◆8/6 火 朝刊 朝日新聞
東証暴落4451円安 下げ幅過去最大 米経済懸念、円高141円台
ダウ一時1200ドル安
広島、きょう被爆79年
岡3冠 体操・個人鉄棒「金」 パリ五輪
折々のことば:3167 鷲田清一
「何かを決めたり新しく作ったりする時は 作り手の趣味や生活が色濃く出るの」
(田村由美)
(天声人語)父と暮せば
原爆で亡くなった父が幽霊になって現れ、娘の恋の応援をする。井上ひさしさんの戯曲『父と暮せば』である。被爆から3年後の広島。あの朝、一瞬にして不条理な死が地を覆った。人は炭となり、助けを求める声はむなしく漂った▼▼▼▼▼戯曲の最後で父は、自分の分まで生きろと娘を力づける。「人間のかなしいかったこと、たのしいかったこと、それを伝えるんがおまいの仕事じゃろうが」。バトンを受け取ったのは娘であり、メディアで働く私であり、いまを生きる私たちである。セミが鳴く。語り継ぐべき広島原爆忌が来た。
8/6 火 夕刊 朝日新聞
79年、核なき世界待ち望む 広島原爆の日
東証反発、一時3400円超高
文田「銀」以上 レスリング60キロ級 パリ五輪
素粒子
100年前、阪神電鉄幹部が「今年は甲子(きのえね)の歳(とし)」という神社の掲示を見なかったら、竣工(しゅんこう)が1年違っていたら、どんな名になったのだろう。あす、夏開幕。
◎
次の甲子の1984年はKKコンビが2年生。経済は堅調で「株価1万円時代」を謳歌(おうか)した。
◎
次に甲子が巡り来る2044年の日本の姿は。〈美しくにおえる健康〉と歌い継ぐための模索が続く、地球沸騰時代の我ら。
コメント
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