西宮神社 {十日えびす}
の前に、「白鹿(辰馬本家酒造)」に
灘五郷(なだごごう)は、「灘の生一本」で知られる日本酒の生産地。兵庫県神戸市の東灘区・灘区と同県西宮市を合わせた阪神間の地域を指す。酒造りに適した上質の酒米(山田錦)と上質のミネラル水(宮水)が取れ、製品の水上輸送に便利な港があったことから、日本酒の名産地として栄えた。
歴史[編集]
かつては伊丹・池田が摂津の代表的な酒どころであった。しかし幕府が江戸に移って以降、当時の技術で品質を落とさずに江戸まで酒を輸送するのには困難がつきまとった。そこで、伊丹・池田よりも輸送所要日数にして2・3日は短縮可能な灘地区が、江戸時代中期以降の上方酒の主流となっていった。また、江戸時代中期には灘では絞油業も栄えて、絞油業を大坂に独占させて江戸への油の一元的供給を図ろうとした江戸幕府と対立したが、後に江戸への直接販売が認められるようになった[1]。
明治期以降、豊かな醸造家は阪神間モダニズム文化の牽引役となった。
灘五郷を本拠地とする酒造メーカーのほか、各地の酒造メーカーの進出も多く、京都の松竹梅、滋賀の道灌なども灘五郷にも工場を置いている。かつては、京都の月桂冠、伊丹市の白雪、和歌山の世界一統なども工場を置いていた。また、忠勇、富貴、富久娘、福徳長など非関西資本の傘下に入ったところもある。
阪神・淡路大震災では、白壁土蔵造りの酒蔵、赤煉瓦の酒蔵など伝統的な景観が大いに損なわれた。震災後、中小蔵元の廃業も見られた。
とはいえ、多くの有名メーカーが軒を連ね、日本一の酒造業地帯であることに変わりはない。仕込みの時期には新酒の香りも漂い、それが環境省のかおり風景100選にも選ばれた。
江戸前期までの灘目三郷[編集]
江戸時代の灘五郷[編集]
- 今津郷:現在の兵庫県西宮市今津地区
- 東郷(魚崎郷):現在の兵庫県神戸市東灘区魚崎・本庄地区
- 中郷(御影郷):現在の兵庫県神戸市東灘区御影地区
- 西郷:現在の兵庫県神戸市灘区西郷地区
- 下灘郷:現在の兵庫県神戸市中央区ならびに兵庫区
明治中期以降の灘五郷[編集]
括弧で区切ったものは廃業した蔵である。
- 今津郷:現在の兵庫県西宮市今津地区
- 西宮郷:現在の兵庫県西宮市浜脇・用海地区
- 魚崎郷:現在の兵庫県神戸市東灘区魚崎・本庄地区
- 御影郷:現在の兵庫県神戸市東灘区御影地区
- 西郷:現在の兵庫県神戸市灘区西郷地区
灘五郷にある日本酒をテーマとする施設・博物館[編集]
- 白鹿記念酒造博物館(兵庫県西宮市)
- 白鷹禄水苑(西宮市)
- 日本盛酒蔵通り煉瓦館(西宮市)
- 白鶴酒造資料館(兵庫県神戸市東灘区)
- 神戸酒心館(神戸市東灘区)
- 菊正宗酒造記念館(神戸市東灘区)
- 浜福鶴吟醸工房(神戸市東灘区)
- 櫻正宗記念館櫻宴(神戸市東灘区)
- 酒匠館(神戸市東灘区)
- 沢の鶴資料館(兵庫県神戸市灘区)
脚注[編集]
- ^ 津田秀夫「油江戸積み禁止令」/高尾一彦「油絞運上」(『国史大辞典 1』(吉川弘文館、1979年)および藪田貫「油仕法」(『日本歴史大事典 1』(小学館、2000年)
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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そこで、入手
野越へ 山越え 海超え 西宮へ 新酒ができたぞ 飲みに 行こう
2/8 寶娘(たからむすめ) 2/9 白鷹 2/15 白鹿 2/22徳若 3/1日本盛 3/15大関
1.寶娘(たからむすめ)
大澤本家酒造
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 兵庫県西宮市東町1-13-28 |
