南宗寺(なんしゅうじ)
堺市堺区南旅篭町東3-1-1
TEL:072-232-1654
拝観時間:9時~16時
拝観料:大人400円・中人300円・小人200円
駐車場:有り(30台)
交通:阪堺線御陵前駅から徒歩5分
南宗寺(なんしゅうじ)は大阪府堺市堺区にある臨済宗大徳寺派の寺院で三好氏の菩提寺。山号は龍興山。開山は大林宗套、本尊は釈迦三尊である。茶人の武野紹鴎、千利休が修行をした、ゆかりの寺であり、沢庵宗彭が住職を務めたこともある。堺の町衆文化の発展に寄与した寺院である
歴史 [編集]
弘治3年(1557年)当時、畿内髄一の実力者に上り詰めた河内飯盛山城主・三好長慶(みよしながよし)が非業の死を遂げた父・三好元長の菩提を弔うべく、大徳寺90世の大林宗套に開山を依頼して、創建したものである。創建当時は堺市宿院町付近にあったと伝える。
天正2年(1574年)の松永久秀の兵火で焼け、さらに慶長20年(1615年、7月に元和と改元)の大坂夏の陣では堺の市街とともに焼失したが、その後、当時の住職であった沢庵宗彭によって現在の場所に再興された。現存する仏殿、山門などは沢庵の没後、17世紀半ばに整備されたものである。太平洋戦争の空襲で一部の建物を失ったが、境内は江戸時代の禅宗寺院の雰囲気をとどめている。
大坂冬の陣において、徳川家康が戦没したという伝説が残る。
境内 [編集]
- 仏殿 承応2年(1653年)建立の禅宗様仏殿。入母屋造、瓦葺き、一重裳階付き(1階建てだが屋根は2層になっている)。内部は石敷きの土間で、中央仏壇上に本尊釈迦三尊像を安置する。山門、唐門とともに1993年12月、国の重要文化財に指定されている。
- 唐門 仏殿の右方にある小規模な門で、仏殿と同時期の建設と思われる。
- 山門 甘露門とも称する。三間一戸、入母屋造、本瓦葺きの楼門。上層軒裏の扇垂木、柱に粽(ちまき)を設ける点などに禅宗様がみられる。正保4年(1647年)の建立。
建造物は他に総門、鐘楼、禅堂、坐雲亭、方丈、実相庵などがある。茶室実相庵は千利休好みと伝えられ、1963年に再建されたものである。また、方丈の枯山水庭園は古田織部の作と伝えられ、国の名勝に指定されている。
境内には他に、徳川家康のものと伝えられる墓[1]・武野紹鴎の供養塔・千利休一門の供養塔・三好一族の墓所・津田宗及一門の供養塔・中井芳滝の墓などがある。
平成25年1月5日(土) 朝日新聞
スーと
それはそれとして
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別の意味で ホット一息です
コメント
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