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京都
葵祭を前に「御禊の儀」で川に両手を浸す「斎王代」役の太田梨紗子さん=4日、京都市北区の上賀茂神社
京都三大祭りの一つ「葵祭」を前に、ヒロインの斎王代が身を清め祭りの無事を願う神事「御禊の儀」が4日、京都市北区の上賀茂神社で行われた。
斎王代を務める神戸大2年の太田梨紗子さん(20)=京都市上京区=が雅楽の調べとともに、十二単姿で祭場に登場。童女や采女ら約50人が随行した。
太田さんは、境内を流れる御手洗川にゆっくりと近づき、両手を浸して身を清めた後、けがれを託した木の形代を水中に投げ入れた。
神事を終えた太田さんは「水の冷たさで身が引き締まる思いでした」と緊張した表情で話した。
御禊の儀は、上賀茂神社と下鴨神社の隔年交代で催されている。
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