設立 | 1770年(創業) |
業種 | 食料品 |
事業内容 | 日本酒の製造・販売 |
代表者 | 大澤一雅 |
外部リンク | http://www.ohsawasyuzo.com/ |
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大澤本家酒造株式会社(おおさわほんけしゅぞう)は、江戸中期の1770年(寛永3年)に大阪府堺市で創業し、250余年の歴史を有する清酒メーカーである。 酒の銘柄は『寳娘(たからむすめ)』。1954年(昭和29年)に、灘五郷の一つである、兵庫県西宮市の西宮郷に移転。
現在の当主は9代目大澤一雅。
杜氏の目の行き届く醸造量を守り、全ての工程を手作業で酒造りをし、隅々まで杜氏の手が入った醸造方法を代々受け継いでいる。
商品は純米大吟醸原酒、純米原酒、特撰原酒など原酒がメインの商品構成。
毎年1月からは、しぼりたて新酒、酒カスを期間限定販売。
蔵見学も可能。
蔵元直売にて販売している。
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2.白鷹
https://www.google.co.jp/#q=%E7%99%BD%E9%B7%B9%E9%85%92%E9%80%A0
生粋の灘酒 白鷹株式会社公式ホームページ
白鷹禄水苑
3.白鹿
https://www.google.co.jp/#q=%E7%99%BD%E9%B9%BF
白鹿|辰馬本家酒造株式会社
辰馬本家酒造
辰馬本家酒造株式会社 代表取締役社長 辰馬 健仁さん
白鹿ブランドの清酒で知られる辰馬本家酒造は、今年、創業350周年を迎えました。同社の代表取締役社長・辰馬健仁さんは、「景気が低迷し、日本酒の売り上げが落ち込んでいた10年前の340周年の時に、社内で大宴会を開き、“350周年は笑顔で迎えよう”と誓い合ったのを思い出しますね」と話します。
10年たった今、「まだまだ完全な笑顔というわけにはいかない」と、辰馬さん。料理に、神棚へのお供えにと、日本酒が暮らしに身近で、どこの台所にも必ず一升びんがあったのは、昔の話。「一升びんやパック酒は既存のユーザー向けのもので、それだけ造っていれば安泰な時代ではありません。すそ野を広げなければ、将来は明るくない」
ワインのようなおしゃれなボトルや、2人~3人で飲みきれる500mlサイズなどを商品化。甘い・すっきりなどの味や、どんなシーンで飲んでほしいかなど、飲み慣れない人にも分かりやすく発信するよう、大胆な路線変更も。「社内で摩擦もありますが、味を守りながらも、デザインや売り方などは、時代や嗜好に合わせた変化が必要です」
力を入れている海外輸出では、「SAKE=白鹿と言われるようにブランド力を高めたい」と、夢は大きく広がります。
350年間、酒造りを営んできた、西宮の土地への感謝の思いは尽きないという辰馬さん。記念事業として、地元の人に喜んでもらえる企画をと考えていたところ、西宮市や市内の酒蔵の協力を得て発展し、西宮まちたび博オープニングイベントとして、酒蔵通りを光で演出する「光の宴」(9月15日~30日)を開催することが決定しました。
「老舗という安心感から、変化にブレーキをかけず、摩擦を恐れず、新しいことにも挑戦していきたいですね」と意気込みます。
兵庫編集室・島村理
4.徳若
万代大澤醸造
ID:20072
5/31放送 万代大澤醸造「しずく酒」
更新日:2012年6月2日
徳若のお酒は、南部杜氏の熟練の技と勘、そして昔ながらの製法と技術を守って丹念に造られています。南部杜氏というのは、岩手県の伝統的な酒造りの技を受け継いでおられる職人さんのことで、日本三大杜氏に数えられています。徳若の杜氏さんも岩手県から来られているそうで、11月から3月までは、お正月も帰省することなく、酒造りに励んでおられるそうです。
