際に、道上が「新しい童謡が少ない」との感想を述べたことから、道上自身の作曲による「朝ごはんのうた」をリスナーの協力を得ながら「番組発の童謡」として発表するプロジェクトを始動。以降は、道上・秋吉が、祭日の放送を中心に「話のダイジェスト」などのコーナーで「朝ごはんのうた」を歌っていた。
2010年12月には、歌詞をリスナーから募集。歌詞の選考期間中には、リスナーが朝食のメニューを織り込んで応募した歌詞を、道上・秋吉が放送中に日替わりで披露していた。
歌詞が決まった2011年1月10日には、ウェスティンホテル大阪で、バイキング形式の朝食会を兼ねた公開生放送「皆で食べよう King Of 朝ごはん」を実施した。当番組では、その際にリスナー参加の下で収録した音源と、放送とは別に大阪市内の幼稚園で幼稚園児とともに収録した音源を基に「朝ごはんのうた」のCDを600枚限定で製作。希望する幼稚園・保育所に100枚、希望するリスナーに抽選で500枚、それぞれ無料で進呈した。また、当番組の携帯サイトでも、ダウンロード用に音源の一部を公開。2011年の2月頃からは一時、生放送中にメッセージを紹介したリスナーにも、道上の判断でCDを進呈していた。同年3月から発売のABCラジオ創立60周年CDブック「いつもラジオと一緒」に同封のCDにも、カラオケバージョンを含めた音源が収められている。
道上は、秋吉が当番組を卒業した2011年4月以降も、後任のアシスタント・久野と一緒に「朝ごはんのうた」を放送中に歌うことがある。ただし、その際に使われるカラオケの音源には、秋吉の声が入っている。2011年5月からは、M-1グランプリ(ABCテレビ制作で2001~2010年放送)にちなんで、「朝ごはんのうた」のメロディーにオリジナルの歌詞を付けるリスナー参加企画「替-1(かえわん)グランプリ」も実施している。
ちなみに、秋吉の2代後のアシスタント・吉田は、当番組のスタッフ時代に「朝ごはんのうた」の制作へ参加。CDや音源には、吉田の声も、メロディーの一部として収められている。
書籍[編集]
らららクッキング[編集]
秋吉英美のアシスタント10周年記念として、2008年10月10日にプラネットジアースから初版1万部で発売(ISBN 978-4-89340-080-2)。発売の際には、ジュンク堂書店梅田ヒルトンプラザ店(2008年10月10日)、田村書店千里中央店、旭屋書店KuLaSu seasonなんばパークス店(ともに、2008年10月11日)、ジュンク堂書店三宮店、ブックファースト梅田店(ともに、2008年10月12日)の5店舗で秋吉と握手できるサイン本のお渡し会を実施した。また、増刷を重ねたこともあって、関西地方を中心に4万冊に届く勢い(2008年10月27日放送より)で売上を伸ばした。
おはようパーソナリティ 道上洋三のないしょ話[編集]
2011年4月20日に朝日新聞出版から発売した道上の著書(ISBN 978-4-02-250856-0)。当番組の放送開始34年目で初めて出された番組本で、リスナーからの手紙やゲストの話などから、道上自身が選んだ珠玉のエピソードを収めた。発売前後には、当番組へのリスナーから、希望者に抽選で同書を進呈している。
おはようパーソナリティ道上洋三です 35周年記念本「ハイ!どうじょ」[編集]
2012年6月15日にワニブックスから発売した番組初の公式ガイド本(ISBN 978-4-8470-9070-7)。当番組の年表、道上と久野への密着取材の模様、久野以前の歴代アシスタントや番組と縁の深い著名人からのお祝いコメント、制作スタッフが披露した当番組の裏話などを収めている。同年12月28日放送分での発表によれば、約半年間で約2万部を売り上げたという。
番組テーマ曲[編集]
テーマ曲は「クラリネット・ポルカ」。番組開始当初からオープニングとエンディングで流れている。
2011年7月には、関西を中心に活動するフォークデュオのワライナキが、道上からの依頼でイメージソング「あなたへの朝」を書き下ろした。当初のタイトルは「花の詩(うた)」だったが、道上がワライナキと打ち合わせを重ねた結果、タイトルや歌詞・メロディーの一部を変更。同年9月下旬から、道上・久野などの歌でジングルに使用している。また、「朝ごはんのうた」と同様にCDも製作。同年10月から、リスナーへのプレゼント(前述)に加えている。
なお、吉田をアシスタントに迎えた直後の2014年4月には、道上の作詞・ワライナキの作曲・道上と吉田の歌唱による「飛び出せ、朝!」を新しいイメージソングとして発表している。
年始の特別番組[編集]
以前は、『おめでとうパーソナリティ道上洋三です』というタイトルで、1月1日に年始の特別番組が放送されていた。
2007年は17:30 - 18:24(JST)に放送された。内容は、おはパソに出演したことのある外国在住の人に正月の様子を伝えてもらうものであった。もちろん、六甲おろしも歌った。
