◆10/5 土 朝刊 朝日新聞
「地方創生」重点施策に 日米地位協定は触れず 石破首相が所信表明
■所信表明演説(骨子)
●「ルールを守る」「日本を守る」「国民を守る」「地方を守る」「若者・女性の機会を守る」が5本柱
●裏金問題に関与した議員に反省を求め、ルールを守る倫理観を確立する
●日米同盟は安全保障の基軸。中国とは「戦略的互恵関係」を推進
●防災立国を構築する。専任大臣を置く防災庁設置の準備を進める
●地方創生の交付金を当初予算ベースで倍増することを目指す
「自公過半数割れ、立憲が比較第1党」 野田代表、衆院選目標語る
自民、政治改革本部設置へ
カスハラ防止、全国初の条例 東京都、罰則なし
折々のことば:3225 鷲田清一 輪郭ができる。それは言葉だった。
(三宅香帆)
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小説を読みだして、自分の「内面」が言葉でかたどれると知ったと、書評家は言う。「他人に言えない言葉が降り積もり、だけどひとりでそれを抱えきれなくて寂しい」、そんな思いでいる人が私以外にもきっとどこかにいるはず。その人たちとこの「抱えきれなさ」を共有できた時、寂しさもなくなると。「誰かの寂しさを言葉ですくいあげる」(「現代思想」9月号)から。
(天声人語)避難所の風景
災害の発生直後から冷暖房つきのテントが並び、温かい食事が出る。トイレやシャワーも完備。同じ災害大国なのに、日本にない光景がイタリアの被災地にはある。手本のように語られることが多いが、ここに至るまでには多くの曲折があった▼▼▼▼▼元日に地震で被災した能登半島が豪雨に襲われてからきょうで2週間。今も避難所生活で耐える人々がいる。
(しつもん!ドラえもん:5221)きねんび編
江戸時代(えどじだい)に徳川将軍(とくがわしょうぐん)の前(まえ)で年(ねん)に1回(かい)行(おこな)われた勝負事(しょうぶごと)にちなむ記念日(きねんび)がある。何(なん)だろう。
将棋 どや!
将棋(しょうぎ)
江戸時代中期(えどじだいちゅうき)から11月(がつ)17日(にち)(旧暦〈きゅうれき〉)に江戸城(えどじょう)で対局(たいきょく)が行(おこな)われた。この日(ひ)は「将棋(しょうぎ)の日(ひ)」となり、土俵上(どひょうじょう)で将棋(しょうぎ)のタイトル戦(せん)が行(おこな)われたこともあるよ。
(アメリカ大統領選2024)新世代か、返り咲きか 米大統領選11月5日
11月5日に投票日を迎える米大統領選まであと1カ月。共和党のトランプ前大統領(78)が返り咲きを果たすのか、民主党のハリス副大統領(59)が新世代への道を開くのか。大接戦の行方は、米国の針路を大きく左右することになる。
旅する文学)鹿児島編 幾多の戦いを経た南国の強さ 文芸評論家・斎藤美奈子
雄大な姿を見せる鹿児島のシンボル・桜島=8月2日、朝日新聞社ヘリから
噴煙を上げる桜島。28の有人島を含む1200超の島。南北600キロに及ぶ九州南端の鹿児島が歴史の表舞台に躍り出たのは幕末だった。
◆10/5 土 be 朝刊 朝日新聞
(フロントランナー)ヘラルボニー代表取締役・松田崇弥さん、文登さん 「異彩作家」の作品を世界へ
松田崇弥さん(左)、文登さん。異彩作家の作品62点を見られる展覧会を開いた(終了)。創設した芸術賞で受賞や最終審査に進出した作品が展示されていた。2人が着るのは、ヘラルボニーが販売するシャツだ=東京・丸の内
障害がある世界中の作家が対象の芸術賞を立ち上げた。第1回の授賞式は今年8月。双子の兄、文登さんは出席者に「純粋に作品として評価する枠組みをつくっていく」と構想を話した。「障害=支援=作品は安い」の図式は避けたいと。グランプリに輝いた浅野春香さんは統合失調症の闘病を続けている。壇上で語った。「背負っているものは重い。でも私は進みます」
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