中でもこだわりなのが、今回ご紹介する「しずく酒」。しずく酒はその名の通り、しずくのように集めたお酒で、機械を使わず、酒袋に詰めたもろみから自然と滴り落ちてくる「なか汲」だけを使用した生原酒です。もちろん素材にもこだわり、兵庫県吉川の特A地区だけで採れる山田錦を100%使用。聞いているだけで美味しそうなしずく酒。ちょうど、今年2~3月にかけてできた新酒の純米大吟醸が、いま飲み頃だと言うことなので、試飲させて頂きました。 新酒の特徴は、まず香り。華やかな甘い香りが、口から鼻へとフワッと抜けていきます。そして味はすっきりとした辛口。これは美味しい!と満足していると、次は、1年熟成させた大吟醸。さらに、瓶詰するときに火入れをした生貯蔵と言われる大吟醸も試飲させて頂きました。1年ものは、新酒とはまた違ったまろやかな味。生貯蔵は美味しさが凝縮された濃いお味に。 「日本酒は、時間が経つにしたがって香りも味も変化していくので、その時々の美味しさを味わって欲しい」と大澤社長。 試飲もさせて頂けますので、お気に入りのお酒を見つけに出かけませんか。暑い夏には、キリッと冷えた日本酒がぴったりです。
また、この季節は、父の日限定ラベルも販売。「お父さんいつもありがとう」「これかもよろしくお願いします」など、お酒と一緒に感謝の言葉を贈るのも素敵です。
「しずく酒」 純米大吟醸【生原酒・新酒】3900円(720ml) 大吟醸【生原酒】3500円(720ml) 大吟醸【生貯蔵】3000円(720ml)
万代大澤醸造 清酒徳若 住所/東町1丁目13-25 電話/0798-34-1300 営業時間/10:00~17:30 定休日/水曜日
この様子は、さくらFM78.7MHz「街レポ」で、5/31(木)15:00~(15分間)生放送でお送りしました。 番組をきく(MP3/15MB)
西宮へ酒蔵見学。1軒目♪『徳若』@万代大澤醸造㈱
寒い季節は苦手って方も多いでしょうが、冬ならではの楽しい事も色々ありますね♪
食べ物なら、カニ・河豚・ブリ・牡蠣♪ お出かけなら、温泉、スキー・スノボなどウィンタースポーツ♪ 飲み物なら、そう・・・
日本酒の季節なのです!!!!(笑
ビールだワインだと色々飲んでいますが、やっぱり日本酒大好き(笑 そして、この季節になれば色んな酒蔵の見学も出来るんですよね。 試飲も楽しい♪(これがお目当てって話も)
今回仲良しのオネエサンに誘って頂き、シーズン前だけど
阪神甲子園駅へ♪ こちらで待ち合わせをして酒蔵見学へ行くんですって。
路線バスに乗り、向かったのは
『万代大澤醸造㈱』 まだ新しい酒蔵さんです。
ドキドキワクワクんの酒蔵見学。 社長さんの丁寧な説明を聞きつつの見学
お米を洗って蒸したもの
仕込みタンクがずらり。
もこもこになってますよ(笑)
カーテンみたい? いえいえ酒粕がビッシリなんですよ。
社長さんのお話を伺いつつ、建物内を案内して頂きました。 お酒って子供と一緒で油断すると風邪をひくんですって。 温度が高くなりすぎても、低くなりすぎてもダメなので、蔵人さん達も住み込みで作業されているそうです。
こうやって、手間隙かけて愛情注がれたお酒。 酒蔵見学にお邪魔すると、本当に日本酒造りって大変なんだなぁ~と実感します。
ちなみに
この瓶(斗瓶)、結構いいお値段するんですって。 力説してはりました(笑
そして、お話を伺った後は
去年絞られた大吟醸。 実は、翌日から今年の大吟醸が絞られる事になってたんですよ・・・無念(^_^.) ※おはがきを頂き、今だけの数量限定『大吟醸 生原酒』お店で発売されているそうです。
他には
にごり酒、純米吟醸、大吟醸etc 色んなお酒を試飲させて頂き、めちゃめちゃ幸せ~(これが目当て?!)