2008年1月1日は平日であったが、本放送は元旦特番のため中止され、14:00 - 15:00に特別番組が放送された。余談だが、その年の4日に道上本人が、この番組が録音であるにもかかわらず、本番組の後に放送された生放送番組『全力投球!!妹尾和夫です』内で電話で出演した。
なお2010年は、1月1日が金曜日であったにもかかわらず、ABCラジオでは当番組の時間帯に生放送の特別番組『伊藤史隆のLet's寅(とら)い! ようこそ2010年』を編成。当番組の年始特別番組も放送されなかった。そのため、当番組における同年最初の放送は、4日(月曜日のレギュラー放送)からになった。1月1日に長時間の生放送番組『新春スーパーワイド』を編成するようになった2011年以降は、2011年のみ1月3日(月曜日)から、2012年以降は1月2日からそれぞれ事前収録の短縮版を放送。また、1月2日の午後に特別番組『おめでとう道上洋三です』を放送している。
特別番組・連動企画[編集]
テレビ[編集]
- 1979年から1985年までは、「テレビとラジオがドッキング」というテーマで、『おはよう朝日です』(現在もABCテレビで当番組と同じ時間帯に放送中)平日版との間で年に1回サイマル放送を実施。司会の乾龍介(放送当時はABCアナウンサー)など、平日版出演者の声がラジオにも流れた。2006年9月25日には、道上が病気療養から復帰した関係で、1コーナー限定ながら同番組とのサイマル放送を復活させている。
- 2011年10月6日にABCテレビで放送された『ビーバップ!ハイヒール』では、「ラジオじゃできない『ラジオのないしょ話』」というテーマで、道上がゲスト講師として登場。当番組放送中のスタジオの風景を映したVTRや、前述の「おはようパーソナリティ 道上洋三のないしょ話」に所収のエピソードに基づく再現VTRを放送した。オープニングでは、当番組第1回放送での道上の第一声や、30周年記念公開生放送(前述)の盛況振りなども紹介。また、放送時点で当番組のアシスタントである久野は、再現VTRにも過去のアシスタント役で出演している。
- 当番組では、『ビーバップ!ハイヒール』収録前の放送で、リスナーから「ビーバップメンバー(同番組レギュラー陣)の恥ずかしい目撃談」を募集。同番組の後半では、「クラリネット・ポルカ」をアレンジしたBGMに乗せて、道上がハイヒールや徳井義実(チュートリアル)に関する目撃談を本人たちの前で披露した。
ラジオ[編集]
- ABCラジオの『ABCヤングリクエスト』(道上が当番組の開始前に初代のパーソナリティを務めた深夜番組)でリスナー参加の富士登山企画を実施した時期には、パーソナリティとして同行していたABCのアナウンサーが、当番組の放送中に富士山の5合目から中継リポートを送っていた。
- 2009年11月8日には、ABC・MBS両局によるコラボレーション企画として、当番組の裏番組でパーソナリティを務める浜村淳と道上のトークショーが第七藝術劇場(大阪市淀川区)で実現。その模様が、同月23日に両局で放送された。
派生番組『道上洋三の健康道場』[編集]
道上洋三の健康道場 ジャンル 健康教育・トーク番組 放送方式 収録 放送期間 2014年10月4日 - 放送時間 土曜日 7:00-7:30 放送局 ABCラジオ ネットワーク 全国10局ネット(HBC・YBSのみ同時、他一部地域先行または時差) パーソナリティ 道上洋三 出演 川添佳穂 提供 サンスター 公式サイト 公式サイト 特記事項:
「おはパソ」の同名ミニコーナーからのスピンオフ番組テンプレートを表示 2014年10月からは、当番組内で「健康道場」の放送を継続するとともに、同コーナーから派生したサンスター1社提供の単独番組『道上洋三の健康道場』の放送を開始。「健康道場の師範」と称する道上が、ゲストを交えながら、これまでの人生で培った健康へのこだわりを語り合う。また、リスナーからの健康相談を紹介する。
アシスタントに当たる「筆頭門下生」には、朝日放送アナウンサーの川添佳穂を起用。2014年入社の川添が、ラジオの全国ネット番組にレギュラーで出演するのは、当番組が初めてである。
朝日放送ラジオスタジオでの事前収録による番組で、放送開始時点でのネット局と放送時間は以下のとおり[6]。オープニングでは、川添がネット局の所在地と略称をすべて紹介している。
ネット局[編集]
- 毎週土曜日7:00 - 7:30
- 毎週土曜日 6:30 - 7:00(同日30分先行ネット)
- 毎週土曜日 8:20 - 8:50(同日1時間20分遅れ・時差ネット)
- 毎週日曜日 12:00 - 12:30(1日遅れ)
- 毎週日曜日 19:00 - 19:30(1日遅れ)
ゲストコーナー[編集]
番組の前半に行われる。各界著名人を2週(例外で3週となる場合有り)にわたり、著名人の健康法をインタビューする。
- 2014年
