吹田市市内をうろ、うろ
あそうか、「結界」 !! 「竹」をうまく使っている あの方だだろうと思うとわくわく・・・お会いした時にきこう。
結界
けっ かい[1]【結界】
[分類]茶道
(1)仏道修行に障害のないように,一定地域を聖域として定めること。寺院などの領域を定めること。
(2)密教で,一定の修法の場所を限って印を結び,真言を唱えて護り浄めること。
(3)
(ア)寺院の内陣と外陣との境の柵。
(イ)外陣中に僧俗の席を分かつために設けた柵。
(4)帳場格子。
(5)茶道具の一。風炉先屛風の代用品。道具畳の向こうに客畳のある広間などで,その仕切りに置くもの。
→ 結界石
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結界
仏教 |
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基本教義 |
縁起 四諦 八正道 三法印 四法印 諸行無常 諸法無我 涅槃寂静 一切皆苦 波羅蜜 |
人物 |
釈迦 十大弟子 龍樹 |
信仰対象 |
仏の一覧 |
分類 |
原始仏教 部派仏教 大乗仏教 密教 神仏習合 修験道 |
宗派 |
仏教の宗派 |
地域別仏教 |
インド 中国 日本 台湾 スリランカ タイ 東南アジア チベット 朝鮮 |
聖典 |
経蔵 律蔵 論蔵 |
聖地 |
八大聖地 |
歴史 |
原始 部派 上座部 大乗 |
ウィキポータル 仏教 |
結界(けっかい、Skt:Siimaabandha)とは、聖なる領域と俗なる領域を分け、秩序を維持するために区域を限ること。本来は仏教用語であるが、古神道や神道における神社なども、同様の概念があることから、言葉として用いられている。大和言葉では端境(はざかい)やたんに境ともいう。
目次[表示] |
概要 [編集]
仏教・密教 [編集]
清浄な領域と普通(もしくは不浄)の領域との区切ることである。これにはいくつかの種類がある。
また、密教では、修行する場所や道場に魔の障碍が入らないようにするため、結界が行われる。これには以下の3種類がある。
- 国土結界
- 道場結界
- 壇上結界
高野山や比叡山は国土結界、護摩修法は壇上結界の例として挙げられる。
神道・古神道 [編集]
古神道である神籬(ひもろぎ)や磐座(いわくら)信仰は、神の依り代であるとともに、その鎮守の森や森林や山や海や川や岩や木などは、禁足地である場所も多く、神域や常世と現世の端境を示し、結界としての役割も果たしている。神籬の「籬」は、垣の意味であり、磐座は磐境ともいい境を意味する。この考え方が積極的に用いられ、古来より郊外の集落の境や辻などに配置された道祖神、庚申塔、祠などの石仏は、災厄を集落に入れないようにするための、結界の役割をしていたともいわれる。
神道においても、結界は神社などでも用いられ、たとえば境界線を示すために、神社・寺院などの境内や建築物では意図的に段差を設けたり、扉や柵、鳥居や注連縄などを用いる。一般の家庭などでも、注連縄飾りや節分の鰯の干物なども結界である。
古神道や神道において、一定範囲の空間に設定されたタブー(禁足)を視覚化したものとも言え、それは聖なる領域(常世)と俗なる領域(現世)という二つの世「界」を「結」びつける役割をも持つ。
結界の例 [編集]
自然崇拝である古神道の影響を受けた仏教、密教である山岳信仰でも用いられ、修業の障害となるものが入ることを許されない場所や土地に対しても用いられるが、女人結界などがその例である。なお結界は僧事をなすために設けたものであり、本来、女性が入る事を禁ずるためではない。然るに高野山などの結界の地に女人が入るのを禁じたのは、戒律の条文にないものを地方の宜に応じて設ける随方毘尼(ずいほうびに)の一種である。
この他、生活や作法上注意すべきなんらかの境界を示す事物が、結界と呼称される場合もある。作法・礼儀・知識のない者は境界を越えたり領域内に迷いこむことができてしまい、領域や動作を冒す侵入者として扱われ、無作法または無作法者とよぶ。
また、日本建築に見られる「襖(ふすま)」「障子(しょうじ)」「衝立(ついたて)」「縁側」などの仕掛けも、同様の意味で広義の「結界」である。商家においては、帳場と客を仕切るために置く帳場格子を結界と呼ぶ。
空間を仕切る意識が希薄な日本においては、日常レベルでもさまざまな場面で「結界」が設けられる。例えば、「暖簾(のれん)」がそうである。これを下げることで往来と店を柔らかく仕切り、また時間外には仕舞うことで営業していないことを表示する。このような店の顔としての暖簾は、上記の役割を超えて、店の歴史的な伝統までも象徴することとなる。
茶道における結界 [編集]
静謐を旨とする日本独自文化の茶道においては、もてなす側の亭主と客との間にある暗黙のルールを視覚化するため、種々の仕掛けを設けこれを結界とする。
- 茶道具の一つで、客畳が道具畳に接続している時に、その境界を表示するために「炉屏」というものを置き、結界とする。
- 茶室への入り口である「躙口(にじり口)」での、低く抑えて意図的に入りにくさを強調する仕掛けも、茶席を聖なる非日常空間とするための結界である。また、茶室に入る前に手を水で清めるための「蹲踞(つくばい)」の仕掛けも同様である。
フィクション作品における結界 [編集]
小説、テレビゲーム、漫画など、フィクション作品に登場する「結界」とは、ある領域内を守る目的で、なんらかの手段や道具などを用いて持続的な霊的もしくは魔術的な防御を施すことを言う。例えば霊的な能力を持つ者が、その力を用いて悪霊などの外敵を排除し侵入させない霊的な壁に囲まれた空間を生じさせるという描写が為される。逆に結界の中に邪悪な存在や異質な存在を封じる(閉じ込める)ことで外界に対する影響を抑える場合などもある。さらに派生して、高度な科学的技術等を用いて同様の効果を発生させるもの(電磁結界等)もあり、作品によっては両者が混在することも珍しくない。
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