普段、にごり酒ってほとんど飲まないんですが、あまりの美味しさに
思わず買って帰りました(笑 甘くてフルーティなにごり酒。 火入れされてないので、キャップに穴まであるんですよ♪ ※もう飲みきってしまった為、また買いに行こっと(笑
しかも社長さんから
杜氏さんが自分で飲むため、瓶詰めで残ったお酒を混ぜ合わせた秘蔵酒(非売品)をお土産に頂きました。 めちゃ嬉しかったです。ありがとうございました!
大満足の酒蔵見学の後は、ランチ・・の予定がちょっと寄り道(笑 ※続きます
【お店情報】 西宮市東町1丁目13番25号 tel :(0798) 34-1300 ※お問い合わせは0798-34-1300へどーぞ♪
5.日本盛
日本盛株式会社(にほんさかり、Nihonsakari Co.,Ltd.)は、兵庫県西宮市用海町に本社を置く酒造会社ならびに同社が発売する酒造ブランドである。灘五郷の一角を担うメーカーとしてその名を知られている。
概要[編集]
大関、白鹿などと並ぶ、日本酒の一大産地西宮市の有名酒造メーカー。CMの「日本盛はよいお酒」のキャッチコピーでもよく知られている。これは初めてCM製作された1961年(昭和36年)から採用され、今に至っているのもである。なお、120周年を迎えた2009年には「もっと、美味しく、美しく。」という新キャッチコピーを採用している。
また、このCMを作詞したのは作家の五木寛之(当時は「のぶひろし」のペンネーム)である。その後、このキャッチコピーを元に、水野有平が作詞作曲した「人生のそこかしこに」を、小金沢昇司が歌唱。日本盛の企業CMとして使用される。
沿革[編集]
- 1888年(明治21年)青年有為会が発足
- 1889年(明治22年)有為会の役員を中心に西宮企業会社を設立
- 1893年(明治26年)株式会社に変更、この後いくつか会社名変更を行い、その3年後、西宮酒造を正式な商号とする
- 1897年(明治30年)日本盛の商標を譲受登録し、「日本盛」印、「惣花」印で初出荷
- 1915年(大正4年)大正天皇の即位式に、「日本盛」が御用酒として納入される、その後、1928年(昭和3年)に昭和天皇の即位式の時も御用酒として納入される
- 1936年(昭和11年)大阪市に「日本盛酒坊」を開設
- 1945年(昭和20年)戦災で、建物の90%を消失にともない、醸造期までに1蔵を急造する。
- 1953年(昭和28年)東京駅名店街に「酒坊日本盛」を開店
- 1965年(昭和40年)社旗、社章を制定
- 1983年(昭和53年)焼酎製造免許を取得、焼酎製造にも進出
- 1987年(昭和62年)「米ぬか美人」洗顔料を発売、化粧品業界に進出
- 1989年(昭和64年・平成元年)創業100年を迎える
- 1995年(平成7年)阪神・淡路大震災により本社の施設が被害を受ける
- 2000年(平成12年)創業111年を迎えるに際し、社名を西宮酒造から、日本盛株式会社に変更。また、「日本盛酒蔵通り煉瓦館」を開業
商品[編集]
- 日本盛
- 大吟醸
- 本醸造
- 上撰
- 佳撰
- コシヒカリ100%純米酒アミノ酸2倍(コシアミ)
- 晩酌シリーズ
- すきっと冷酒(春・夏限定)
- 惣花
- サムライロック
- 梅酒
- 米ぬか美人(化粧品シリーズ)など
CM出演者[編集]
- 植木等
- 桂三枝(現在は桂文枝)
- 山村聰
- 桂歌丸
- 三遊亭小圓遊
- 森田公一とトップギャラン
- 寺島進(晩酌)
- 高見盛
- 武田鉄矢
- 小金沢昇司※CMソング「人生のそこかしこに」
- ペギー葉山
- 秋吉久美子(1988年)
- 浜村淳(2009年)
- ハイヒールリンゴ(米ぬか美人)
- かつみ・さゆり(「米ぬか美人」通販CM、2010年)
スポンサー番組[編集]