ストリーミング配信・新聞[編集]
2011年(平成23年)10月からは、道上が縁の深い著名人と対談する収録企画「堂々上々 道上洋三が行く」を、月に1回「話のダイジェスト」「話のマーケット」で放送。放送終了後に、Webioと公式サイトからインターネット向けに音源を配信している。Webioでは毎月更新されるが、公式サイトでは、過去の配信分を含めたすべての音源を公開している。ちなみにタイトルは、「道上が対談相手と縁の深い場所へ出向く」という対談のスタイルに、道上の苗字を掛けている。
また、配信開始と同時に、『朝日新聞』関西版の夕刊(配信回によっては朝刊)に当番組の特集ページを1ページ新設。月に1回のペースで、「堂々上々 道上洋三が行く」の収録の模様や、当番組で紹介したメッセージから道上が特に印象に残った内容などを掲載していた。
2014年(平成26年)3月で企画を終了。対談に登場したゲストは、合計で28名に達した。
- 2011年10月16日放送分:高石ともや
- 2011年11月5日放送分:佐々木正
- 2011年12月9日放送分:日野原重明
- 2012年1月11日放送分:村嶋孟(大阪府堺市の食堂「銀シャリ亭 げこ亭」店主)
- 2012年2月29日放送分:宮本輝
- 2012年3月27日放送分:成瀬國晴
- 2012年4月20日放送分:丸谷明夫
- 2012年5月31日放送分:大畑大介
- 2012年6月28日放送分:小川洋子
- 2012年7月19日放送分:江夏豊
- 2012年8月3日放送分:梁英姫
- 2012年9月25日放送分:原田大二郎
- 2012年10月19日放送分:金本知憲
- 2012年11月26日放送分:鳥越俊太郎
- 2012年12月17日放送分:藤井純一
- 2013年1月11日放送分:桂ざこば (2代目)
- 2013年2月15日放送分:山下智茂
- 2013年3月15日放送分:平尾公彦(理化学研究所計算科学研究機構・機構長)
- 2013年4月10日放送分:福地智子(2代目フェスティバルホールなどを手掛けた音響設計士)
- 2013年5月20日放送分:百田尚樹
- 2013年6月20日放送分:尼崎博正
- 2013年7月17日放送分:永六輔
- 2013年8月2日放送分:妹尾河童
- 2013年9月18日放送分:石黒浩
- 2013年10月29日放送分:谷均史(淀川キリスト教病院所属の小児科・産婦人科医)
- 2013年11月22日放送分:雑賀慶二(東洋精米機製作所代表取締役社長)
- 2013年12月25日放送分:山口香
- 2014年1月27日放送分:高橋英一(京懐石料理店「瓢亭」第14代店主)
- 2014年2月24日放送分:朝井まかて
脚注[編集]
[ヘルプ] - ^ 『ふたつめの誕生日 おはようパーソナリティ道上洋三の「なんで?」』に所収の「『歴代アシスタント』のなんで」より
- ^ 妹尾は数年振りに道上の代役で登場したが、阪神タイガースの連敗やロンドンオリンピックと重なったため、「六甲おろし」を1日も披露できず。7日のみ『とことん全力投球!!妹尾和夫です』にも出演。
- ^ 道上の出身中学・高校の後輩で、当番組にもたびたびゲストで出演。芸能生活で初めて帯番組のパーソナリティを担当。
- ^ 松村は、道上の故郷の隣町出身で、道上と同じく阪神ファン。11日は、47回目の誕生日でもあった。「六甲おろし」については、最終担当日の13日のみ歌唱。
- ^ 八塚は、吉弥が17日開催の「2014 真室川まつり」出演に伴う代役。吉弥とは月曜夕方放送の『とびだせ!夕刊探検隊』で共演。
- ^ 鎌田實(第1回・第2回ゲスト)公式ブログ「かまたみのる 八ヶ岳山麓日記」2014年10月4日付記事「お知らせ」を参照
- ^ ABCラジオ番組表
- ^ HBCラジオ2014年秋改編のお知らせ
- ^ TBCラジオ2014年秋の新番組
- ^ CBC公式ホームページ hicbc.com | ラジオ
- ^ 2014年10月4日番組表
- ^ 2014年10月4日番組表
- ^ TBSラジオ秋の新番組情報
外部リンク[編集]
- 「おはようパーソナリティー道上洋三です」番組ホームページ
- 「道上洋三の健康道場」番組ホームページ
- おはパソ写真館 - リスナーから提供された画像とともに、過去のリスナープレゼントや番組イベントの一部を紹介。
ABCラジオ 平日6:30 - 9:00 前番組 番組名 次番組 おはようパーソナリティ道上洋三です-ABCラジオ おはようパーソナリティ おはようパーソナリティ中村鋭一ですおはようパーソナリティ道上洋三です-ABCラジオ 土曜朝7時台前半 サクサク土曜日 中邨雄二です(7:00 - 10:00)道上洋三の健康道場-TBSラジオ 日曜12時台前半 道上洋三の健康道場-案
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