2007年4月からの提供番組は文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」の13:30手前(月・水・金)と「玉川美沙 たまなび」内「なるほど番長」16:35頃(火・木)、「吉田照美ソコダイジナトコ」内8:19頃のスポット(月 - 金)である。(2008年3月31日をもって関東地区へのラジオCMは一時中断。秋頃の再開を予定している。)
過去にスポンサーであったのは文化放送「吉田照美のやる気マンマン」(2007年3月30日で番組終了)内での、やっぱり危ない照美の小部屋(月 - 金13:25ころ)1992年9月以前は14:25頃 - の「おっと危ない照美倶楽部」の提供クレジット直後のCM枠の提供だった。
かつてはNRN系全国ネットラジオナイターのスポンサーや、1008KHz、ABCラジオでミニ番組を放送していた時期もあったが、このほかラジオ日本土曜競馬実況中継(ラジオ日本日曜競馬実況中継)の番組スポンサーでもある(主に夏場は冷酒が中心だが、秋 - 春は晩酌やキャンペーン告知を中心に流している)。
テレビではレギュラースポンサーが少ない(スポットや期末期首期の特番提供がほとんど)。また、「メイト・7」や「チャレンジショー」(両番組とも毎日放送)の1社提供や「びっくり日本新記録」(よみうりテレビ)や「新伍のワガママ大百科」(毎日放送・1993年1月から3月まで)などテレビ番組のスポンサーだった事もある。
また朝日放送とも長きにわたって関係があり、頻繁ではないものの系列衛星放送チャンネル「スカイ・A」でCMを放送している。一方、毎日放送(MBSラジオ)の『ありがとう浜村淳です』では浜村淳本人による生CMが流れている[1]。更に白黒放送の時代に「サカリちゃんの天気予報」というミニ番組もあり公式サイトで視聴できる。
2010年10月4日よりテレビ朝日系「報道ステーション」の月曜日全国ネット枠スポンサーに昇格した(21:54 - 22:30頃までの前半枠もしくは中半枠の週替わり入れ替え)。翌2011年3月末まで半年間の期間限定であり、同年10月からも同様。季節提供では過去度々あったものも、レギュラースポンサーでの番組提供は上記の「新伍のワガママ大百科」以来、実に17年半ぶりの番組提供である。なお、年末年始では同じテレビ朝日系「ミュージックステーションスーパーライブ」などに提供を差し替える。
その他[編集]
1980年代から旧・大阪中央郵便局近くのビルの屋上に横長のネオンサインを設置している(JR神戸線の車窓から見ることができる)。かつてはこのネオンサインに1カップ酒や、横を向いた徳利が笑っているなどのマークも入っていたが、現在は1カップ酒は商品として販売されてはおらず、またこれまでの徳利マークも使われていないため、横長で「清酒 日本盛」と書かれている。
脚注[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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6.大関
大関 (酒造メーカー)
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | 兵庫県西宮市今津出在家町4-9 |
設立 | 1935年10月(創業は1711年) |
業種 | 食料品 |
事業内容 | 清酒などのアルコール飲料、食品類の製造販売、化成品開発販売他 |
代表者 | 西川定良 |
資本金 | 8億2,875万円 |
売上高 | 連結:271億円(2006年3月期) |
従業員数 | 477名(2007年8月1日現在) |
主要子会社 | トヨタカローラ兵庫株式会社 有限会社ロングエステート オーゼキ・エフ・アンド・シー株式会社 株式会社三好商店 灘酒造株式会社 他 |
関係する人物 | 長部文治郎 |
外部リンク | http://www.ozeki.co.jp/index.html |
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大関株式会社(おおぜき、OZEKI CO.,LTD.)は、兵庫県西宮市に本社及び工場を置く日本の清酒製造メーカー。1合カップ容器入り清酒の先駈けとして知られる。
企業スローガンは「楽しい暮らしの大関」。
目次
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概要[編集]
正徳元年(1711年)に灘五郷の一つである今津郷で創業。本社は兵庫県西宮市今津出在家町にある。当主の長部家は辰馬家(白鹿・白鷹)、嘉納家(菊正宗・白鶴)、山邑家(櫻正宗)などと並ぶ灘五郷の旧家で、屋号は「大坂屋」。当主は七代目以降「文治郎」を襲名する。
樽廻船などの安全を期して、長部家が文化7年(1810年)に設置した今津灯台は、21世紀の今なお現役の航路標識として存在している。
当初、酒銘は「萬両」としたが、明治17年(1884年)より酒銘を「大関」としている。大相撲の大関が横綱に次ぐ番付であることから「更に上を目指す」意味を込めている[1]。
1935年に株式會社長部文治郎商店に改組、1962年に大関酒造株式会社に商号を変更、280周年を迎えた1991年に商号から「酒造」を省いて現在の「大関株式会社」に変更した。
1964年に発売が開始された「ワンカップ大関」は、1合カップ容器入り清酒の元祖である。
2005年、経営難で民事再生法を申請した多聞酒造から「多聞」の商標及び製造・販売を譲り受けた。さらに2007年には清酒「金鹿」の醸造元で、2006年3月に民事再生法を申請して経営再建中であった灘酒造を傘下に収めた(灘酒造独自での酒の製造は大関に委託する形となった)[2]。
2006年に三増酒の製造を終了した。
2011年、ワンカップ大関と「辛丹波」がモンドセレクション金賞を受賞した。
「大関総合研究所」では日本酒造りで培った技術を基にして得た醗酵技術を応用、「ヤタラーゼ」や「ウエスターゼ」といった大関独自の酵素も生産しており、その内数種類は国内特許も取得し、ライバル会社・宝ホールディングスの関連会社であるタカラバイオ等へ販売・供与している。
主な商品[編集]
日本酒[編集]
- 大関
- 純米大吟醸 長寿
- 純米大吟醸 十段仕込
- 大吟醸 大坂屋長兵衛
- 純米 山田錦
- 純米 和愉楽
- 純米 小松帯刀
- 辛丹波
- 辛丹波荒事
- 金冠大関(特撰/上撰/佳撰)
- 銀冠大関(佳撰)
- のものも(3L・2L・900ml・500ml・200ml・180ml)
- 白のものも(2L・1,8L)
- のものも純米(1,8L・900ml)
- 「のものも」は元々醸造過程で糖類や酸味料といった添加物が含まれていたが、2006年にこれらを省いた品質改良を行った。しかし、2011年秋からの出荷分からは糖類と酸味料が再び加わった一方で「(日本)国産米100%」の表記を付けている。
- のものも辛口(2L・180ml) - のものもシリーズで唯一糖類・酸味料が含まれている。
- 糖質ゼロ(1,8L・900ml)
- 粋な辛口(3L・2L・900ml)
- あまくち大関(500ml) - 糖類・酸味料が含まれている。
- 花泡香(炭酸入り清酒)
- 上撰/佳撰
- ブラック
- ジャンボ
- ミニ
- 純米酒
- 糖質ゼロ
- 多聞
- 特撰 飛天盃
- 上撰/生粋(瓶・はこ・乾杯カップ・辛口)
- 爽生貯蔵酒
- のみごろ
焼酎[編集]
- にごり芋
- 吹上焼酎(芋/麦/米)
- 麦酎(180ml)
- 芋酎(180ml)
梅酒[編集]
- 完熟梅酒
- 梅取物語
- 大関の梅酒
- にごり梅酒
- カムカム梅酒
- 紀州の南高梅原酒
カクテル[編集]
- IKEZOストレスダイエットシリーズ
- ハニージンジャー
- 艶めくゼリー スパークリング
- MINTOL
その他の商品[編集]
- 酒類
- 大関の酒蔵本みりん
- 玄米の酒
- 清涼飲料水
- 大関甘酒
- 北海道産手もみ焙煎クマ笹茶
- 北アルプスのおいしい天然水
- 海のミネラル水
- F&Cソーダ(炭酸水)
- 食品
- 化粧品
- R2O
- モイスチャークレンジング
- モイスチャーフォーム
- モイスチャーローション
- モイスチャーミルク
- モイスチャークリーム
事業所[編集]
-
事業所については、「外部リンク」を参照
関連会社[編集]
- トヨタカローラ兵庫株式会社(兵庫県神戸市兵庫区)
- 有限会社ロングエステート(兵庫県西宮市)
- OZEKI SAKE (U.S.A),INC.(アメリカ現地法人)
- オーゼキ・エフ・アンド・シー株式会社(兵庫県西宮市)
- 吹上焼酎株式会社(鹿児島県南さつま市)
- 株式会社三好商店(兵庫県西宮市)
- 大和酒造株式会社(佐賀県佐賀市)
- 鳴滝酒造株式会社(佐賀県唐津市)
- 白菊酒造株式会社(岡山県高梁市)
- 株式会社越後酒造場(新潟県新潟市北区)
CM出演者[編集]
- 貫地谷しほり(2010年、ワンカップ大関)
- 稲垣吾郎(2009年、田宮二郎のCMをリメイク)
- 河野由佳(2009年、同上、磯野洋子との共演をリメイク)
- 西田敏行(大関、はこのさけ、本生(仲村トオルと共演したものもある))
- 田村正和(大関、ワンカップ大関)
- 石川さゆり(歌のみ)
- 中村玉緒(のものも、ワンカップ大関)
- 田宮二郎(『酒は大関 心意気』のキャッチコピーを利用したCMは田宮出演のCMが最初)
- 加藤登紀子(歌のみ。田宮版と稲垣版のCMソング)
- 磯野洋子(田宮二郎と共演)
- 太地喜和子(田宮二郎と共演)
- 泉大助 (はこのさけ)
- 角野卓造(2008年には黄桜のCMに出演)
- 中島みゆき(ワンカップ大関)
- かとうれいこ(ワンカップ大関)
- 山田花子
- 小沢健二(ワンカップ大関)
- ジミー大西(ワンカップ大関)
- 萩尾みどり
- 高橋ひとみ
- 陣内孝則(はこのさけ、生酒)
- 萩原健一(ワンカップ大関)
- 高石ともや(歌のみ。ワンカップ大関のCMソング)
- 越路吹雪
- 岡崎友紀
- 仲村トオル(ワンカップ大関、本生(西田敏行と共演))
- 渡哲也(大関)松竹梅のイメージが強いが、1980年代半ばまでは大関のCMに出演していた。
※その他、声の出演で1985年の「のものも」のCMのナレーションに当時『まんが日本昔ばなし』の語り手で有名だった常田富士男・市原悦子が起用されたことがある。
番組スポンサー[編集]
- 現在
- 過去
- 行列のできる法律相談所(日テレ系)
- 土曜スーパースペシャル(日テレ系)
- 大追跡(日テレ系)
- THE夜もヒッパレ(日テレ系)
- 月曜ミステリーシアター(TBS系)※ヒッチハイク、2013年4月より最終回まで。
- 雑学家族(テレビ朝日系) など。
現在は週替わりが多く、基本的にはスポットCM中心。
大相撲と「清酒大関」[編集]
- 大関株式会社は大相撲の幕内最高優勝賞品に「酒の司 大関賞」として毎年6回行われる本場所の幕内優勝力士に同賞の表彰状と金一封、副賞として「大関」の四斗樽と「ワンカップ大関」の一年分が贈られる。また、本場所の懸賞にも長年にわたり提供しており、懸賞幕が出てきた際の場内アナウンスは「灘の酒・清酒大関」とアナウンスされる。それ以前は「楽しい暮らしを提案する大関株式会社」(社名変更時)で、更にその前は「灘の清酒、大関 醸造元」と、それぞれアナウンスしていた。
脚注[編集]
- ^ 但し、番付に横綱の文字が掲載されるようになったのはそれより後の1890年(明治23年)5月場所からで、それまでは大関の中でも突出した者に与えられる名誉称号の意味合いが強かった。
- ^ 〈灘・伏見、中小酒蔵の挑戦㊤〉逆風下の蔵再開──「身の丈」生き残りのカギ 日本経済新聞 2008年5月8日
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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白鹿記念酒造博物館/今日は、「平成二十五年度企画展」
笑う門に福の神-堀内えびすコレクション展-
https://www.google.co.jp/#q=%E4%B8%B8%E5%B9%B3%E6%96%87%E5%
丸平文庫
「京都 丸平大木人形店」明和年間創業の京雛の老舗。皇室、旧家をはじめ、良家のお嬢様が揃えた雛人形。
京都の中京区にあるお店には、雛人形が、通りに面したケースにも飾られています。
雛人形が大好きなミモロは、さっそくお店の中へ。 「わーお雛様がいっぱい並んでるー。春を感じるねぇー」と、外の寒さも忘れ、春に思いを馳せるミモロです。
気品あふれる有職雛。
実は、雛人形展などで、ここのお人形を見たことがある方も多いはずなんです。 東京、日本橋の「三井記念美術館」、愛知の「徳川美術館」などをはじめ、雛祭シーズンに全国の博物館や旧家の雛飾りには、必ずと言っていいほど、この「丸平」の雛人形が展示されています。雛人形展に行ったら、ぜひ意識してください。
そもそも「丸平大木人形店」は、江戸の明和年間の創業で、以来、写実性を基調にした気品あふれる雛人形を作り続けています。代々店主は、大木平蔵を名乗り、現在は、第7世に。 明治23年第3回内国勧業博覧会で受賞をはじめ、フランスパリ万国博覧会で金賞を受賞、日本万国博覧会では、日本を代表する雛人形として出品しました。
ちなみに、和菓子の老舗「虎屋」の第14代店主、黒川光景氏が、明治30年に生まれた長女、算子(かずこ)さんの健やかな成長を願い求めた雛人形も、この「丸平」のもの。皇室関係にも、数多く納められた雛人形で、明治、大正、昭和にかけて、良家の子女の憧れの雛人形と言えば、ここの品といっても過言ではないのです。
「わーさすが気品があるー」と、思わず見とれるミモロ。
雛人形にも、時代の波が…。「うちは、昔ながらのお雛様です」と、お店の方。雛人形の装束も、その色合わせや図柄などは、より華やかなものになったりと、変化が見られるそう。でも、ここは、有職故実における時代考証を重視した作品です。
また、少子化が進む現代。雛人形の需要は、減少傾向に。さらに、昔ながらの7段飾りは、蔭をひそめ、雄雛雌雛のカップルの親王飾りだけか、せいぜい三人官女までというのが現在の状況。住宅事情から、お雛飾りをする場所がなく、飾っても、ピアノの上とか、玄関という家も多いそうです。 「床の間のあるお家が減りましたからねー。でも、雛人形は、生まれたお嬢様の健やかな成長を願うもの。やはりお座敷などに飾って頂きたいものです」と。
「わーこんなお雛様飾りたいなぁ」と、憧れの眼差しを向けるミモロ。でも、ミモロのお家にも、床の間はありません。「クスン…」
たとえ広い座敷があっても、お雛様を飾るのが面倒…と思う人も増えているそう。日本の素晴らしい風習が、簡略化されて行くのは、淋しい気がします。1年に1度は、お雛様を出してあげて欲しいもの。
店内に並ぶお雛様は、その年のために作られたもの。毎年、売り切ってしまうそう。新しいお雛様を生まれた子に贈るため。女の子なら、自分のお雛様を持ちたいものですね。
「丸平大木人形店」の古い資料やお雛様を展示する「丸平文庫 展示室」では、毎年、「丸平代々の雛人形展」が開催されます。 今年は3月1日~3月31日まで。この時期、京都に来たら、ぜひ見学してみては?、事前の申し込みが必要です。詳しくは、ホームページで。
*「丸平大木人形店」京都市中京区六角通柳馬場東入ル 電話075-231-9626
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